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一期一会から始まる福島のECサイト
「シオクリビト」で誰から買う?【後編】

2021.11.26 PR
<small>一期一会から始まる福島のECサイト</small><br>「シオクリビト」で誰から買う?【後編】

福島県の生産者の魅力を伝えるECサイト「シオクリビト」は、モノを買うだけではありません。“いいものは、つくっているヒトが面白い”という想いを切り口に展開する、ユニークな仕掛けを紹介します。

≪前編を読む

生産者の人柄がにじむ通販サイト

商品を売るためのECサイトでありながら、“モノ”ではなく“ヒト”が主役の「シオクリビト」。“いいものは、つくっているヒトが面白い”という想いの下、生産者ならではのおもしろさ、つまり魅力を伝えるため、大切にしているのはリアリティ。取材時の生産者の口調のまま書き起こすエピソード、使い捨てカメラ「写ルンです」で撮影した自然体の写真を通して、生産者の素顔を伝える。買い手は、そこから生産者の人柄を知るわけだが、より深く知ってもらうため、シオクリビトにはさまざまな仕掛けが用意してある。

各生産者のページでは、最初に商品ではなく生産者の写真が表示され、その後に人柄を物語るエピソードが写真とともに続く。エピソードは、約20個の中から約10個がランダムで表示されるようになっており、ページを訪れるたび、新たな気づきをもたらしてくれる。ただ、“あの生産者のページをもう一度見たい”と思っても、各生産者のページを訪れるためのナビゲーションメニューはない。さらに、生産者名や商品名で検索することもできない。検索は取材中の“名場面”(写真)と“名台詞”(生産者の言葉)から。その結果、買い手はさまざまな生産者のエピソードをいくつも読むことになるが、一期一会を大切に読み進めるうち、生産者に共感し、応援したいという想いが生まれる。

ちなみに購入した商品は生産者から発送されるため、時間がかかることもあるが、商品と一緒に“おまけ”が入っていることも。そうしたある種の不便さとリアリティが生む温かみのあるつながりは、シオクリビトならでは。あの人から商品が届くのが待ち遠しい、箱を開けて思わず笑顔になる――そんな“人柄にじむ福島通販”、はじめてみませんか。

「シオクリビト」の歩き方

1.モノよりもヒトが主役!
  オンリーワンのエピソードを楽しめ!
生産者一人につき、約20のエピソードが用意されているが、1回に表示されるのは約10エピソード。ランダムに表示されるため、読める内容は一期一会。ページをリロード、再訪すると、前回とは異なるエピソードを読むことができる。

2.偶然の出会いは、“運命の出会い”と思うべし!
検索は、商品名でも生産者名でもなく、取材中の“名場面”(写真)と“名台詞”(生産者の言葉)から。誰の何を写したものなのかも、誰が何について話した言葉なのかもわからないが、目にとまった写真、気になる言葉をきっかけに“運命の出会い”が生まれる。

3.親近感を覚えるワケは、写真と話題にあり!
写真はすべて使い捨てカメラ「写ルンです」で撮影することで、生産者の飾らない姿をとらえる。生産者の日常が垣間見えるエピソードと、懐かしい感じに仕上がる写真とが相まって、自分の記憶や親戚を見ているような親近感を覚える。

初公開!
撮影と取材の裏側もお見せします。

取材チームは、スマイルズのクリエイティブ本部の3人!
左から、吉田剛成さん、永井史威さん、佐々木航大さん。
取材のお供は写ルンです。約1万枚の思い出が詰まっている

一人あたり約3時間をかけて話を聞き、写真を撮る。取材・サイト制作を担当するスマイルズが心掛けているのは“つくらずにつくること”。エピソードも写真も演出や加工をせず、生産者のありのままを伝える。シオクリビトがふだんから訪れる散歩コースに同行するのも、素顔を引き出すコツだとか。

通常のロゴに加えて、45名の生産者のページに表示されるロゴは、各自が書いたもの。手書きならではの温かみに加え、文字に表れる個性からも生産者の人柄が伝わってくる
取材恒例のシオクリビトおすすめスポットへ!
仕事場に潜入!
インタビューの様子。生産者の趣味や幼少期も掘り下げる

人柄にじむ福島通販
シオクリビト
問|福島県商工会連合会 広域指導課
Tel|024-525-3411

 

≫公式サイトはこちら
 

text: Miyu Narita photo: Smiles, Norihito Suzuki
2021年12月号「ストーリーのある贈り物」

 

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