FOOD

中本製麺の「五島手延うどん」は
伝統製法ならではの美味しさ
生産者からお取り寄せ。

2020.8.22
中本製麺の「五島手延うどん」は<br>伝統製法ならではの美味しさ<br><small>生産者からお取り寄せ。</small>
中本製麺の「五島手延うどん」

生産者からのお取り寄せが身近になってきた昨今。生産者と向き合いながら〝本物の味〟を探究し、日本の食について多面的に発信し続けるフードジャーナリストの向笠千恵子さんに、おすすめのお取り寄せグルメを紹介いただきます。今回取り上げるのは、長崎県新上五島町にある中本製麺の「五島手延うどん」です。

向笠千恵子(むかさ・ちえこ)
フードジャーナリスト、食文化研究家、エッセイスト。東京・日本橋出身。慶應義塾大学文学部卒業。本物の味、安心できる食べ物、伝統食品づくりの現場を知る第一人者。志をもった生産者、美味しさ、民俗、歴史、うつわなどを多面的にとらえながら、現代の食をつづっている。2011年にグルマン世界料理本大賞グランプリを受賞した『食の街道を行く』(平凡社新書)や『ニッポンお宝食材』(小学館)など著書多数。

https://mukasa-chieko.com

昔ながらの“本物”の美味しさ

日本の三大うどん(諸説あり)にも数えられる五島手延うどんの歴史は、遣唐使が往来していた奈良・平安時代にはじまる。小麦粉を水と塩で練り上げた生地を渦巻き状に切って、ひものように細く延ばしていく。寝かせた麺を2本の棒に8の字状にかけて引き延ばして熟成させ、さらに長く延ばして乾燥させた後、切り分けて出来上がる。

「時間と労力のかかる手延べは、日本独自の麺文化です。中でも五島手延うどんは、延ばす際に島の特産である椿油を使うのが特徴。コシが強いので、ゆで上がりを鍋から直接食べる『地獄炊き』にしてもその歯応たえは変わりません」(向笠さん)

国内産小麦、島内産海水塩、島内産椿油でつくる「中本製麺」の「五島手延うどん」は、伝統の製法でつくる本物の美味しさが光る。合わせるつゆの味の決め手は、あご(トビウオ)の出汁。地元では、地獄炊きにして生卵にあご出汁めんつゆや醤油を垂らして食べるという。「はたした」の「焼きあご」は、昔ながらに炭火で焼いたあごを干したもので、旨みが強い。

五島手延うどん
麺の太さは直径約2㎜。一般的なうどんよりも細めで、断面は円形をしている。

内容量| 250g
原材料|小麦粉(国内製造)、食塩、椿油 ※原材料の一部に小麦を含む
賞味期限|1年
価格|486円
注文方法|Tel、Fax、ウェブ

 

焼きあご
あご出汁はすっきりとした上品な旨みが特徴。焼きあごのほか粉末状のあごだし(60g・756円)もある。

内容量|100g
原材料|飛魚(長崎県五島産)
賞味期限|1年
価格|1080円
注文方法|Tel

中本製麺
住所|長崎県南松浦郡新上五島町曽根郷1202-1
Tel|0959-55-2409(注文対応:平日9:00〜17:00)
Fax|0959-55-2530
www.gotoudon.jp
(「はたした」の製品も扱っています)

text=Miyu Narita photo=Kazuya Hayashi styling=Fumie Takeyama
2020年9号 特集「この夏、毎日お取り寄せ。」


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