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【漫画】第38代「天智天皇」
20人の天皇で読み解く日本史

2021.2.8
【漫画】第38代「天智天皇」<br><small> 20人の天皇で読み解く日本史</small>

126代目の天皇が誕生した2019年。今も昔も日本の歴史は天皇がつくってきたといっても過言ではありません。天皇に焦点を当ると、これまでとは違う日本の姿が見えてくるはず。今回は、大化改新により中央集権化を推進した、天智天皇を紹介します。

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第38代 天智天皇(てんじてんのう)
生没年|626–671
在位|668(43歳)–671(46歳)年
父| 舒明(じょめい)天皇
母| 皇極(こうぎょく)天皇
妻|倭姫王(やまとひめのおおきみ)

大化改新の後
即位はせずに政務を牽引

飛鳥に都が置かれたのは592年。これ以降を飛鳥時代と呼ぶ。欽明天皇に娘を嫁がせた蘇我稲目はその後、外戚として地位を築き、推古天皇、厩戸皇子(聖徳太子)とともに政治で権勢を振るった。ところが厩戸が死去し、推古天皇も後継者を明確にしないまま崩御。その後、勢力を増長させた蘇我氏が後継者争いに関与するようになる。後継者の一人だった中大兄皇子(天智天皇)は、権勢を振るっていた蘇我入鹿を殺害(乙巳の変/645年)。蘇我蝦夷の屋敷も包囲し、自害に追い込んだことで蘇我本家は滅亡した。

こうして天皇が中心となって政治を動かす算段を整えた中大兄皇子だが、自分は即位せず、叔父を孝徳天皇として擁立。はじめて年号を立て「大化」としたため、これら中央集権的な支配体制を進めた改革を「大化改新」という。

結局、中大兄皇子が天智天皇となるのは、乙巳の変から23年が経った43歳の頃で、そのわずか3年後に崩御した。

〈天皇ゆかりの地〉
競技かるたの全国大会が開催される”かるたの殿堂”
「近江神宮」

大化改新を断行した天智天皇は、近江大津宮に遷都。近江神宮は、その大津宮跡に鎮座している。昭和15年に昭和天皇の勅許で創建された旧官幣大社のひとつ。「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」という天智天皇の百人一首巻頭歌にちなみ、毎年「かるた祭」で競技かるたの全国大会が開催される。

近江神宮
住所|滋賀県大津市神宮町1-1
Tel|077-522-3725
http://oumijingu.org

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supervision: Hirofumi Yamamoto text: Akiko Yamamoto, Mimi Murota illustration: Minoru Tanibata
Discover Japan2019年6月号「天皇と元号から日本再入門」


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