安田不動産が仕掛ける神田錦町まちづくりプロジェクト新拠点「神田ポートビル」がこの春グランドオープン!
安田不動産株式会社が計画するプロジェクト「神田ポートビル」がこの春グランドオープンします。神田ポートビルは築56年の印刷会社旧社屋に、耐震補強及びリノベーション工事を実施し生まれ変わる、神田錦町まちづくりの新拠点です。生まれ変わった施設では、安田不動産株式会社のまちづくりに共感したメンバーが、神田錦町のアカデミックな空気感をそれぞれに再解釈し、自社のカラーを活かした事業を展開します。
各社の取り組みとして、糸井重里氏が代表を務める株式会社ほぼ日がこの春リニューアルする「ほぼ日の學校」の教室スタジオを、写真家池田晶紀氏が主宰する株式会社ゆかいが「あかるい写真館」を、サウナ界を牽引する米田行孝氏が代表を務める株式会社ウェルビーが次世代サウナ施設「サウナラボ」を運営し、各階順次オープン。
安田不動産が行ってきた神田錦町まちづくり
皇居の北側に位置する神田錦町は、東京大学や学習院大学の発祥の地であり、周辺には現在も高校や大学・学術機関、出版社が集積する”学びのまち”として歴史を紡いできました。現在では、丸の内や大手町から徒歩圏内で竹橋駅を始め複数路線駅からのアクセス性の高さから、数多くの大企業が入居するオフィス街へと変貌し、安田不動産はこの地で十数棟のオフィスビルを供給することで神田錦町の発展に寄与してきました。
近年ではランナーズステーションや和食店、インキュベーション拠点等特色のある路面店舗を点在的に誘致するエリアリノベーションに加え、地元の神田錦町四町会と共同で「神田錦町ご縁日」等地域イベントも企画し、ソフトの魅力向上にも努めています。
“学びのまち”として歴史を継承し、再構築した神田ポートビルでは、コミュニティを育み新たな文化を創造する拠点として、更に魅力的なまちづくりに寄与していきます。
生活の港となる場所を目指す神田ポートビル
旅の出発点であり、嵐の日には避難する場所ともなる「港」になぞらえ、糸井重里氏が“神田ポートビル”とネーミングしました。ロゴデザインはアートディレクターである菊地敦己氏が担当し、個性際立つ各社の取り組みと神田のまちの個性をフォントの集合体として表現しています。また、「神田」のフォントは、ビルの旧所有者である株式会社精興社が開発した精興社書体(※1)を特別に使用し、ロゴの組み合わせが媒体によって可変的になる仕掛けも組み込まれています。
過去と今が出会い生まれるこの場所は、都会で生活する人々の寄港地であり交易の場となる「生活の港」を目指します。
※1 (株)精興社の創業者 白井赫太郎氏の情熱と活字彫刻師 君塚樹石氏の技術協力で長い年月を費やし開発された明朝活字です。やや細めかつ小ぶりでシャープな線質と独特のカーブを持つ、美しいひらがなが特徴で、三島由紀夫「金閣寺」や村上春樹「ノルウェイの森」等、著名な作品にも使用されています。
1F
ゆかい/あかるい写真館/dragged out studio
1Fスペースには、ゆかいの企画運営によるオルタナティブスペース「dragged out studio(ドラックアウトスタジオ)」として、展覧会やイベントやワークショップを不定期に開催しつつ、フォトスタジオとしての機能を持つ「あかるい写真館」の営業を行います。また、併設したサウナラボと連携し、食堂、コワーキング、物販の販売スペース等、充実した内容で開放感のある空間を作ります。
写真家・株式会社ゆかい 代表
池田晶紀(いけだ・まさのり)
私の本業は写真家です。写真家は「会う」ことが仕事ですが、会うことを仕事にしている次の狙いは、「会う場所」をつくることでした。これからつくるこの場所には、いろんな出会いがあります。それは、人であり、物であったり、事であり、はたまた自分自身であったりと、様々なアカデミックな仕掛けとセットでオルタナティブな人たちが出入りする計画です。さらに特異なポイントとして、神田錦町という街や人が持っている気風にも触れながら、この場所に、サウナに入りに来てください。とっても贅沢な時間として、ここで野生の呼吸を取り戻す習慣がつくれたら、と考えています。
B1F & 1F
Sauna Lab
B1Fスペースには、名古屋、福岡でサウナを店舗展開するウェルビーが、街で自然を体感するスペースとしてサウナを捉え直したブランド『サウナラボ』を東京初出店。マイナス25度の『アイスサウナ』や『森のサウナ』、1人用の瞑想サウナ『から風呂』などの独創的なサウナに加え、実験的に初披露する「IKEサウナ」「OKEサウナ」といった、森林体験のできるサウナも用意しています。
サウナラボ・株式会社ウェルビー 代表
米田行孝(よねだ・ゆきたか)
人も自然の一部だと気づき、野生に目覚めるのがサウナです。身体的感覚を取り戻し「ここちよさ」を感じとることが、デジタルの時代には必要だと考え、都市でのストレスを解放する身近な自然として、この街にサウナという木を植えます。サウナは人と自然を繋ぎ、人と人とを繋げる場。新しい出会いがこの街に新たな風景を作ります。
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福岡で感じるフィンランドサウナ「ウェルビー福岡」|全国のサウナ 2021
2F & 3F
ほぼ日の學校
2018年1月に、「ごくごくのむ古典」というコンセプトでほぼ日の學校は誕生しました。好奇心にあふれた受講生、そして彼らの求めに応じるように、情熱的に、たのしげに自分の好きなテーマを語る講師たち。熱のこもった学びの場であることが、たちまち“わが校”の定評になりました。その高揚感をそのままに、いや、神田という町のエネルギー、そこに行き交う人たちの息吹、勢いを全身に浴びて、さらにパワーアップし、夢を大きく拡げる野望を抱いて、ほぼ日の學校は、2021年にリニューアル(新開校)します。
株式会社ほぼ日 代表取締役社長
糸井重里(いとい・しげさと)
多すぎるくらいのうれしい偶然。「めぐりあわせ」だとか「縁」だとか、古臭いようにも思われますが、ぼくは大事にしたいと考えています。「たまたま」というには多すぎるくらいのうれしい偶然が重なって、ぼくらの学校がこの地でお世話になることになりました。ここを港にして、たくさんの船(プロジェクト)が出港することになります。そしてたくさんの船がここで安心して停まり、疲れと汗を流します。いまから、そういう様子が目に見えるようです。「たまたま」、「ほぼ日」の本社も同じ錦町のすぐ近くに引っ越してくるんですよ(笑)。うれしいなぁ。
ほぼ日の學校長
河野通和(こうの・みちかず)
2018年1月に、「ごくごくのむ古典」というコンセプトでほぼ日の學校は誕生しました。好奇心にあふれた受講生、そして彼らの求めに応じるように、情熱的に、たのしげに自分の好きなテーマを語る講師たち。熱のこもった学びの場であることが、たちまち“わが校”の定評になりました。その高揚感をそのままに、いや、神田という町のエネルギー、そこに行き交う人たちの息吹、勢いを全身に浴びて、さらにパワーアップし、夢を大きく拡げる野望を抱いて、ほぼ日の學校は、2021年4月に、神田ポートビルでリニューアル(新開校)します。古典に限らず、世の中の森羅万象、すべてを新鮮な切り口のテーマとし、あの人も、この人も講師に迎え、どこでも、いつでも、誰にでもアプリを通して楽しんでもらえる、壮大で、夢のような学校を実現したいと願っています。ポートビルは、そのコンテンツを生み出す母港(母校)です。是非、気軽にいらしてください。どうぞよろしくお願いいたします。
神田ポートビル
住所|東京都千代田区神田錦町3-9
dragged out studio
http://dragged.jp/
あかるい写真館
https://akarui-studio.com
Sauna Lab
https://www.wellbe.co.jp/
ほぼ日の學校
https://www.hobonichi.co.jp/