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「開運」にご利益がある神社3選
《いま行くべき神社ガイド》

2023.9.24
「開運」にご利益がある神社3選<br><small>《いま行くべき神社ガイド》</small>

日本全国には8万を超える神社があるといわれるが、中でもいま訪れるべき神社はどこなのか。宗教史研究家の渋谷申博さんに教えてもらった。
 
八百万の神々は個性もさまざま。願いをかなえる得意分野も神さまによって異なる。やはり大事な願いは得意な神さまにお願いしたいところ。今回は「開運」にご利益がある神社3選。どんなに研鑽を積み準備をしても、将来への不安は残るもの。よりよき未来をつかむための力を与え、背中を押してくれる開運神社3社を紹介する。

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①金華山黄金山神社[宮城県・石巻市]
名前も由緒もめでたい“お金”のお社

写真提供=宮城県観光プロモーション推進室

743年、聖武(しょうむ)天皇は国家の安寧や万民の幸せを願って、大仏の建立を発願した。これに合わせるように東北で金が産出し、大仏の表面を輝かせるために用いられた。この奇跡を祝するために金華山黄金山神社が創建されたという。社名から金運を連想するが、そればかりではなく金メダル級の開運が期待される。
 
◎祀られている神さま
金山毘古神(かなやまひこのかみ)、 金山毘売神(かなやまひめのかみ)
 
◎代表的なご利益
金運向上/産業育成/職業繁栄
 
金華山黄金山神社(きんかさんこがねやまじんじゃ)
住所|宮城県石巻市鮎川浜金華山5
Tel|0225-45-2301
参拝時間|9:00〜16:30
参拝料|無料
https://kinkasan.jp

②志波彦神社・鹽竈神社[宮城県・塩竈市]
山幸彦や神武天皇にゆくべき道を教えた神が鎮座

ふたつの社名が並ぶが、これは平安時代に由緒正しい名神(みょうじん)大社として崇められていた志波彦神社が中世に衰微し、明治時代に鹽竈神社の境内に再興されたため。鹽竈神社の御祭神「盬土老翁神(しおつちのおじのかみ)」は、兄の釣針をなくして途方に暮れていた山幸彦や即位前の神武天皇に行くべき道を教えた開運の神。

◎祀られている神さま
志波彦神(しわひこのかみ)、鹽土老翁神(しおつちのおじのかみ)、武甕槌神(たけみかづちのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)

◎代表的なご利益
開運招福/安産守護/延命長寿

志波彦神社・鹽竈神社(しわひこじんじゃ・しおがまじんじゃ)
住所|宮城県塩竈市一森山1-1
Tel|022-367-1611
参拝時間|5:00〜18:00(11〜2月は〜17:00)
参拝料|無料
www.shiogamajinja.jp

③生島足島神社[長野県・上田市]
日本の真ん中で列島の神霊を祀る

生島足島神社で祀られる生島大神(いくしまのおおかみ)、足島大神(たるしまのおおかみ)は日本列島の神霊。すなわち日本の土地の神さまとされる。そして、鎮座する場所も日本の中央にある。ここから万物を産み育てる生命力を日本国中に行き渡らせている。その力に従えばどんな難関も突破し、運命を切り開けるだろう。
 
◎祀られている神さま
生島大神(いくしまのおおかみ)、 足島大神(たるしまのおおかみ)
 
◎代表的なご利益
諸願成就/安産子育/延命長寿
 
生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)
住所|長野県上田市下之郷中池西701
Tel|0268-38-2755
参拝時間|5:00〜17:00
参拝料|無料
www.ikushimatarushima.com

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