1日1組限定。
和歌山・奥白浜の自然に溶け込む
潮騒ガストロノミー滞在
和歌山・白浜の賑わいから南へ車で20分と、少し離れたところにある「奥白浜」には、博物学者・南方熊楠が説いた思想『自然のままで完璧』な姿がいまも残る。1日1組限定の旅で、本来の自分を取り戻す穏やかな時間と美味しい滞在を。
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南方熊楠の言葉どおりの、
飾らない自然に身を置く
真っ白な砂浜が広がる白良浜や、リゾートホテルが並ぶ温泉地・白浜。その賑わいを少し離れ、車を南へ走らせると、風景は険しい海岸線へと変わっていく。吉野熊野国立公園の懐にある奥白浜の日置エリアだ。ここには、観光地として整えられる前の、ありのままの自然がいまも残っている。

白浜の博物学者・南方熊楠がのこした『自然のままで完璧』という思想。それは、自然界のあらゆるものが複雑に関連し合い、人の手を加えずともそのままで調和しているという真理だ。奥白浜の地を歩けば、その意味は理屈ではなく、風の音や潮の香りとして伝わってくる。長い年月をかけて波が削った「鳥毛洞窟」や、変わり続ける空の色。人の手を加えていない自然の中に身を置くと、日常で強張っていた感覚が少しずつ解け、自分本来のリズムが戻ってくるのを感じられるはずだ。
※洞窟内は崩落の危険性があるため、立ち寄り時はご注意ください。
漁港という場所で、
土地の恵みを味わう
この地で体験できるのは、単なる食事や宿泊ではない。1日1組、ふたりだけのために用意された「奥白浜 潮騒ガストロノミー」だ。旅のハイライトとなる食事は、夕暮れの漁港で過ごす「漁港ダイニング」。会場は、普段は漁師以外立ち入ることのない「伊古木レジャーワーフ」だ。

現地の漁師たちの協力により、この場所を特別に借り、一夜限りのプレミアムなダイニングが整えられる。目の前に広がるのは、陽が沈みゆく水平線。聞こえるのは、波の音と海鳥の声だけだ。自然のリズムに自分を馴染ませていく穏やかな場所で、土地が育んだ命をいただく時間が始まる。
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身体に沁みわたる、
南紀の風土の味
テーブルに並ぶのは、その日の朝に日置の海で揚がったばかりの海の幸だ。料理を担当するのは、海とともに生きてきた地元の漁師のお母さん。

まずは、日置の名産である高級魚・アカハタの鍋を。魚の旨みが溶け出した出汁が、身体を芯まで温めてくれる。その出汁にレタスをくぐらせて食べる「レタスのしゃぶしゃぶ」は、漁師町で古くから親しまれてきた知恵だ。

さらに、紀州備長炭でじっくりと炙った伊勢海老や自家製干物を堪能。最後は紀州南高梅を添えた雑炊で締めくくる。漁師たちの暮らしに思いを馳せながらいただく料理は、どんな名店でも味わえない、土地の誇りが詰まった味がする。
国立公園の静けさのなかで、
深く眠る
今夜の宿となるのは、志原海岸にある自然共生型グランピング施設「In the Outdoor白浜志原海岸」だ。地球のダイナムズムを伝える鳥毛洞窟のすぐそばにあるこの宿は、余計な装飾を省き、周囲の自然を主役にするようにつくられている。

夜は、国立公園ならではの深い静寂が訪れる。焚き火のはぜる音を聴きながら、地元名産の「川添茶」を手に、大切な人と語り合う。降り注ぐような星空の下、自然の動きに自分の呼吸を重ねることで、心は静かに整っていく。
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朝の光に包まれ、自然のなかを歩く

翌朝は、朝日を浴びて輝く水面を眺めながら、展望台で朝食のピクニックを楽しむ。メニューは、和歌山県産のみかんの皮を食べて育った「紀の国みかんどり」のホットサンドだ。和歌山らしい食材を、外の空気のなかで味わうのは心地よい。

食後は、引き潮のときにしか辿り着けない「鳥毛洞窟」を眺めに行ってほしい。洞窟内には入れないが、波が幾千年もかけて刻んだ岩肌をつたって歩き、地球の力を改めて知ることができる。それは、旅の終わりにふさわしい、心が洗われるような時間となるだろう。
地域の未来を支える、新しい旅のかたち

奥白浜の自然を守り、未来へと繋いでいくために、このツアーはふるさと納税の仕組みを活用して白浜町が実施する「旅先納税®︎」の返礼品である電子ギフト「Yanico(ヤニコ)」での支払いも可能だ。旅を楽しみ、その土地を応援し、またいつか訪れる。そんな旅人と地域の繋がりが、この場所の未来を形づくっていく。
さらに旅を深めたい人には、漁師の案内による「釣り船体験」や、好きなワインや酒を約半年の海底熟成をかけられる「海底熟成ワイン体験」などのオプションも用意されている。
「自然のままで完璧」な、奥白浜の懐へ。飾らない言葉では言い尽くせない時間が、そこには確かに存在している。
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≫公式サイト
ツアー「奥白浜 潮騒ガストロノミー(1泊2日)」
募集期間|2025年11月1日〜2026年2月末日 ※3月以降も食事内容に変更があるが参加可能(応相談)
募集人数|1日1組2名限定(1週間前までに予約)
料金|ペアプラン 8万2000円(税込)
※宿泊費(2名1室、朝食付き1泊分)および1日目の食体験費を含む
宿泊先|In the Outdoor白浜志原海岸
住所|和歌山県西牟婁郡白浜町日置1875
Instagram|@nippon_local_gastronomy



































