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和歌山県みなべ町《梅ボーイズ》
「どれも同じ」なんて言わせない!素材勝負の塩だけで漬けた「梅干し」

2021.9.25
和歌山県みなべ町《梅ボーイズ》<br><small>「どれも同じ」なんて言わせない!素材勝負の塩だけで漬けた「梅干し」</small>

日本人の食卓に欠かせない食材「梅干し」。うめひかりが運営する梅干し屋「梅ボーイズ」は、日常の食卓に100年前から変わらぬ、安心できる美味しさを届けている。立ち上げたのは、和歌山県で5代続く梅農家の山本将志郎(やまもと・しょうしろう)さん。昔から続く、梅干し好きを虜にする梅ボーイズの“梅干し”とは……?

梅ボーイズ
「日本の伝統食・梅を後世に残したい」という想いを持ったメンバーが集まった梅ボーイズ。南高梅を使用した、安心して食べられる「梅・塩・紫蘇」だけで漬けた無添加の梅干しにこだわり、現在は全国の小売店・オンラインショップで販売している。昔からの伝統を大切にしながら、幅広い世代に魅力を伝えるためSNSでの梅レシピの発信やYouTubeでの動画配信を行う。2021年3月からは、「小さい頃から梅に興味をもってほしい」と小学生向けにオンライン梅漬け体験を開講し、次世代につなぐ活動に力をいれている。

代表・山本将志郎(やまもと・しょうしろう)
1993年、和歌山県みなべ町で明治37年創業の梅農家に生まれる。幼い頃から梅に囲まれ育ち、大学進学を期に札幌へ。北海道大学薬学部でがんの新薬研究に没頭していたが、梅農家を継いだ兄を見て、梅文化を後世に残したいと梅の世界へ飛び込み、梅干し屋を始める。札幌で梅の次世代を担う仲間を集め「梅ボーイズ」を結成し、2018年には株式会社うめひかりを設立。「梅でワクワクすることを」をモットーに、より多くの人に梅の魅力を伝えるため日々活動中。

昔から愛され続けてきた「梅干し」を後世に残したい。

和歌山県みなべ町出身の将志郎さんは地元の高校を卒業後、北海道大学薬学部でガンの新薬研究をし、稼業は兄・山本秀平(やまもと・しゅうへい)さんが継いでいたそうだ。そんななか、「梅を栽培した後は、どの梅も甘い調味液で均一な味になる。正直、栽培にやりがいを感じない。」という秀平さんの言葉に突き動かされ、なんと大学院を中退し「僕が兄の納得する梅干しを作ろう」という想いから、評判の良い梅干しを片っ端から食べてデータを取り、素材の比率・種類・熟成期間を少しずつ変えて比較し、梅の美味しさを研究したそうだ。

梅干しといえば、想像しただけで唾液が出てくる、昔ながらのすっぱい梅干しのイメージが強いだろう。実はこのすっぱい梅干しは、お店でなかなか買えなくなっているそうだ。現在スーパーなどの店頭に並んでいるほとんどは、調味液で味付けされた調味梅干し。

梅ボーイズはこの現状を目の当たりにし、「すっぱい梅干し文化を残したい」という想いから、梅文化の次世代を担う「梅ボーイズ」を結成し、2019年8月に「株式会社うめひかり」を立ち上げた。

「シンプルな素材で、梅の味を活かす」をコンセプトに掲げ、添加物は使わず、塩と紫蘇だけで梅干しをつくり、梅そのものの美味しさ、素晴らしさを伝え続けている。

梅干し好きを虜にする3つのこだわり

梅ボーイズの梅干しは、梅農家が昔から作っている梅の味を生かした飽きのこないシンプルさと梅の酸味が食欲をそそる、梅干し好きを虜にする梅干し。

選りすぐりの素材
実が大きく柔らかいのが特徴の和歌山県みなべ町産の南高梅、ミネラルが豊富に含まれる天日塩、鮮やかな赤色に染まり香りがフルーティーな徳島産の赤紫蘇。完全無添加で、素材の味を活かしている。

梅干しを育てる熟成期間
一定期間梅を熟成させることで、梅の旨みを引き出し、梅本来の味が感じられる。

経験と知識を生かした手作りの梅干し
梅は繊細で傷つきやすいので、ひとつひとつ状態を見ながら作業をしている。梅農家で代々伝わる梅干しづくりのノウハウを生かし、手作業で丁寧に梅干しをつくっているそうだ。

数々の研究を経て、ようやく完成した梅ボーイズの梅干し。南高梅を使用した、塩だけを素材とした無添加の梅干しを紹介しよう。

すっぱい中にほのかな甘みを感じる
「梅と塩」

素材は南高梅と天然塩のみ。すっぱい、しょっぱい梅干し。完熟して自然落下した南高梅だけを収穫。皮が柔らかくフルーティな香りが特徴。ミネラル豊かな天日塩で塩漬け。天日干しの後に暗所で熟成させ、すっぱい中にほのかな甘みを感じる梅干しに仕上げている。

価格|1080円、3480円(税込)
内容量|28og、1kg
原材料|完熟南高梅、天日塩
塩分|約18%

まろやかな口当たりと赤紫蘇の香りを楽しめる
「梅と紫蘇」

徳島県から取り寄せた葉が細かくて香りの良い赤紫蘇と一緒に漬けている。天日干しの後、熟成させてまろやかになった口当たり、赤紫蘇の香りを楽しめる。 紫蘇つけの際に皮が破れた梅干し「キレ」も販売中。

価格|1080円、3480円、3280円(税込)
内容量|28og、1kg、キレ(1kg)
原材料|完熟南高梅、天日塩、赤紫蘇
塩分|約15%

6農園で育てた南高梅を塩だけで漬けた梅干しの詰め合わせ
「うめくらべ」

独自のこだわりを持って梅を育てている6農家ごとに個包装した梅干し。。白ご飯と食べたいような梅干しや、すっぱい中の甘味を味わいたくなる梅干しなど、食べてみればすべて違うことが実感できる。味だけでなく“香り比べ”を楽しめるのもこの商品ならでは。

ふわっと広がるフルーティーな香り、決して派手ではないけれど懐かしい気持ちにさせてくれる素朴な香り…塩と梅だけとは思えない奥深さを感じられる。

価格|3480円(送料込み)
内容量|梅干し5粒×6パック
原材料|南高梅、塩
塩分|約18%

また、南高梅の完熟梅を原材料に使用した「梅ウォッカ」を下呂市・奥飛騨酒造と共同開発し、2022年1月に新発売する予定。

すっぱさの中に梅本来の味と栄養素がぎゅっと詰まった、梅ボーイズの梅干しは、白いご飯との相性は抜群だ。

梅ボーイズ
https://umenokuni.com/

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