新潟県三条市《野鍛冶やまご》
暮らしに寄り添う鉄フライパン

150年以上続く新潟県三条市の鍛冶店「近藤製作所」。長く大切に使えるように、暮らしに寄り添った金属製品を展開している。
東京・渋谷パルコのDiscover Japan Lab.にて、2025年8月30日（土）～9月7日（日）にかけて開催される「食のための道具展」。毎日キッチンに立つのが楽しくなる、暮らしの名脇役をご紹介。

Discover Japan公式オンラインショップでは、本展の一部作品を9月2日(火)20時より順次販売予定です。（店頭の販売状況により日程・内容が変更になる場合があります）

野鍛冶やまご（のかじやまご）
新潟県三条市で150年以上続く鍛冶店。伝統ある鍛冶の技術を生かしながら、現代に適した道具を考え、長く使ってもらえるような「自分のための道具」を提案している。

暮らしに寄り添う道具を届ける
現代の“野鍛冶”

「野鍛冶」とは、生活者の声を聞き、暮らしの中のあらゆる道具をつくったり、修理をする鍛冶店のことで、昔は身近な存在だった。「『近藤製作所』もかつては野鍛冶でした。その原点に立ち返り、大量生産・大量消費のいまこそ、長く大切に使う文化を取り戻そうと、自社ブランド『野鍛冶やまご』を立ち上げました」（広報・内藤千裕さん）。

人に寄り添うものづくりを目指し、まずはいままで得意としてきたスコップなどの園芸用品を展開。さらに近年、主婦の声からフライパンも制作しはじめた。その名も「ちょっと深めの鉄フライパン」。深さがあるので混ぜやすく、柄が長過ぎないからじゃまにならず、オーブンにもそのまま入れられる。使うほどに愛着がわく、相棒のような道具を迎え入れてみるのも贅沢。

商品ラインアップ

ちょっと深めの鉄フライパン（18㎝）
ちょっと焼くのに気軽に使える直径18㎝のフライパン。朝ごはんの目玉焼きやソーセージがちょうど入る小ぶりのサイズ感。アヒージョなど、晩酌のお供づくりにもおすすめ。

ちょっと深めの鉄フライパン（22㎝）
2〜3人家族にちょうどいいサイズ。オムレツや、魚2〜3尾を焼くのに適した大きさ。やや深めの形状で、傾けてもこぼれにくく安心。炒め物や、オムレツをひっくり返すのに便利。

ちょっと深めの鉄フライパン（26㎝）
3人以上の家庭や、大人数でのキャンプに適した直径26㎝。名前の通り「ちょっと深め」なので、麻婆豆腐や野菜炒めなどの少し汁気のある料理も混ぜやすく扱いやすい。

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「野鍛冶やまご」の商品がオンラインで買える！

公式オンラインショップ 

食のための道具展
会場｜Discover Japan Lab.
会期｜2025年8月30日（土）～9月7日（日）
住所｜東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 1F
Tel｜03-6455-2380
営業時間｜11:00～21:00
定休日｜不定休
※詳細は公式Instagram（@discoverjapan_lab）にてご確認ください。
※サイズ・重量は掲載商品の実寸です。同じシリーズでも個体差があります。

text: Misa Hasebe　photo: Shiho Akiyama
2025年9月号「木と生きる2025」