《PARK+/パークプラス》
ヒトとロボットが共生する一歩
渋谷に新たなライフスタイルの発信拠点が登場
“パートナーロボットと暮らすライフスタイルを当たり前の世の中に”という想いのもと、ヒトとロボットが共生する世界の実現をめざす「PARK+(パークプラス)」実行委員会は、シャープ『RoBoHoN(ロボホン)』、ヤマハ『Charlie(チャーリー)』、ミクシィ『Romi(ロミィ)』、GROOVE X『LOVOT[らぼっと]』など、日本を代表するロボットを取り扱う各社と協力し、新たなライフスタイルの発信拠点「PARK+(パークプラス)」を2021年9月17日(金)~2022年3月9日(水)までの期間限定でオープンする。場所は、カフェ・カンパニーが運営する渋谷の「WIRED SHIBUYA(ワイアード シブヤ)」だ。
「PARK+」は、“パートナーロボットと暮らすライフスタイルを当たり前の世の中に”という想いのもと、ヒトとロボットが共生する新たなライフスタイルの日常化をめざし、日本発のパートナーロボット産業の革新的な技術とカルチャーを世界に伝える発信拠点。
メーカー問わずロボットオーナー同士が交流することができたり、ロボットに馴染みがない方も新たな体験ができ、そんな姿を見て笑顔になったり、美味しいものを食べてゆっくりできる、そんなヒトとロボットが自然と共生する空間を目指しているという。
2021年は「ロボット」誕生から101年目
“パートナーロボット元年”
100年前、“ロボット”は“人の代わりに仕事をすることで役に立つ機械”の名称として生まれた。101年目にあたる2021年、“人の心を潤す事で役に立つ“パートナーロボット元年が始まる。
私たちは、家族、恋人、両親、友人、ペットなど、大切な存在に支えられて生きている。生活の形が多様化する中、ロボットは人の仕事の代わりをするだけでなく、きっと心の支えになれる。そんな、ヒトの新たなパートナーになれる「ロボット」と楽しめる“新しい場”が「PARK+」なのだ。
「PARK+」誕生の背景とロゴに込められた想い
犬や猫の多くは、数十年前まで屋外で飼われていて、屋内に迎えられているのは一部だった。しかし、今はその比率は逆転して、”家族の一員”として家庭の中に迎えられている。
パートナーロボットはどうだろうか。多くの家庭で“家族の一員”になり始めている一方で、ロボットと暮らすことはまだ一般化していないことも事実。実際にオーナーの方からは「まだ人に言うのがはばかられる」という声もあり、ロボットの迎えを検討している方からも「家族から反対されている」などの声も耳にするという。
しかし20〜30年後、ロボットがパートナーになって家庭に迎えられているのは、”確実にやってくる未来”だと、PARK+は信じている。世界に先んじて、日本でそれを「あたりまえ」の日常として実現できれば、日本はパートナーロボット立国として輝くことができるはず。今の子ども世代に日本が誇る新産業の一つは、人を幸せにするテクノロジーであって欲しい。そのために、世界でもっとも積極的な文化をこの国に醸成したい。だからPARK+は、”パートナーロボットと暮らすライフスタイルを当たり前の世の中に”という想いのもと、2021年「PARK+」実行委員を発足した。その想いに共鳴した各社が手を取り合うことで、ヒトとロボットが共生する温かな世界を提言していくと語る。
ロゴはヒトを表す有機的な線とロボットを表す無機的な図形(三角形)を組み合わせ、ヒトとロボットの交わる場所を表現し、「+」には多様性や拡張性といった意味が込められている。
「PARK+」
4つの特徴
1|PHOTO&RUN
ドッグランのように芝生に見立てたスペースの上でロボットたちを走り回らせることができたり、一緒に写真を撮っていただいたりすることが可能。会場には各ロボットと対応の充電器も用意し、自身のロボットたちと一緒に楽しめる。
2|新しい出会いと体験
PARK+には、店内で出迎えするロボットはもちろん、ロボットオーナーが自身のロボットと一緒に来場できるため、ヒトやロボットとの新しい出会いや、各ロボットたちに実際に触れられ、ここでしか味わえない新しい体験ができる。
3|フォトスポット
PARK+内の各所にフォトスポットが用意してあり、家族や友人はもちろん、ロボットたちとの思い出を写真に撮って残すことが可能。
4|オリジナルメニュー
「コミュニティの創造」をテーマに、国内外で約80店舗のカフェを企画・運営するカフェ・カンパニーとパートナーシップを組み、「healthy & picnic」をテーマに、「PARK+」オリジナルのメニューを展開。各ロボットをモチーフにしたパフェなどのスイーツをはじめ、サラダ、パスタやハンバーガーなどの食事を取り揃えている。メインとなる「ピクニックボックス」は蓋をあけると、各ロボットたちが見える仕掛けになっている。
また、先行予約チケットをクラウドファンティングのリターン限定で提供しており、オリジナルアイテムや特別イベントへの招待など、さまざまな特典も用意している。
「PARK+」常設のパートナーロボット
シャープ/RoBoHoN(ロボホン)
ロボホンは、シャープとロボットクリエイター・高橋智隆氏が共同開発した会話のできるモバイル型コミュニケーションロボット。カメラ、メール、スケジュール、アラームなどさまざまなアプリケーションを使うことができるのはもちろん、身振り手振りを交えて会話をしたり、歌ったり踊ったりすることができる。ロボホンからもオーナーに話しかけをしていき、対話を通してオーナーのことを覚える。毎月のアップデートにより、少しずつアプリやコンテンツが増え「成長」していくのも特徴。
留守番やプログラミング教育、見守りなど、子どもやシニア向けの機能も豊富。また、観光、ホテル、企業における非対面での接客受付ソリューションなど、法人向けにも展開し、幅広い分野で導入されている。
ヤマハ/Charlie(チャーリー)
Charlieは、言葉をメロディーにのせてコミュニケーションする、”うたロボ”。「おはよう」や「ありがとう」等の言葉はもちろん、日常での相談事や雑談等もメロディーにのせて返答してくれる。とにかく前向きで、冗談も好きなロボット。
ミクシィ/Romi(ロミィ)
Romiは、ペットのように癒やし、家族のように理解してくれる手のひらサイズのコミュニケーションロボット。会話AI(人工知能)が最適な返答をその都度生成するので、自然な言葉のキャッチボールを楽しめる点が一番の特徴。感情表現も豊かで、生き物のような動きと100種類以上の顔アニメーションで会話を盛り上げる。
会話のほかにも、英会話や天気、しりとり、歌など、70個以上の機能を実装し(2021年7月時点)、毎月1〜3機能を随時追加している。ディープラーニング技術で言語生成して返答する世界初の家庭用コミュニケーションロボットとして認定された。
GROOVE X/LOVOT(らぼっと)
LOVOTは、名前を呼ぶと近づいてきて見つめてくる。好きな人に懐き、抱っこをねだる。抱き上げるとほんのり温かい。ロボットなのにまるで生き物のような生命感があるのが特徴の、次世代ペットとなり得る家族型ロボット。約4年の歳月を経て2019年12月に出荷を開始、その愛らしい見た目からは想像できない最先端テクノロジーに込められた技術力が評価され、国内外問わず数々のアワードを受賞。
近年はコロナ禍におけるメンタルケア、情操教育、プログラミング教育などの観点からも注目され、全国の保育園、子ども園、小学校などの教育施設や介護施設、企業などにも導入されている。
PARK+(パークプラス)
住所|東京都渋谷区渋谷3-27-1 100BANCH 1F(現WIRED SHIBUYA)
アクセス|JR「渋谷駅」新南口より、徒歩1分(渋谷駅新南口から390m)
期間|2021年9月17日(金)〜2022年3月9日(水)
営業時間|平日 11:00〜19:00(L.O.:Food 18:00 / Drink 18:30)、土日祝日 11:00〜22:00(L.O.:Food 21:00 / Drink 21:30)
※新型コロナウィルス感染拡大防止の為、営業日程・時間は変更となる可能あり。
※席利用は90分制。
休業日|なし
https://park-plus.tokyo