ART

ファッションデザイナー 川久保玲の企画展「COMME des GARÇONSの椅子」

2021.5.17
ファッションデザイナー 川久保玲の企画展「COMME des GARÇONSの椅子」

デザインギャラリーLICHTは、プレタポルテブランド「COMME des GARÇONS」の創設者であり、世界的ファッションデザイナーである川久保玲氏がデザインを手がけた椅子の展示会(一部販売)を、2021年5月29日(土)〜6月6日(日)まで開催する。

川久保玲(かわくぼ・れい)
1942年東京生まれ。1963年に「COMME des GARÇONS」を創立。1981年にパリで最初のショー「pirates」を開催し、そのアヴァンギャルドな作風で世界に衝撃を与える。以降、セレクトショップ「DOVER STREET MARKET」の設立(2004年)、米メトロポリタン美術館での『川久保玲/コム デ ギャルソン』特別展開催(2017年)、ファッション業界からは初となる「イサム・ノグチ賞」の受賞(2019年)など、アート・デザインの分野でも世界的に評価されている。

川久保氏が家具をデザインしていたのは1983年頃から93年頃までの約10年間。当時、自身のブティックに設置するための最適な家具が見つからなかったため、空間設計の延長として自身で椅子とテーブルをデザインしたのが誕生の発端だといわれている。

もともとスタイリストだった川久保氏。撮影のためにイメージした服が見つからなかった際に自ら服を用意したのが服作りのきっかけだというエピソードがよく知られますが、それを踏まえると家具の制作もごく自然な動機で始まったのではないだろうか。10年間の間に川久保氏が発表した家具は40個ほど。

今回はそのうちブリキを使用したシリーズの中から、厳選された3脚の椅子がLICHTの空間に並ぶ。

「私の場合、家具を作るのは創作意欲がわいたときだけです。一瞬のひらめきでいいな、と感じた素材や形を取り入れる。それがすべてですね」
-『ELLE DECO SPECIAL ISSSUE1992「椅子の本」』(タイム アシェット ジャパン社)の川久保インタビューより

各国の美術館にもパーマネントコレクションとして収蔵されている川久保氏の椅子は、用途を持った家具でありながら、空間を一変させるアートピースであるとも言える。その独特な佇まいを体感してみてはいかが。

川久保玲(COMME des GARÇONS)の椅子
開催期間|2021年5月29日(土)〜6月6日(日)
営業時間|13:00〜18:00 ※会期中は毎日営業
会場|LICHT
住所|東京都目黒区青葉台3-18-10 2F
Tel|03-6452-5840
http://licht-gallery.com


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