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植田正治写真美術館にて「写真の季節—植田正治の1970年代」開催

2021.5.3
植田正治写真美術館にて「写真の季節—植田正治の1970年代」開催

植田正治写真美術館は、植田氏にとって非常に重要な意味をもつ1970年代に注目した写真展「写真の季節─植田正治の1970年代」を2021年4月10日(土)〜 7月11日(日)まで開催中。

戦後間もなく発表した砂浜や砂丘での演出写真で高い評価を得た一方、リアリズム写真の台頭により、いわば自身の写真を見失いかけた植田氏が、1950年代、1960年代と自身の写真を模索し続け、1971年、写真集『童暦』(「映像の現代3」、中央公論社)を発表。この発表を機に、再び植田氏の写真が注目され、以降、植田氏は意欲的に活動を展開している。

特に雑誌での作品発表は数多く、1974年から10年以上にわたる「小さい伝記」の連載(『カメラ毎日』)はこの時期を象徴するシリーズ。この他にも、多彩な作品を発表し続けていますが、特徴的なのは、植田氏が雑誌に多くの文章を寄せていること。

「植田正治写真教室」(1973年、『アサヒカメラ』)をはじめ、「植田正治写真作法」(1974年、『アサヒカメラ』)、「写談筆談」(1977年、『カメラ毎日』)、「アマチュア諸君」(1978年、『カメラ毎日』)など、アマチュアや若い世代の写真家へ向けたメッセージ、アドバイスが多く見られ、ベテラン写真家としての自覚と自信に満ちた10年だったことが強く感じられる。 

この頃、植田氏は海外でも撮影をこなしているが、今回の展覧会では、特に国内で撮影された作品に着目し、雑誌掲載作品と関連作品等から多彩な作品の数々を紹介する。70年近く写真を撮り続けた植田氏の生涯の中でも、もっとも充実した10年、写真を始めた頃と同様の旺盛な好奇心を抱きながら駆け抜けた「写真の季節」を体感ください。

また、1F D展示室では植田氏の生涯にわたる写真活動の軌跡が紹介されている「植田正治物語─写真するボク─」も同時開催中。

写真の季節─植田正治の1970年代
開催期間|2021年4月10日(土)〜7月11日(日)
住所|鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
営業時間|10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日|毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
※12月1日〜2月末日は冬期休館 ※展示替期間中は休館
入館料|一般 1000円(900)、高校大学生 500円(400)、小中学生 300円(200)
※入館料の支払いは現金のみ。
※( )内は20名以上の団体料金。
※障害のある方とその付き添いの方(1名まで)は半額。
※いずれも証明できるものを持参ください。
※特別展の場合、料金が異なる場合がある。
Tel|0859-39-8000
駐車場(無料)|普通車100台、大型バス9台
https://www.houki-town.jp/ueda/


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