HOTEL

修善寺にある日本を代表する532年続く温泉宿「あさば」

2021.3.16
修善寺にある日本を代表する532年続く温泉宿「あさば」

時を遡れば532年。先祖、浅羽弥九郎幸忠は、修禅寺曹洞宗開山のため当地を訪れました。堂守のかたわら門前に開いた宿坊に始まる修善寺「あさば」はひとつの家に受け継がれてきました。湯の郷・修善寺の山あいで、木々の輝きや川のせせらぎとともに、鳥の声を聴きながら変わることなく時を刻み、客人を出迎えてくれます。

お部屋

雨月/UGETSU

あさばの代名詞の1つでもある能舞台を真正面に望むことができる、純和風の部屋。はじめてあさばに泊まる方にお勧めの一部屋。

階数|1階
風呂|源泉かけ流し風呂付
間取り|13.5畳+11畳
眺め|お池と能舞台お眺め

藤/FUJI

春は枝垂れ桜が愛でられ、池と庭に面した陰影の美しい部屋。

階数|1階
風呂|源泉かけ流し風呂付
間取り|8畳+6畳
眺め|お庭側お眺め

はなれ
天鼓/TENKO

庭に囲まれた一階離れのお部屋は、木を眺めながら入浴ができます。

階数|1階 離れ
風呂|露天源泉かけ流し風呂+内風呂付
間取り|12.5畳(京間)+4畳(京間)+12.5畳寝室(京間)+広縁+テラス
眺め|お庭側お眺め

料理

その日、その時だけに巡り会う旬、香り立つできたての味。海川の幸、山野の幸を一椀、一皿、一膳にのせて。

季節の料理
春|富士山の南側に広がる美しい海、日本一深い湾には豊富な種類の海幸に恵まれた魚介類
夏|初夏より狩野川の支流で育った鮎の炭火焼
秋|飼料や環境にこだわり、美しい自然の中で育った天城の軍鶏や黒豚
冬|地元の伝統野菜や、新鮮な果物、桂流コシヒカリ、わさび等

そのほかにも、黒毛和牛ヒレ炭火焼や松葉蟹、黒鮑、伊勢海老唐揚げなど特別料理も提供されています。お部屋でゆっくりとお召し上がりになれる「あさばの御朝食」もこれを目当てにリピートする人もいる絶品。自家製の風干しの干物と出来立てのだし巻き卵はシンプルながら日本の上質を感じさせてくれます。

温泉

野天風呂
竹林と池を望みながら四季の変化を楽しめる野天風呂。
※時間により殿方・婦人風呂の入れ替えがあります。

貸切風呂
貸し切りで利用できる心安らぐ内風呂。家族みずいらずで利用でき、いつでも自由に利用が可能。
※要約不要。

内湯(殿方風呂)
内湯(婦人風呂)

殿方・婦人風呂
木のぬくもりを感じる檜風呂。源泉掛け流しの修善寺の湯を存分に楽しめます。

舞台

旧大聖寺藩主、前田利鬯子爵より寄進された能舞台「月桂殿」。明治後期、東京から移築され、七代目浅羽保右衛門が現代へと受け継がれています。約40年前より「修善寺藝術紀行」と題し、日本の伝統芸能である能楽、狂言、新内、文楽、琵琶楽を、当世一流の師を招き、季節に応じて公演されています。闇夜に奏でる幽玄な世界を堪能できる、一期一会のひとときは記憶に残る一夜になることは間違いありません。


その昔、奈良、平安時代から庶民の間で親しまれてきた歌舞音曲や、神への奉紊の舞が集大成され、能となったのは、鎌倉時代後期から室町時代前期と言われます。民衆の芸能が、室町時代に盛んになった禅宗や水墨画などの影響を受け、また、幕府や貴族階級に保護されて、洗練されていきました。

狂言
狂言は対話を中心としたせりふ劇です。大がかりな舞台装置は一切用いず、言葉やしぐさによってすべてを表現します。狂言の大きな特徴は「笑い」。中世の庶民の日常や説話などを題材に、人間の習性や本質をするどく切り取って、大らかな「笑い」や「おかしみ」にしてしまいます。

新内流し
江戸浄瑠璃の一つ。富士松薩摩掾が延享二年、富士松家を創始したのが始まりとされる。心中物を得意とし、”泣き語り”と呼ばれる哀切な節回しが庶民の人気を集めた。三味線を引きながら市中を歩き、客に招かれて語る「流し」が有吊。歌舞伎や時代劇にも登場する。

関東随一の名老舗委旅館で、能のように、夢のような世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

あさば
住所|静岡県伊豆市修善寺3450-1
Tel|0558-72-7000
料金|1泊2食付4万7000円〜(税別・サ込)
客室数|16室
施設|露天風呂、貸切風呂、大浴場、能舞台、サロン、エステ、ショップ
http://www.asaba-ryokan.com/


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