ART

壺で感性のツボを刺激!
現代陶芸作家の壺 「ツボる」展開催

2021.3.22
壺で感性のツボを刺激!<br>現代陶芸作家の壺 「ツボる」展開催

キーワードは「感性の急所」。独自の視点で様々なうつわの展覧会を企画してきたギャラリスト祥見知生氏(うつわ祥見)とアートディレクター渡邊裕文氏が壺の展覧会を企画し、10人を超えるクリエイターと「ツボるプロジェクト」を始動。新しいカルチャーとしての壺を提案します。

根底にあるのは、世の中が大きく変わりつつある今、土と火でつくられた壺本来の「プリミティブな力強さ」を伝えたいという想い。

プロジェクト第一弾は、小野哲平、尾形アツシ、田宮亜紀など7人の実力ある陶芸作家の新作の壺200点を紹介する「ツボる」展をSFT GALLERYにて2021年3月24日(水)〜2021年5月17日(月)まで開催。会場では「ツボるTシャツ」の販売や作品に合わせた音楽の演出など、器や陶芸に興味のある方はもちろん、若い方や外国の方など、これまで壺に触れてこなかった人でもお楽しみいただける展示内容となります。

荒川真吾(あらかわ・しんご)
1978年宮崎県生まれ。宮崎県日南市にて作陶。岡山県備前にて陶芸家・隠崎隆一氏に師事したのちに、生まれ故郷の宮崎にて工房を構え、独立。土づくりから釉薬まで自ら作り、灰釉、粉引、印判、染付などを作る。生まれもった好奇心で旅をし続ける自由な世界観にもとづき、唯一無二なやきものを表現している。近年取り組んだ薪窯焼成の壺を出展。

尾形アツシ(おがた・あつし)
1960年東京都生まれ。奈良県宇陀市にて作陶。奈良の山あいに住み、土の持ち味に逆らわず、原土に近く鉄分の多い土のよさを引き出す粉引き、刷毛目の器を作る。2017年カイカイキキギャラリーにおいて大壺展開催。高さ約2mにも及ぶスケールを含む超巨大壺を発表、話題を呼んだ。薪窯で焼成し窯変の表情豊かな壺のほか、淡々として静かな奥行きのある粉引を中心に出展。

小野象平(おの・しょうへい)
1985年愛知県生まれ。高知県香美市にて作陶。父である陶芸家・小野哲平氏の元で、ものづくりの姿を見て育つ。鯉江良二氏に師事。独立した後は、自ら山に土を掘り、釉薬の原料も一から作る器作りを実践。ファッションや音楽と同様に知識ではなく直感的な感覚で作品を見て欲しいと語る。独特の深い青で目を奪われる青灰釉、複雑な黒が異彩を放つ黒志野の壺を出展。

小野哲平(おの・てっぺい)
1958年愛媛県生まれ。愛知県常滑を経て、高知県香美市にて作陶。高知の棚田の美しい山あいにて、使う人を励ます力強く頼りがいのある日々の器を作る。インドやアジアの国々への旅を原点に、素朴さ、あたたかさ、純朴な豊かさを心に蓄え作る器にはごまかしのないおおらかな眼差しが感じられる。圧倒的な存在として力強く、たおやかな壺を出展。

田宮亜紀(たみや・あき)
1964年東京都生まれ。栃木県益子を経て、静岡県静岡市にて作陶。釉薬をかけず、土味を存分に引き出す焼締にこだわり作陶を続けている。薪窯で焼成されたそれらの作品は圧倒的な存在感がある。作為なく純朴な壺の姿は、太古からのメッセージのように不思議に響く魅力に満ちている。華道家とのコラボレーションも多く、壺や花器の展覧会多数行っている。かたち様々に自然釉が作り出す窯変の壺を出展。

八田亨(はった・とおる)
1977年石川県生まれ。大阪府堺市・富田林市にて作陶。土の可能性を追求し、土味にこだわった白掛、黒掛、三島手を中心に制作する。月に一度のペースで薪窯を焼成。納得が得られるまで何度も窯に入れ、焼成するそれらの作品からは、焼きものへのあくなき情熱が発露する。近年取り組んだ無釉の焼締の壺を中心に出展。

吉田直嗣(よしだ・なおつぐ)
1976年静岡県生まれ。静岡県駿東郡小山町にて作陶。白磁作家・黒田泰蔵氏に師事したのち独立。鉄釉の黒、白磁の白、そして白磁に鉄釉をかけた白磁鉄釉の白黒。モノトーンの静謐なかたちの美しさが際立つ独自の世界で作品を発表し続けている。質感、フォルムにこだわった白と黒の壺を出展。

荒川真吾

「ツボる」展
開催日|2021年3月24日(水)〜2021年5月17日(月)
場所|SFT GALLERY(東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館B1
Tel|03-6812-9933
営業時間|10:00〜18:00
定休日|毎週火曜日(祝日又は休日に当たる場合は営業し、翌日休み)
https://www.souvenirfromtokyo.jp/


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