FOOD

上品な風味の和三盆糖で作る
三谷製糖の「四季の華」
生産者からお取り寄せ。

2020.9.1
上品な風味の和三盆糖で作る<br>三谷製糖の「四季の華」<br><small>生産者からお取り寄せ。</small>
三谷製糖の「四季の華」

生産者からのお取り寄せが身近になってきた昨今。生産者と向き合いながら〝本物の味〟を探究し、日本の食について多面的に発信し続けるフードジャーナリストの向笠千恵子さんに、おすすめのお取り寄せグルメを紹介いただきます。今回取り上げるのは、香川県東かがわ市にある三谷製糖の「四季の華」です。

向笠千恵子(むかさ・ちえこ)
フードジャーナリスト、食文化研究家、エッセイスト。東京・日本橋出身。慶應義塾大学文学部卒業。本物の味、安心できる食べ物、伝統食品づくりの現場を知る第一人者。志をもった生産者、美味しさ、民俗、歴史、うつわなどを多面的にとらえながら、現代の食をつづっている。2011年にグルマン世界料理本大賞グランプリを受賞した『食の街道を行く』(平凡社新書)や『ニッポンお宝食材』(小学館)など著書多数。

https://mukasa-chieko.com

口溶け柔らかな“夏の華”

香川県や徳島県で、独特の製法で伝統的につくる砂糖・和三盆糖。サトウキビの搾汁を煮詰めた白下糖を研ぎ(糖蜜を抜くために練ること)、木綿の袋に入れて圧搾する。これを繰り返して生まれる和三盆糖には上品な風味があり、粒は大変細かく、口溶けがよい。1804(文化元)年創業の「三谷製糖」では、地元産サトウキビを原料に、代々受け継ぐ道具を使い、昔ながらの手作業により和三盆糖をつくり出す。

「こちらの和三盆糖は、和菓子はもちろん、お料理に使うと本当に美味しい。それから目にも美しいのが干菓子。和三盆糖にでんぷん質の粉を混ぜてつくるのが一般的ですが、こちらの干菓子は和三盆糖のみでつくります。高松一帯は伝統的に木工が盛んな土地でもあって、職人に特注したオリジナルデザインの木型でつくる季節の風物や節句をモチーフにしたものなど、かたちはさまざま。食を通して季節を感じるのも日本ならではの文化。自宅でそれを楽しめるのはお取り寄せならではの魅力だと思います」(向笠さん)

四季の華
季節の風物がモチーフの干菓子「四季の華」の夏バージョン。四季のモチーフを詰め合わせた「春夏秋冬」もある。

内容量|30個(季節により変動あり)
原材料|讃岐和三盆糖、着色料
賞味期限|300日
価格|1188円
注文方法|Tel、Fax、ウェブ

和三盆糖
ほかに、コーヒーなどに最適な顆粒タイプ(180g・864円)もある。

内容量|155g
原材料|原料糖(白下糖)
賞味期限|300日
価格|648円
注文方法|Tel、Fax、ウェブ

白下糖
和三盆の前段階。糖蜜を含むためこっくりした旨みがあり煮物などに最適。

内容量|600g
原材料|和三盆用サトウキビ(香川県産)砂糖
賞味期限|300日
価格|1080円
注文方法|Tel、Fax、ウェブ

三谷製糖
住所|香川県東かがわ市馬宿156-8
Tel|0879-33-2224(注文対応:平日9:00〜16:00)
Fax|0879-33-5578
www.wasanbon.com


text=Miyu Narita photo=Kazuya Hayashi styling=Fumie Takeyama

2020年9号 特集「この夏、毎日お取り寄せ。」


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