FOOD

和食の腕を上げる日本の食材。

2020.4.16
和食の腕を上げる日本の食材。<br><b>米</b>

こだわりの逸品を使えば、和食はもっと美味しくなる。本誌に馴染みの深いグルメ通な方々を監修に迎え、本当に美味しいと思う、和食の食材を厳選した《和食の腕を上げる日本の食材》。第1回は日本人の主食である米。毎日食べるものだからこそ、本当によいものを選びたい。紹介する商品はお取り寄せも可能なので、この機会にぜひお試しあれ。

 

白米

小倉ヒラクさん SELECT
北秋田の男前集団が仕掛けるあきたこまち
「トラ男」の金色の山男YUTAKA米

食べ手との流通を変えたい! と奮起するトラクター農家集団「トラ男」。「ファンキーなつくり手さんたちの印象。おむすびにして食べるのがおすすめ」。

産地:秋田県
内容量:5㎏
価格:2940円
TEL:080-2383-0100
注文方法:オンラインショップ
URL:www.torao.jp

横川正紀さん SELECT
福井大野ほたるの里で育つコシヒカリ
「ほたるの里丁有機農法研究会」のほたるの里丁米コシヒカリ

飯降山(いふりやま)の清水と、生き物と共生する有機農法で栽培。「コシヒカリ発祥の地で出合った逸品。つやがあり、甘くて冷めても美味」。

産地:福井県
内容量:2㎏
価格:1425円
TEL:0779-65-2909
注文方法:Fax、オンラインショップ
URL:www.ono-gakusya.jp

戸村亜紀さん SELECT
熊本玉名で先代超えの味に挑む自然米
「小田竹炭農園」の有機JAS 小田竹炭米 精白米

チップ状の竹炭を鋤き、土壌改良して魚粉や菜種油粕を肥料とする自然農法栽培。「おむすびや弁当、寿司などが冷める料理に選ぶお米です」。

産地:熊本県
内容量:5㎏
価格:4020円
TEL:050-3355-4408
注文方法:オンラインショップ
URL:http://tikutan.com 

小倉ヒラクさん SELECT
上越移住、ワクワクしながら紡ぐ米
「たましぎ農園」の無農薬天日干しこしひかり

「我が家の常用米にしています。素朴な味わいで、いつも土鍋で炊いています」雪解け水が注ぐ上越里山にてつくられる、完全無農薬米。

産地:新潟県
内容量:3㎏
価格:3000円
TEL:025-546-7879
注文方法:Fax(Telと同じ)、Mail
URL:http://osigipon.blog.fc2.com
※令和元年度産は完売。
令和2年度産は予約受付中。

石村由紀子さん SELECT
奈良の地元食卓に愛される信頼の米
「浅井農園」のひのひかり

「味、粘り、香りのバランスがよく、ふんわりもちっとした米本来の風味が楽しめます」奈良町の食堂「鹿の舟 竈(かまど)」でもいただける。

産地:奈良県
内容量:5㎏
価格:3780円
TEL0742-94-5520(鹿の舟 竈)
注文方法:オンラインショップ
URL:http://kuruminoki.shop-pro.jp

野村友里さん SELECT
捨てられていくものと農業をつなぐ米づくり
「のはら農研塾」の白米

熊本で農業道を邁進するユニット。たとえば工場から出たトマトピューレを肥料に再利用。「日常使いしているお米のひとつです」。

産地:熊本県
内容量:2㎏
価格:2052円
TEL:096-245-1919
注文方法:オンラインショップ
URL:www.nohara-nouken.jp

横川正紀さん SELECT
宿主が惚れた、客人を感動させる米
「里山十帖」の美味しいお米

南魚沼で食や農業をデザインする宿「里山十帖」が栽培している米。「粘りと旨みのバランスが絶妙。家族で田植えや稲刈りに参加しています」。

産地:新潟県
内容量:3㎏
価格:3230円
注文方法:オンラインショップ
URL:www.organic-exp.com

 

玄米

野村友里さん SELECT
鳥取大山の麓、土ある暮らしから生まれる玄米
「丸瀬家」の鳥取旭 玄米

白米や玄米、ゴマなどを自然栽培し、加工食品とともに販売。「大粒で食べ応え十分の玄米は、小豆と一緒に炊いて熟成させていただいてます」。

産地:鳥取県
内容量:5㎏
価格:4320円
注文方法:オンラインショップ
URL:https://maruseke.theshop.jp

戸村亜紀さん SELECT
自然宝庫の水田、小田竹炭農園の玄米
「小田竹炭農園」の有機 JAS 小田竹炭米 玄米

水の浄化やミネラル補給のため竹炭を土に混ぜるなど、自然農法にこだわり30年。「白米も玄米も両方、冷めても美味しいんです」。

産地:熊本県
内容量:5㎏
価格:3810円
TEL:050-3355-4408
注文方法:オンラインショップ
URL:http://tikutan.com 

石村由紀子さん SELECT
白米に混ぜ込み、もっちり香ばしく
「ハト畑商店」の炒り玄米

京都南山城村で営む「ハト畑」。栽培した米やトマト、加工品を販売。「白米に少量加えて炊くのがおすすめ。そのままつまんでも美味しい」。

産地:京都府
内容量:2㎏
価格:2052円
TEL:090-9104-2913
注文方法:オンラインショップ
URL:http://shop.kiringrafica.net

石村由紀子さん SELECT
兄妹でつくる無農薬米五種をブレンド
「羽間農園」の結び米

標高500mの奈良大和高原に広がる羽間農園。休耕水田を兄妹で手入れし、無農薬の米を育てて10年以上。玄米、古代米など五種をブレンドした「結び米」は香りや食感も楽しめる。「玄米と同じように炊いたり、白米に加えたり。優しい彩りご飯になります」。

産地:奈良県
内容量:300g
価格:810円
TEL:0742-20-1480(くるみの木)
注文方法:オンラインショップ
URL:http://kuruminoki.shop-pro.jp

※商品については各メーカーへお問い合わせください。

 

SELECTOR


「くるみの木」
主宰 石村由紀子さん

香川県高松市生まれ。奈良県ではじめたカフェ・雑貨店「くるみの木」を筆頭に、観光案内所、食堂、レストランからなる複合施設「鹿の舟」などをそれぞれプロデュースし、運営。また、全国にある地域活性化拠点や 、商業施設のプロデュースも手掛けている
ウェルカム
代表 横川正紀さん

ウェルカム創業以来、食とデザインの軸で、「DELUCA & DEAN」や「CIBONE」、「TODAYʼS SPECIAL」など良質なライフスタイルを提案するブランドを展開。リアルチャンネルに加え、商業施設やホテルのプロデュース、街づくりや地域活性のコミュニティづくりも行う
日本食文化会議
理事長 松本栄文さん

花冠陽明庵主人、作家。(社)日本食文化会議理事長。著書「日本料理と天皇」(枻出版社)は、料理本のアカデミー賞と称されるグルマン世界料理本大賞で最高位「殿堂」(2015 )に輝き、続く創設20周年記念祭典「創設最高賞」をW受賞。ほか連載、執筆、著書多数
クリエイティブ
ディレクター 戸村亜紀さん

FOLKHOOD代表、クリエイティブディレクター。循環に特化した事業開発や、技術・文化・経験・時間のフェアトレードがテーマのMade with Japanプロジェクトを手掛け、日本文化の海外向け書籍出版など国内外でアワードを受賞している。
http://folkhood.com
発酵デザイナー
小倉ヒラクさん

山梨県甲州市を拠点に全国の醸造家との商品開発、ワークショップなどを行う。著書に「発酵文化人類学」(木楽舎)、「日本発酵紀行」(D & DEPARTMENT)。4月には東京・下北沢にできる新たな商業施設にて店舗「発酵デパートメント」をオープン予定
料理人/eatrip主宰
野村友里さん

ケータリングフード演出、雑誌連載やラジオ番組、イベント企画・プロデュースなど、食の可能性を多岐にわたって表現。2012年に「restaurant eatrip」(原宿)、2019年に「eatrip soil」(表参道)を開店。著書に「Tokyo Eatrip」(講談社)、「TASTY OF LIFE」(青幻舎)など

文=相磯法子、新居奈津 写真=野中弥真人、遠藤麻美

2020年5月号 特集「日本人は何を食べてきたの?」

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