淡路夢泉景/あわじ浜離宮
淡路島を堪能するリゾート
〈ホテルニューアワジ〉の宿づくり【中編】
兵庫・淡路島など関西エリアを中心に、18のホテルを展開するホテルニューアワジグループ。創業地である淡路島で土地の強みを最大限に生かした宿づくりとは?
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アート、食、サンセット…
一つひとつがオンリーワンなホテル
淡路島はホテルニューアワジグループ創業の地であり、拠点となる場所だ。かつて淡路島に旅行者が訪れるのは夏の海水浴シーズンに集中し、季節による繁閑の差は非常に大きかったという。時を超えて現在、淡路島には一年を通してたくさんの旅行者が訪れている。その多くはホテルニューアワジグループが運営するホテルでの滞在を目的にしているといっても、決して過言ではない。
淡路島にある運営ホテルは「ホテルニューアワジ」、「ホテルニューアワジ別亭 淡路夢泉景」、「あわじ浜離宮」を含む11軒。同じエリアといえど、それぞれのホテルは根ざす土地の強みを最大限に生かし、さまざまな世代・旅のシーンや目的に応じて泊まり分けのできる施設づくりやサービスを提供することで、一つひとつがオンリーワンのホテルとなっている。
たとえば「淡路夢泉景」の強みは、穏やかで美しい淡路島の海をパノラマに一望できる温泉・湯賓閣「天宮の雫」だ。海と空と湯が一体になったインフィニティバスに加え、波打ち際に設けられた野趣あふれる自家源泉の露天風呂も、ゲストの心をつかんでいる。
客室での食事の提供など、古きよき日本の宿ならではの客室係の手厚いおもてなしが自慢の淡路夢泉景。さらにワンランク上の「夢泉景別荘 天原」では、ゲストのプライベートを重視した自由気ままなホテルステイが満喫できる。
淡路島西部の海岸沿い、国指定名勝「慶野松原」に佇む「あわじ浜離宮」のオリジナリティは、何といっても瀬戸内海に沈む神秘的な夕陽と生い茂る淡路黒松が織りなす佳景である。目の前に「慶野松原」が広がるオープンデッキテラスからは、そのまま海へ出ることもでき、潮風と波音に抱かれる散策は、旅の記憶をより鮮やかに彩ってくれるはずだ。
ここでしか体験できない価値を有する魅力的なホテルであればあるほど、宿泊するゲストは増えていく。同時に地産地消の考えにより地元食材の利用は増加、一次産業が元気になり、周辺の飲食店や観光施設の客足も伸びるだろう。ホテルニューアワジグループは「ホテル・旅館業を通じた持続可能な地域経済への貢献」をミッションとして掲げている。ホテル・旅館業は農業、漁業、畜産業といった生産者や地元事業者などに支えられている裾野の広い産業であるがゆえ、企業としての重要な役割だととらえているのだ。
ホテルでの豊かな経験を通じ、ゲストは心身を癒し、明日への活力を養う。さらにゲストがその地域の多彩な資源に触れることで、ホテルと地域の持続的な成長が促されていく。ホテルニューアワジグループが目指すこのホテルづくりの在り方は、まさに淡路島で体現されている。
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上質な淡路島と出合い、堪能できる
ホテルニューアワジ別亭 淡路夢泉景
「見たかった海がここにある」がテーマの淡路島東海岸の老舗旅館。温かみのある和の空間にモダンなテイストを織り込んだ客室「特別フロア 里楽」や、海と空と温泉の一体感に包まれたインフィニティ露天風呂をもつメゾネット式の湯賓閣「天宮の雫」が印象的。
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ホテルニューアワジ別亭 淡路夢泉景/夢泉景別荘 天原
住所|兵庫県洲本市小路谷1052-2
Tel|0570-079922
料金|淡路夢泉景/1泊2食付2万3100円〜(入湯税別)、夢泉景別荘 天原/1泊2食付3万3000円〜(入湯税別)
絶景とサンセットが自慢のクラシカルな空間
あわじ浜離宮
名勝・慶野松原を間近に望む、和モダンなクラシックリゾート。洋館のようなエントランスホールに入ると、旅への期待に胸が高鳴る。淡路島の海と大地が育んだ食材による滋味深い夕食や、快適かつ洗練された客室、とろみのある温泉などが、心身ともに癒していく。
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あわじ浜離宮
住所|兵庫県南あわじ市松帆古津路970-81
あわじ浜離宮 別荘 鐸海
住所|兵庫県南あわじ市松帆古津路970-6
Tel|0570-079922
料金|あわじ浜離宮/1泊2食付2万2000円〜(入湯税別)、あわじ浜離宮 別荘 鐸海/1泊2食付2万9700円〜(入湯税別)
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