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京都三大祭り「時代祭」が行われる10月
~京都行事カレンダー2019~

2019.9.6
<b>京都三大祭り「時代祭」が行われる10月</b><br>~京都行事カレンダー2019~

10月といえば、平安神宮の時代祭。総勢約2000名の豪華絢爛な行列は、一度は観賞したい美しさ。また、ダイナミックな鞍馬の火祭、独特な世界観の狂言など秋の夜長に参加できる神事も充実。

平安神宮の「時代祭」

葵祭、祇園祭と並ぶ京都三大祭のひとつ。明治維新から江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、平安、延暦の時代を20の列、牛や馬を含む約2000名の行列で再現。「衣装が豪華絢爛。花街の芸妓さんも参加しているそうですよ」。

住所|京都市左京区岡崎西天王町97
開催日|2019年のみ10月26日

知恩寺の「百万遍さんの手づくり市」

毎月15日、御影堂前の境内を中心に約450軒が出店。1987年につくり手が自身の作品を販売する場としてはじまり、現在は個性あふれる手づくり作品との出合いを求め、多くの人が訪れる。「8時から開始しているので朝の散歩にぜひ」。

住所|京都市左京区田中門前町103
開催日|毎月15日

由岐神社の「鞍馬の火祭」

平安時代中期、朱雀天皇が御所に祀られていた由岐明神を鞍馬に遷宮し、戦乱や天変地異を鎮めようとしたのが起源。「神事にまいらっしゃれ」の合図で各戸の篝(かがり)が点火され、子どもや若者らが松明を担いで山門へと向かう。

住所|京都市左京区鞍馬本町1073
開催日|10月22日

壬生寺の「壬生狂言」

鎌倉時代に円覚上人がはじめ、「壬生さんのカンデンデン」の愛称で古来親しまれている。一般の狂言と異なり、太鼓や笛の囃子に合わせ、仮面をつけてせりふを用いずに演じる珍しい狂言で、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

住所|京都市中京区坊城仏光寺北入ル
開催期間|10月の体育の日を含む連休3日間、2月2・3日、4月29日~5月5日

落柿舎の「柿」

江戸時代の俳人、向井去来が過ごした庵。庭に40本の柿の木があり、商人が実をすべて買い取ろうとしたところ、一夜にして実が落ち尽くしたことが名の由来。「茅葺き屋根を覆うような柿の風景が長閑で、秋に見たい景色です」。

住所|京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20
見頃|10~11月(柿が実る時期)

くらま辻井の「木の芽煮」

昆布、山椒の葉と実を炊き込んだ鞍馬名物。利尻産昆布を使用するなど、素材にこだわり、早朝から昼過ぎまで職人が釜のそばを離れずじっくり炊き上げる伝統の味。「白いご飯にぴったり。くらま温泉でほっこりした後、お立ち寄りください」。

住所|京都市左京区鞍馬本町447
Tel|075-741-1121

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