渋谷パルコ《タケフナイフビレッジ 企画展》
個性豊かな越前打刃物、大解剖
後編|文化包丁/柳刃/筋引/ペティナイフ/ペーパーナイフ/鎌
東京・渋谷パルコ Discover Japan Lab.では、2026年7月18日(土)~26日(日)にかけて「タケフナイフビレッジ 企画展」を開催。ひとつ屋根の下で、職人たちが切磋琢磨することで磨かれてきた越前打刃物。使いやすさを重視しつつ、個性がほとばしる逸品が勢揃い。後編では文化包丁・柳刃・筋引き・ペティナイフ・ペーパーナイフ・鎌をご紹介。
タケフナイフビレッジ(たけふないふびれっじ)
福井の伝統的工芸品「越前打刃物」の組合であり、共同工房。15社の刃物会社が集い、50名以上の職人が、伝統の打刃物とインダストリアルデザインを融合させた刃物づくりを行っている。
「文化包丁」
9|佐治打刃物

SPG2積層文化ジグドボーンハンドル
ほかにはないカスタム包丁を追求するブランドの一丁。刃には力強い波紋が広がる。柄には、牛骨の表面に細かい溝(ジグ)を彫り、クラシックな装飾でありつつ滑り止めを兼ねるジグドボーンを使用。
10|鳩の刃物工房

※店頭およびオンラインショップでの販売は予定しておりません
VG10ニッケル積層文化和紙巻漆柄
越前に根づく漆器、和紙、箪笥、焼物などの若手職人の協力を得て完成。柄は和紙の原料である楮を巻き、漆で塗り固めたもの。漆の抗菌作用に加え、美しい経年変化を楽しめる。
11|寬―Kutsurogi―

※店頭およびオンラインショップでの販売は予定しておりません
ATS34積層文化樫拭き漆柄
一般的な鎚目(つちめ)ではなく、表面の凹凸を激しく出すことで、食材を切ったときの離れをよくした一丁。柄材は匂いの少ないカシを使用。使いやすさを重視し、漆を塗ることで抗菌性能をアップ。
「柳刃」
12|北岡刃物製作所

青紙積層柳刃8寸紫檀八角柄
切れ味が長く続く高級な刃物鋼「青紙」を使用。よい切れ味を生み出すため、特に鍛造時の温度管理に細心の注意を払っている。柄には紫檀を用い、よく手に馴染むことを大切にした一丁。
「筋引」
13|黒﨑打刃物

SPG2 雫 筋引240㎜ レッドレジンハイブリッド柄
荒々しさと美しさが調和した独特の鎚目が特徴。長年人気のシリーズ「雫」が廃番になり、これが最後のレアな一丁となる。刃の長さがあるので、塊肉も刺身も一度で引き切ることができる。
「ペティナイフ」
14|安立打刃物

VG10ニッケル積層果物ナイフ120㎜藍染柄
果物を取り扱う専門業者の声を取り入れて生み出した果物ナイフ。錆びにくい素材を使い、通常のペティナイフに比べて先端をとがらせ、刃全体を細くすることで、より果物を扱いやすい形状に仕上げた。
「ペーパーナイフ」
15|本多刃物

※店頭およびオンラインショップでの販売は予定しておりません
包丁の端材から作ったペーパーナイフ
研ぎ師が包丁の端材を利用してつくった、本格的な切れ味のペーパーナイフ。小さな製品でも手作業でひとつずつ丁寧に仕上げている。紙がスッと切れ、封筒をきれいに開けられる。
「鎌」
16|岡田打刃物製作所

※店頭およびオンラインショップでの販売は予定しておりません
三日月鎌
越前打刃物の原点である三日月鎌。鎌は、季節や風土、用途に合わせてつくられるべきものである。よく切れて切れ味が長持ちし、使い手の役に立って喜ばれることを大切に仕上げた一本だ。
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公式オンラインショップ
※Discover Japan公式オンラインショップでは、本展の一部作品を2026年7月21日(火) 20時より順次販売予定です。(店頭の販売状況により日程・内容が変更になる場合があります)
タケフナイフビレッジ 企画展
会期|2026年7月18日(土)~26日(日)
会場|Discover Japan Lab.
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 1F
Tel|03-6455-2380
営業時間|11:00~21:00
定休日|不定休
※詳細は公式Instagram(@discoverjapan_lab)にてご確認ください。
※サイズ・重量は掲載商品の実寸です。同シリーズでも個体差があります。販売価格は要問い合わせ。
text: Yukie Masumoto photo: Yuko Okoso
2026年8月号「海へ 山へ」



































