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出張でも旅気分!
おすすめのご当地グルメ【後編】

2022.5.21
出張でも旅気分!<br>おすすめのご当地グルメ【後編】

毎年出張で全国各地を訪れている小誌のスタッフが、取材や地域めぐりを通じて発見したおすすめの店を前後編記事でご紹介します!今回は、腹ごしらえをした後にぴったりな喫茶やスイーツ、酒、また、スタッフが訪れた地元の名店をご案内。

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《喫茶とスイーツで隙間時間も堪能》

京都駅店/京都府・京都市
「OGAWA COFFEE」

バターが染みた厚切りトーストがたまらない

「ちょうどいい京都の朝ごはんといえばココ!」
厚切りでふわふわのバタートーストと、ハムやサラダ、ゆで卵がのったモーニングセット(ドリンク付き950円)は、適度なボリュームと落ち着く味わいで毎日でも食べたくなります。駅直結で朝7時オープンと、使い勝手のよさも◎。

OGAWA COFFEE 京都駅店
住所|京都府京都市下京区東塩小路町 地下鉄京都駅 コンコース中央1改札口北側コトチカ京都内
Tel|075-352-0808
営業時間|7:00~21:00(L.O.20:30)
定休日|なし
https://www.oc-ogawa.co.jp/

奈良県・天理市
「中西ピーナッツ」

「ナッツが苦手な人も好きになる!?ピーナッツ専門店」
天理大学の学生におすすめいただいたメープルナッツアイス(300円)、ナッツが苦手な僕でも惚れました。メープルのコクとナッツの香ばしさ、ほどよいサイズに刻まれたくるみの食感がたまりません。天理土産にぜひ!

中西ピーナッツ
住所|奈良県天理市櫟本町2340
Tel|0743-65-5400
営業時間|10:00~17:00(L.O.)
定休日|日曜、祝日

香川県・高松市
「珈琲と本と音楽 半空」

年季の入った本がずらりと並ぶ空間 ©宮脇慎太郎

「ゆっくりと珈琲の香りで没入する大人の秘密基地」
細く急な階段を上って扉を開ける過程から、異空間に迷い込むようでたまりません。舐めるように飲むネルドリップのコーヒー(600円)も、深夜に食べるフルーツサンド(600円、数量限定)も、全部に心をつかまれました。

珈琲と本と音楽 半空
住所|香川県高松市瓦町1-10-18 北原ビル 2F
Tel|087-861-3070
営業時間|13:00〜27:00(L.O.)
定休日|なし
http://nakazora.jp/

長崎県・長崎市
「珈琲冨士男」

「ハムとキュウリの美しい断面に朝から息をのむ」
遠藤周作の小説『砂の城』にも登場する老舗純喫茶。ミックスサンド(860円)を頼むと、ハムサンドの断面が語る職人技に朝から感動。卵サンドも絶品で、地元の人の会話をBGMに時の流れをゆったりと感じられます。

珈琲冨士男
住所|長崎県長崎市鍛冶屋町2-12
Tel|095-822-1625
営業時間|9:00~17:00(L.O.16:30)
定休日|木曜
https://www.coffee-fujio.net/

《〆には酒と何を楽しむ?》

京都府・京都市
「酒処 てらやま」

「細い路地の先にある酒飲みのための寛げる空間」
知らなければ通り過ぎてしまうであろう路地裏に、よい感じの縄暖簾の入り口。料理はどれもシンプルで、素材の味を感じられるものばかり。つい食べ過ぎてしまっても、締めの和牛炭焼サンドウィッチ(2200円)は別腹。

酒処 てらやま
住所|京都府京都市下京区足袋屋町317-11
Tel|075-708-7237
営業時間|17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日|木曜
https://www.facebook.com/Sakedoko/

福岡県・福岡市
「住吉酒販 博多駅店」

珍味から甘いものまで、酒だけでなくおつまみの種類も豊富!

「近所にもこんな店がほしい!角打ちでサクっとおつまみとレモンサワー」
博多駅直結ビルにある住吉酒販の角打ちは、最後に余った小一時間くらいで飲むのに最適。九州の食材を使ったアテとともに、名物の住吉レモンサワー(660円)や地酒を味わえば、ほろ酔い気分で博多を締めくくれます。

住吉酒販 博多駅店
住所|福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 博多デイトス1F
Tel|092-473-7941
営業時間|8:00~21:00(L.O.20:00)
定休日|なし

熊本県・熊本市
「シュマン・ダンフィニ」

美しく芸術的なケーキを常時20種類近く用意!

「深夜の誘惑〆はお酒とデザートのペアリング」
知り合いに紹介してもらったスイーツ店は“のんべい”の〆にぴったり。パリに渡り修業し、趣味で美しい絵も描かれる店主。彼女から生み出されるスイーツは眼福&口福の極み。ワインとともにぜひ。

シュマン・ダンフィニ
住所|熊本県熊本市中央区下通2-2-26
Tel|096-356-1774
営業時間|18:00~ ※売切次第終了
定休日|水曜

福岡県・福岡市
「つどい」

目を閉じれば懐かしい味わいがよみがえる!?

「先入観や常識を覆してくれる福岡の麺酒場」
バー通りにひっそりと光るちょうちん、カルチャー感こぼれ過ぎな空間。写真は、某メーカーのインスタント麺をオマージュした、汁なしのアレ(700円)。正直教えたくない。引き込まれる人は引き込まれる、福岡の〆。

つどい
住所|福岡県福岡市博多区住吉5-20-3
営業時間|21:00~25:00(L.O.24:30)
定休日|日曜、ほか不定休あり ※問い合わせ先なし
「夜の匂い」と書いてあるピンク色のちょうちんが目印

《つい誰かに自慢したくなる、本当に美味しい地元の名店》

北海道・釧路市
「両国総本店」

「エゾシカの若々しいエネルギーでスタミナをチャージ!」
阿寒湖で毎回必ず訪れる店。おすすめは鹿肉鉄板焼き(2530円)。丁寧に下処理された新鮮な若い鹿肉は、ジビエ特有の臭みが一切なく、ヘルシーで驚くほど軟らかい。食べたその日に、身体の奥から活力がわいてきます。

両国総本店
住所|北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2-1-3
Tel|0154-67-2773
営業時間|11:00~21:00(L.O.)
定休日|なし
http://www.ryogoku-akanko.com/

大分県・臼杵市
「郷膳うさ味」

©福井麻衣子

「うつわと野菜、土地の魅力が凝縮したワンプレート」
土づくりから有機にこだわる、臼杵市の有機野菜「ほんまもん農産物」をいただけるランチプレート(1650円)。臼杵焼に盛りつけられた料理は、目にも鮮やかで自然の甘みがぎゅっと感じられ、思わず笑顔になる美味しさ。

郷膳うさ味
住所|大分県臼杵市深田833-5
Tel|0972-65-3333
営業時間|11:00~14:30(L.O.)
定休日|火曜
http://sekibutukankocenter.com/

愛知県・名古屋市
「大甚本店」

「100年以上続く名古屋の老舗居酒屋でディープな夜を!」
創業はなんと明治40年。一歩足を踏み入れればいつぞやの時代にタイムスリップ! 専門店にも引けを取らない刺身や揚げ物が気軽に楽しめます。軽く一杯と思っても、つい長居してしまうお店です。

大甚本店
住所|愛知県名古屋市中区栄1-5-6
Tel|052-231-1909
営業時間|月~金曜15:45~21:15(L.O.)、土曜15:45~20:15(L.O.)
定休日|日曜、祝日
https://www.instagram.com/daijin1907/

岐阜県・関市
「名代 うなぎの辻屋」

鯉の刺身は少し甘めの酢味噌と相性抜群!

「創業160年近い歴史をもつ岐阜の名店!」
ここの鰻が美味しいからと、取材中にランチで立ち寄った店です。上丼(肝吸い付き3250円)の鰻は、甘めのタレでふわふわ。人生初の鯉の刺身(640円)も、新鮮そのものでまったく癖がなく、とても印象的でした。

名代 うなぎの辻屋
住所|岐阜県関市本町5-14
Tel|0575-22-0220
営業時間|11:00~14:00(L.O.)、17:00~20:00(L.O.)
定休日|月曜、月1回火曜不定休

長崎県・長崎市
はくしか 銅座店

©繁延あづさ

「感動の長崎おでん!ここがきっかけでおでんにハマりました」
美味しいものが多い長崎ですが、実はおでんも名物。日本有数の漁獲量を誇る長崎だから、練り物が美味しいのは納得。この店は練り物から手づくり。アゴ出汁で毎日おでんに仕上げてます。長崎名物クジラ料理もあります。

はくしか 銅座店
住所|長崎県長崎市銅座町12-15
Tel|095-824-5949
営業時間|17:30~24:00(L.O.23:00)
定休日|日曜、祝日
http://www.hakushika.net/

福島県・河沼郡
「竹原肉店」

一頭買いの店だからできる!どの部位食べる? ©鈴木規仁

「刺身、焼肉、たたき。好みにぴったりな肉に出合える!」
馬の競り場があったという福島・会津坂下は、精肉店が数十軒もある“馬肉の街”。写真は、「馬刺し3種盛り/ふたえご刺し 馬刺しロース かぶり刺し 」(4200円)。地元の銘酒が飲めるのも酒好きにはうれしい!

竹原肉店
住所|福島県河沼郡会津坂下町字惣六1
Tel|0242-83-1627
営業時間|9:30~19:00、焼き肉・居酒屋たけはらは17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日|月曜
http://ww51.et.tiki.ne.jp/~takehara/shop/

熊本県・熊本市
「民藝酒房 肥後路」

「熊本の民藝店店主が通う地元民が愛するローカル店で郷土料理を食す」
数年前、取材先の民藝店店主に連れられて行ったのが最初。辛子蓮根(792円)、馬刺し(2420円)など、何を食べても美味しくて感動!地元の方とご一緒できたことも特別な体験でしたが、その後も熊本に行く際の行きつけに。

民藝酒房 肥後路
住所|熊本県熊本市中央区花畑町11-35 森山8ビル1F
Tel|096-354-7878
営業時間|17:00~23:00(L.O.)
定休日|不定休

text & photo: Discover Japan
Discover Japan 2022年4月号「身体と心をととのえる春旅へ。」

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