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アートスペース油亀が選ぶ注目のうつわ作家「加地 学」

2021.5.1
アートスペース油亀が選ぶ注目のうつわ作家「加地 学」

Discover japan公式オンラインショップでは、2021年4月29日から「珈琲のための器展」 がスタート。岡山県の人気ギャラリー「アートスペース油亀(あぶらかめ)」発の展覧会で、全国の“コーヒー党”の作家約60人に声を掛け、彼らのコーヒー愛に満ちた多彩なうつわ約6000点を集めるというユニークな企画です。

≪アートスペース油亀とは?

「珈琲のための器」展を企画するアートスペース油亀には無類のコーヒー好きが集まり、中にはドリップの名手も。会期中には作家が愛飲する各地の珈琲豆も集い、店の一角で珠玉の一杯が振る舞われるそう

「珈琲のための器」展は、もともと「アートスペース油亀」の代表・柏戸喜貴さんが大のコーヒー好きだったことからはじまった企画。やはりコーヒーが大好きな陶磁器・木工・ガラスなどの作家たちに、「自分なら、どんなうつわを使ってコーヒーを飲みたいか」を追求のうえ、この展覧会のために新たに作品をつくってもらうという企画だ。作家たちは、およそ1年をかけどんなうつわにしようかと思いをめぐらせ、満を持して出品するという。
今回、「珈琲のための器」展に出展する作家のべ約60人から、特に注目のうつわ作家を柏戸さんに紹介してもらった。

柏戸喜貴(かしわど・よしたか)
1978年大阪府生まれ。大学卒業後、登山用品等を扱う「好日山荘」に入社。赴任地の神戸・新潟・岡山や旅先でものづくりの人々と出会い、イベントに携わる。2004年退社後、現・アートスペース油亀の建物(妻の祖父がかつて営んでいた油問屋)と出合い、改修をはじめる。2007年にギャラリーとしてオープン。うつわを特集する企画展では、関連する食品の販売や飲食の提供、イベントも意欲的に行い、人気を博している。

加地 学(かち・まなぶ)
1967年、北海道生まれ。1991年、インドへ旅し陶に目覚める。1995年、和歌山にて盛岡成好氏に師事し、その後2001年、北海道留寿都村に築窯。2018 年、アートスペース油亀にて個展「箱船」開催。現在、北海道虻田郡留寿都村在住。

石炭窯で焼き抜かれ、育つ「うつわ」

北海道で土を自分で堀り、土と土をブレンドして寝かせたりと、土づくりから取り組む加地さん。「蹴りろくろ」の名手でもあり、そのリズム特有の独特のたわみが生まれるのも魅力だという。「いろいろな窯を使い分けていますが、写真は石炭窯で焼いた一点。芯まで焼き抜くことで堅牢かつ軽いうつわに。表面のイガイガは使うほど滑らかに、手に吸いつくようになって、うつわが『育つ』のも実感できるはずです」。

 

柏戸さんが自信をもって薦めるうつわたち。第一弾としてまず170点が並び、会期中にもどんどん増えていく予定だ。
「飾って美しいものもあるけれど、やはりうつわは使ってこそ。日々の道具になって初めてわかる良さがあり、手触りや色合いが年月とともに変化し『育つ』楽しみもあります。そういった将来の姿もイメージしていただきながら『あれでコーヒー飲みたいね』、『これを使ってコーヒー淹れたいね』と思えるようなひと品を、ぜひ見つけてください」

「うつわの数だけ、味がある。」
アートスペース油亀「珈琲のための器」展フライヤーの一文は、まさにこの展覧会の真髄。
心ときめくうつわを手に入れて、お気に入りの一杯をゆるり、ご堪能あれ。

注目の作家はまだまだたくさん。カップだけでなく、サーバーやシュガーポットなど珈琲まわりのものが並ぶ。右から栢野紀文、大澤哲哉、浜坂尚子、工藤和彦、長谷川哲也、高山愛の作品

「アートスペース油亀」が選ぶ注目のうつわ作家
1|ワクワクが詰まった岡山のギャラリー「アートスペース油亀」
2|柳 忠義
3|タナベヨシミ
4|田川亞希
5|加地 学
6|寺村光輔

加地 学さんのうつわが
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「珈琲のための器展」作品一覧

text: Kaori Nagano(Arika Inc.) photo: Mariko Taya

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