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銀座エスキスでスーシェフを務めた信太竜馬氏の新星フレンチ「élan」

2020.12.24
銀座エスキスでスーシェフを務めた信太竜馬氏の新星フレンチ「élan」

élan(エラン)は、ミシュラン二つ星銀座ESqUISSEでスーシェフを務めた信太竜馬氏が独立し、2020年1月にオープンさせたフレンチレストラン。これまで、名だたるフランス人シェフのもとで感性・技術を磨いてきた信太シェフが生み出す料理は、物語のように抑揚があり、美しく繊細、時に力強さも感じさせ、その心地よい流れに惹き込まれる。32歳の若さでガストロノミーの世界を突き進む、信太シェフの〝今〟をぜひご体験ください。

信太竜馬(しだ・りょうま)
1988年、東京生まれ。2008年、辻調グループフランス校を首席で卒業後、ロアンヌの3つ星レストラン トロワグロ(TROISGROS)で研修。2009年の帰国後、3つ星レストラン銀座 ロオジエ(L’osier)に入店. 料理人としてのキャリアをスタートさせる。2011年、ロオジエ改築計画に伴い渡仏、パリのオテル・ド・クリヨン(Hôtel de Crillon)に入店。2012年の帰国後、2つ星レストラン 銀座 エスキス(ESqUISSE)のオープンに参画。2017年にスーシェフに就任。2015年、ミラノで開催されたU-30の世界大会、サンペレグリノ ヤングシェフ2015に初代日本代表として参加。2019年7月、メゾン élan(エラン)準備のため同店を退社。2020年1月、メゾン「élan」開業。

メゾン「élan(エラン)」は、表参道 明治神宮への参道として1920年に開通した、けやき並木通りの一等地、GYREビルの4階に位置している。大きな木のドアを押し開け、店内に一歩足を踏み入れると高い天井とガラス面が広がり、大地と自然を連想させながらもどこか繊細な空気を孕んだ、エレガントな空間が広がる。

信太シェフはこれまで、ロオジエやクリヨンなどの名店でフランス料理を学び、フランス料理店の美学や佇まいを吸収した。その後、ESqUISSE リオネル・ベカ シェフのもとで、それまでとは別の角度から, 技術と感性を磨き上げてきた。メゾン「élan」ではこれまでの経験に加え、信太自身のルーツも踏まえながら、新たなるガストロノミーの世界を具現化していく。

目指す姿は、一品一品は軽やかでさりげなくありながらも一通りのコースを食し終えた時、シンプルなものの中にどれだけ手がかけられ、想いが乗せられているのかに気付く…そんな料理や時間。

メゾン「élan(エラン)」はフランス語で「飛躍」を意味する。水鳥が空に飛び立つ際に感じるような、生命の躍動を表現する際に使われる哲学用語。信太シェフは、食材の生産者、流通、食文化など、目の前の食材の背景にも目を向け、「どのように食と向き合うか」ということも踏まえながら日々料理を進化させている。メニューは、シェフおまかせの9皿、11皿のコース2種類を展開。料理に応じたワインペアリングも用意している。

メニュー
・前菜3品、魚料理、肉料理、フロマージュ、プレデセール、デセール、プティフール(1万5000円)
・前菜5品、魚料理、肉料理、フロマージュ、プレデセール、デセール、プティフール(2万円)

※税別・サービス料 10%

食材生産者、器やオブジェなどレストランを彩る要素を作り出す職人、関わる全ての人々から手渡される様々な素材やパーツを、レストラン「élan」でどのようにまとめ上げ、味覚を通じて想像力を自由に羽ばたかせる、飛躍=élan をぜひ体感してみてはいかがだろうか。

élan(エラン)
住所|東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE4F
Tel|03-6803-8670
営業時間|18:00-21:00(L.O)
定休日|水曜日
料金|コース料理 1万5000円、2万円(サービス料10%・税別)
席数|ダイニング22席/個室1室(6席)
カード|VISA/Master Card/JCB/American Express/Diners Club/Discover
elantokyo.com
※現在、1日2組限定での営業となっております。


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