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スパイス香る、京都の伝統和菓子6選

2026.10.7
スパイス香る、京都の伝統和菓子6選

和菓子の聖地・京都で、その発展に寄与したのは実はスパイスだったかも!?日本最古の菓子や、長寿を願った和菓子など、歴史を感じさせる名品から職人が趣向を凝らした銘菓まで、古都ならではの味を求めて。

01|《亀屋清永》の清浄歓喜団せいじょうかんきだん

清浄歓喜団 2個入 価格|1620円

奈良時代の貴族も食した菓子
八坂神社前に店を構える「亀屋清永」は、1617(元和3)年に創業した「亀屋冶兵衛」からはじまり、現在17代目が暖簾を守っている老舗。天皇や皇室に商品を納めることができる「京御菓子司」の一軒であり、長い歴史をもつ。「清浄歓喜団」は、7種類の清浄なる香りが広がる、祈りとともに伝わった菓子の原型。空海が唐から帰国する際に持ち帰った唐菓子からくだもののひとつが清浄歓喜団といわれている。

 


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02|《鍵善良房かぎぜんよしふさ》の岩山椒

岩山椒 12個入 価格|2800円

小粒でもピリリ
リピーターも多い!甘×辛のバランスの妙
「鍵善良房」といえば、「鍵もち」と「菊寿糖」が代表銘菓だが、この「岩山椒」も指名買いするファンがいる逸品だ。こしあんを山椒風味の求肥で包んだもので、小ぶりサイズながら満足感がある。口にすると、ほどよくすがすがしい香りが広がり、後口がスッキリと爽やかだ。これはシンプルながら癖になる味わい。

 


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03|《かぎや政秋まさあき》の益寿糖

益寿糖 9個入 価格|1440円

ふんわり、もっちり
肉桂が香る和製マシュマロ
長寿や健康はいまも昔も変わらぬ人々の願いだが、それを菓子に託したのが「益寿糖」だ。漢方薬でもあるニッキを加えた菓子で、その名は寿命を延ばし、長生きをすることを意味する「益寿延年」にあやかったもの。ふわふわの羽二重餅は柔らかいだけでなく、独特の弾力がある。ニッキの風味がほどよく口に広がり、コーヒーや紅茶にも合う。

 


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04|《中村軒》のしそ餅

しそ餅 1個 価格|290円

紫蘇の爽やかさと道明寺の粒感による
絶妙な軽やかさ

「中村軒」ではいまもクヌギの薪であんを炊いていて、その自慢のあんが楽しめる「麦代餅」で知られるが、さっぱりと楽しむなら「しそ餅」がいい。こしあんを道明寺でくるみ、塩漬けした赤シソで巻いたもので、一般的な餅とは違う軽やかさが魅力。食欲をそそる赤シソの香りと塩気に、こしあんがマッチ。通年品だが店頭にないこともあるので、前日までに予約がおすすめ。

 


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05|《田丸弥たまるや》の白川路しらかわじ

白川路 化粧箱入詰合せ 2種入 価格|2268円

陛下も愛した名品は
見た目以上に金ゴマがたっぷり
京都で手づくりにこだわって煎餅を焼いている「田丸弥」。看板商品は「白川路」というゴマの入った煎餅だ。形状は2種類あり、最初にできたのが黒ゴマの風味の短冊型で、後に金ゴマの香りの丸型が誕生した。天皇陛下も愛した極上の品をぜひ食べ比べてみて。

 


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06|《局屋立春つぼねやりっしゅん》の柚子しずく

柚子しずく 4個詰め 価格|3200円

稀少な花柚子を丸ごと味わう
香りを楽しむ羊羹
初代店主は名店「長久堂」で修業し、現在は二代目が初代の味を守りつつ、新しい菓子づくりを行う。「柚子しずく」もそのひとつで、中をくり抜いて蜜漬けした柚子の中に、柚子のペーストなどを練り込んだ羊羹を流し固めている。しっとりとした柚子皮はグミのような食感で、中の羊羹もさっぱりとした味わいだ。

 


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text: Kyoko Naito photo: Yuki Sato
2025年11月号「実は、スパイス天国ニッポン」

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