富山・砺波市〈楽土庵〉
おりんの音色で瞑想できるアートホテル
|国内のリトリートホテル
温泉や食、歴史や伝統を生かした体験を通して、その地の風土に触れながら心身をととのえる。そんなリトリートがかなう名宿・一流ホテルを紹介。
サウンドヒーリング体験と地域の恵みで
心身をととのえる

広大な田園の中に「カイニョ」と呼ばれる屋敷林に囲まれた家屋が点在する散居村。富山の原風景を間近に体感できる。砺波平野に残る神社や石仏をガイドとともにめぐる体験プログラムも
富山県西部に位置する砺波平野。広大な農地に農家が点在し、「散居村」として独自の景観を織りなすこの地に佇むのが「楽土庵」。築約200年の伝統的な民家「アズマダチ」を再生した、1日3組限定のアートホテルだ。
民藝や仏具など、多様な工芸やアートが息づくこの地では、華道や茶道といった芸道のほか、工芸を用いた体験も用意されている。

北欧や李朝の家具、西アジアのバルーチ族のラグなどのインテリアに、芹沢銈介や河井寬次郎といった民藝作家から、内藤礼氏など現代美術家まで、上質な工芸やアートがしつらえられている
その象徴が、高岡の仏具工房「シマタニ昇龍工房」のおりんを使ったサウンドヒーリング体験。いまも手打ちでつくられるおりんは、金槌でたたいて成形する「鍛金」技法でつくられ、美しい音色を生み出す。その倍音を体内の水分と共鳴させることで、ゲストは深い瞑想状態へと導かれる。体験後は隣のレストラン 「寧」で富山の食材を使用した郷味和食をいただける。富山の原風景が残る地で、心身がととのうひとときを。
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楽土庵では、さまざまなウェルネス体験を用意。散居村でのびのびと育った季節の植物を使う「いけばな体験」では、植物と向き合い、心地よい間合いを測りながらうつわの中に生けていく
楽土庵
住所|富山県砺波市野村島645
Tel|0763-77-3315
客室数|3室
料金|1泊2食付5万4000円~(税・サ込) ※サウンドヒーリング体験は2万2000円~
カード|VISA、Master、JCB、DINERS、AMEXほか
IN|15:00 OUT|11:00
夕食|和食 朝食|和食
アクセス|車/北陸自動車道砺波ICから約6分 電車/JR高儀駅から徒歩約12分
施設|レストラン、ラウンジ、ライブラリー、ブティック
www.rakudoan.jp
text: Miyo Yoshinaga
2026年6月号「ウェルネス入門」



































