北海道・釧路《KIELO SAUNA》
北方の自然の息吹を感じて
|地域に染まるローカルサウナ10選 ①
魅力的なサウナがあれば、愛好家はどこへでも“サ旅”に出る。サウナはいまや、地域活性の起爆剤としても一目置かれる存在だ。郷土の自然や文化を体感できる、個性派ローカルサウナを一挙紹介。
今回はサウナの本場フィンランドとの気候風土の近さを生かした北海道・釧路の「KIELO SAUNA」を紹介。
サウナの中でも外でも
北方の自然の息吹を感じて
2023年夏、阿寒町のアウトドアフィールド内にオープン。「キエロ」は、町の花・スズランのフィンランド語名だ。サウナの国・フィンランドと気候風土が近い土地柄を生かし、立地や趣、室内の温度帯も本場寄りに。かぐわしい屋久島の杉を材木に使い、水風呂には近隣の沢の天然水をろ過して引いた。木々に囲まれた池の畔にあり、水面に「逆さサウナ」が映る対岸からの記念撮影も人気。
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《KIWAMI SAUNA》
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KIELO SAUNA
住所|北海道釧路市阿寒町15線40-2
Mail|kielosauna@akanroyalvalley.jp
料金|3300円、土・日曜、祝日4400円、貸切1万9800円(土・日曜、祝日2万2000円)
サウナ利用可能時間|10:00〜12:30、13:00〜15:30、16:00〜18:30(2時間前までの事前予約制)
定休日|月・火曜
https://reserva.be/kielosauna
<サウナdata>
収容人数|8名
タイプ|フィンランド式サウナ
温度|75〜80℃(冬季は85〜90℃)
水風呂|春・秋季10〜15℃、夏季17〜19℃、冬季1〜9℃
休憩スペース|内湯×、外気浴〇
その他の設備|内気浴スペース、カフェバー、シャワールーム
01|北海道・釧路《KIELO SAUNA》
02|愛知・名古屋《KIWAMI SAUNA》
03|長野・信濃《LAMP野尻湖(The Sauna)》
04|京都・京丹後《ぬかとゆげ》
05|奈良・山添村《ume,yamazoe 》
06|佐賀・武雄《御船山楽園ホテル らかんの湯》
07|福島・南相馬《サウナ発達》
08|大分・豊後大野《稲積水中鍾乳洞》
09|三重・紀宝《飛雪の滝キャンプ場》
10|沖縄・本部《亜熱帯サウナ》
text: Ayana Kobayashi
Discover Japan 2024年2月号「人生に効く温泉」