京都・京丹後《ぬかとゆげ》
西の蒸気浴と東の酵素浴を一挙に
｜地域に染まるローカルサウナ10選 ④

魅力的なサウナがあれば、愛好家はどこへでも“サ旅”に出る。サウナはいまや、地域活性の起爆剤としても一目置かれる存在だ。郷土の自然や文化を体感できる、個性派ローカルサウナを一挙紹介。
　
今回は蒸気浴と酵素浴の相乗効果が体感できる京都・京丹後の「ぬかとゆげ」を紹介。

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予防医療への懸け橋となる
西の蒸気浴×東の酵素浴

地元で信頼の厚い整形外科医が、自律神経系の予防医療にもつながる温熱療法に着目。多湿で呼吸のしやすい「フィンランド式サウナ」と、発酵大国・日本ならではの「米ぬか酵素風呂」を同じ施設内で一挙に楽しめる、ユニークな保養施設を設立した。地元米農家の米ぬか、丹後ちりめんのサウナハット、近海の牡蠣殻を混ぜた漆喰壁など、館内のあらゆる資材やグッズに、郷土の名産や技術が光る。

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奈良・山添村
《ume,yamazoe》
 
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ぬかとゆげ
住所｜京都府京丹後市峰山町杉谷941-1
Tel｜0772-66-3988
料金｜1室3900円〜4800円
サウナ利用可能時間｜6:00〜24:00（最終受付22:00、事前予約制）
定休日｜第2・4木曜
https://nuka-yuge.com
　
＜サウナdata＞
収容人数｜1室2〜3名
タイプ｜プライベートフィンランド式サウナ
温度｜82〜90℃（季節や要望により変動可能）
水風呂｜15〜18℃
休憩スペース｜内湯〇（冬季のみ一部）、外気浴〇（一部）
その他の設備｜酵素風呂

text: Ayana Kobayashi
Discover Japan 2024年2月号「人生に効く温泉」