高知のタタキ文化は
鰹だけではなく山の幸も!?
|高知の郷土料理を訪ねて③
高知のタタキ文化は、海の幸だけにとどまらない。1985年頃から、ナスやシイタケなど山の幸もタタキにする料理が広がっている。地域の食材を生かした、高知らしいごちそうのひとつだ。
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野菜や山菜のタタキを
味わえるお店をご紹介!
鰹のタタキだけでなく、野菜やきのこもタタキにする高知。素材を蒸したり、焼いたり、煮たりしたものに、みょうがや大葉、ショウガなどの薬味とポン酢をかければ、立派なごちそうが完成する。鯖の身をのせたナスのタタキ、片栗粉をまぶして揚げたシイタケのタタキは、山の幸とは思えない食べ応えで、どちらも主役級の存在感。薬味と酢みかんが食欲をそそり、どんどん箸が進んでしまう。
01|廓中ふるさと館
さっぱりとしたナスのタタキが名物の食事処

安芸市にある武家屋敷群「土井廓中」のそばにある食事処。こちらでぜひ味わいたいのが「ナスのタタキ」(400円)だ。日本有数の生産量を誇る安芸市のナスを素揚げし、その上に焼いた鯖をほぐしてのせ、さらにネギやニンニク、ショウガなどの薬味をたっぷりと盛りつける。

ナスを素揚げすることで旨みを閉じ込め、ジューシーで肉厚な身は、とろりとした食感に仕上がる。そこに香ばしい鯖や風味豊かな薬味が一体となり、食べ応えも満点。酸味の利いた安芸市のユズと、鰹節や昆布の一番出汁と合わせたポン酢が、素材の旨みをきりっと引き立てる。ナスが主役ながら満足感のある一品だ。
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02|道の駅 四万十とおわ
オリジナルのポン酢ダレを使った、原木シイタケのタタキ

四万十産の原木シイタケを使った郷土料理「原木シイタケのタタキ」。地域の女性たちが、家で採れた野菜や手料理を持ち寄る「おかみさん市」から生まれた料理で、約40年前、地元の原木シイタケを生かそうと考案された。原木シイタケに片栗粉をまぶして揚げ、三杯酢で味わうのが特徴だ。

現在は、「道の駅 四万十とおわ」がその味を引き継ぎ、毎週木曜開催の「四万十流域バイキング」のメニューとして提供。カリッと香ばしい衣の中のシイタケは、肉厚でぷりぷり。原木シイタケ本来の軽やかな甘みに、ユズ酢や宗田節を合わせた甘酸っぱいオリジナルの万能ダレがからみ、箸が進む。
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「ポン酢」12選
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廓中ふるさと館
住所|高知県安芸市土居1017-1
Tel|0887-34-0701
営業時間|9:00~16:00(食事は11:00~14:30L.O.)
定休日|月・木・金曜
道の駅 四万十とおわ
住所|高知県高岡郡四万十町十和川口62-9
Tel|0880-28-5421
営業時間|食堂8:00~14:30(L.O.)、ショップ8:30~17:00、アイスクリーム店10:00~15:00、ジップライン体験9:00~17:00
定休日|不定休
Instagram|@toowashimanto
text: Nozomi Kage photo: Sayuri Ono
2026年11月号「日本のはじまりを知る旅へ」



































