TRAVEL

バスクリン「日本の名湯」は温泉地公認入浴剤!
自宅で本格温泉気分が自宅で楽しめる【後編】

2020.12.20 PR
バスクリン「日本の名湯」は温泉地公認入浴剤!<br>自宅で本格温泉気分が自宅で楽しめる【後編】

実際の温泉地“お墨付き”の入浴剤「日本の名湯」シリーズ。温泉好きで「日本の名湯」ユーザーでもある空間デザイナー・橋本夕紀夫さんが、シリーズでも人気の別府温泉郷を訪ねました。後編では、「日本の名湯 別府」の開発秘話に迫ります。

≪前編を読む

橋本夕紀夫(はしもと・ゆきお)
1962年、愛知県生まれ。空間設計事務所「スーパーポテト」に勤務後、独立。国内外のホテルや飲食店のデザインを数多く手掛ける。「ANAインターコンチネンタル別府」の露天風呂やパブリック、スイート客室も担当。

温泉地公認の秘密

温泉地公認※の入浴剤「日本の名湯」シリーズ。「日本の名湯 別府」の公認団体「別府市旅館ホテル組合連合会」の会長を務める「ホテル白菊」代表・西田陽一さんと「日本の名湯」開発担当者であるバスクリンの杉浦満さん、ユーザーを代表し橋本さんにも参加してもらい、開発秘話をうかがった。

右から、ホテル白菊代表の西田陽一さん、バスクリン「日本の名湯」開発担当の杉浦満さん、 空間デザイナーの橋本さん。鼎談は、実際にホテル白菊の湯に浸かって、新鮮な別府の湯を堪能した後で行われた。「日本の名湯 別府」は宿の源泉を参考にしているわけではないが、同じ炭酸水素塩泉で、湯の感触や浴後感は近いものがあるという

西田 別府市から、バスクリンさんと一緒に「日本の名湯 別府」をつくるから協力してほしいという話をいただき、試作品を使わせていただきました。とてもしっとりとした湯触りで、うちの宿のお湯に近いものを感じました。

杉浦 ありがとうございます。現地の方にそう言っていただけるのは何よりうれしく思います。私たちは温泉分析書を見るだけでなく、現地の温泉に浸かって、商品を試行錯誤して開発しています。温泉分析書には表れない肌感覚、湯触りがあるので、必ず実際に温泉に入ります。ただ、湯質のみを忠実に表現するわけではなく、温泉街の雰囲気や空気感も表現した商品にすることに力を入れています。そのため商品化にあたっては、私のようにお湯の成分配合を考える者と、香りを決める調香師、パッケージデザイン担当の3人で温泉地を旅しています。

別府の名物がイラストでちりばめられた「日本の名湯 別府」のボトルタイプ。「別府市旅館ホテル組合連合会」や市民の協力で誕生したデザイン

橋本 温泉に入って、街の空気を感じ、美味しいものを食べて。五感をフルに使って商品開発をするんですね。「日本の名湯 別府」はどんなイメージでつくったのでしょうか?

杉浦 別府のキーワードは「湯けむり」と、特産のカボスやザボンといった「柑橘類」。湯けむり漂う別府の温泉街の要素を、爽やかな柑橘の香りと薄緑の湯色で表現しました。成分配合など化学的な部分もありますが、感覚的な部分も開発で非常に大事にしています。その両面でつくり上げているのが「日本の名湯」シリーズです。

西田 我々も商品化に積極的に参加させていただき、女将の会や青年部、温泉名人、さらに別府に多い留学生にも協力してもらいました。別府は認知度の高い温泉ですが、外国の方が商品を手にしたときにもイメージがわきやすいデザインに仕上げていきたいと思ったんです。そこで「竹瓦温泉」や「地獄蒸し」など別府ならではの名物を取り入れたパッケージが完成しました。別府市のいろいろな立場の人が一丸となって商品開発に携わることはこれまでになかったので、貴重な体験でした。

橋本 日本人は忙しかったり疲れがたまってくると「ゆっくり温泉に浸かりたいなあ」という言葉が口をついて出ますよね。それくらいお湯に浸かるということが心身の癒しの象徴になっていると思うんです。日本全国の温泉、それぞれ湯質やロケーションも違うところが、またいい。とはいえ、現地へ足を運ぶのが難しいこともあります。そんなとき「日本の名湯」なら、気軽に自宅でも温泉気分が楽しめますね。その温泉地の料理やお酒を用意し、浴衣を着たりして温泉気分を演出するのも楽しいですね。

杉浦 「日本の名湯」は、全国17カ所の温泉地を表現しています。行ったことがある温泉地があれば、自宅のお風呂で使っていただき、そのお湯に浸かった旅の思い出を懐かしんでいただけたらうれしいです。まだ行ったことのない温泉であれば、お風呂で試してみていただいて、気に入った温泉地があれば、現地にも足を運んでいただければと思います。その温泉地の特性を感じていただき、「日本の名湯」を温泉地と出合うためのガイドブックのような感覚で使っていただくことで、それぞれの温泉地に足を運ぶきっかけになったらいいなと思います。

※各温泉地で温泉にかかわった活動をしている自治体または団体に、コンセプト、湯触り、色、香りなどの品質を確認してもらい販売している

「日本の名湯」と別府の魅力を動画で紹介!

あの名湯を表現!
「日本の名湯」で気分は温泉へ

自宅で温泉気分を味わえる入浴剤「日本の名湯」シリーズ。有名温泉地からマニアックな秘湯まで、調査員が実際に現地を訪れて温泉を調査し、数年かけて開発を行っている。商品には湯質だけでなく温泉街の景色や香りなど、五感をフルに使って味わった世界観が表現されているため、現地を旅しているかのような非日常感を楽しめる。

日本の名湯 登別カルルス(左)
白く濁る川と山々に残る初雪を色で表現
特徴|原生林の澄んだ大気の香りと、雪や白濁する川を思わせる湯色を表現
湯色|乳白色(にごりタイプ)
タイプ|アソート、ボトル450g、5包個箱(30g×5包)
日本の名湯 十勝川モール(右)
植物性温泉のモール泉をイメージ
特徴|モール(湿原、泥炭地の意)温泉をイメージした琥珀色。入浴中はすべすべ感、入浴後はしっとり感が味わえる
湯色|琥珀色(透明タイプ)
タイプ|アソート
日本の名湯 鳴子(左)
紅葉も美しい奥州三名湯のひとつ
特徴|9泉質あるといわれる鳴子温泉。「うなぎ湯」と称されるほどの、濃厚なつるつる感と、入浴後のしっとり感にこだわった処方
湯色|紅葉色(透明タイプ)
タイプ|アソート
日本の名湯 乳頭(中央)
山深い雪景色を想わせる真っ白な湯
特徴|乳頭山からの涼風が運ぶ、心落ち着く香り。7源泉ある乳頭温泉郷全体の雰囲気を表現
湯色|乳白色(にごりタイプ)
タイプ|アソート、ボトル450g、5包個箱(30g×5包)
日本の名湯 十和田蔦(右)
ブナの森に佇む温泉宿の雰囲気
特徴|ブナの森の薫風が運ぶすがすがしい新緑の香り。まるで森の中で温泉に入っている気分
湯色|乳緑色 (にごりタイプ)
タイプ|アソート、5包個箱(30g×5包)
日本の名湯 那須塩原(左)
1200年以上の歴史がある渓谷沿いの湯
特徴|保温性の高い硫酸ナトリウムを主成分とする源泉を参考にした処方。渓谷の山から漂う若葉と松葉の香りを表現
湯色|青緑色(透明タイプ)
タイプ|アソート
日本の名湯 野沢(中央)
湯仲間に守られてきた長野の名湯
特徴|かけ流しならではの「新鮮なお湯感」を、柔らかい湯触りと透明な青緑の湯色で表現。爽やかな風と新鮮な水の香りでリフレッシュ
湯色|青緑色(透明タイプ)
タイプ|アソート
日本の名湯 熱海(右)
数々の偉人が訪れた歴史ある温泉
特徴|しっかり温まる食塩泉が有名な熱海。香りは、爽やかな海と山の果実、花をイメージ
湯色|赤橙色(透明タイプ)
タイプ|アソート、ボトル450g
日本の名湯 奥飛騨 新穂高(左)
北アルプスの山々に囲まれた絶景温泉
特徴|新穂高の絶景を想わせる清風の香りと透明感ある湯色。主成分は肌をつるつるにする炭酸水素ナトリウム
湯色|緑色(透明タイプ)
タイプ|アソート
日本の名湯 濁河(中央)
濁河川沿いの野趣豊かな秘湯
特徴|標高1800mの高地にある温泉。原生林が生い茂る野趣豊かな温泉の力強さを、独特の色と香りで表現。浴後もぽかぽか
湯色|乳柿色(にごりタイプ)
タイプ|アソート
日本の名湯 山代(右)
開湯1300年。古くから栄えた北陸の温泉街
特徴|北陸屈指の名湯。香りは、加賀市の花であるハナショウブを甘く上品にアレンジ
湯色|乳青色 (にごりタイプ)
タイプ|アソート、5包個箱(30g×5包)
日本の名湯 紀州龍神(左)
日本三美人湯のすべすべ感を表現
特徴|日本三美人の湯といわれる龍神温泉のすべすべ感、浴後のしっとり感を味わえる
湯色|乳桃色 (にごりタイプ)
タイプ|アソート、5包個箱(30g×5包)
日本の名湯 美作湯原(中央)
昔ながらの情緒と落ち着きのある温泉街
特徴|みずみずしい果実の香りと新緑の清流を想わせる湯色で名湯を表現。湯質は弱アルカリ性
湯色|緑色 (透明タイプ)
タイプ|アソート、5包個箱(30g×5包)
日本の名湯 道後(右)
愛媛が誇る日本三古湯のひとつ
特徴|小説『坊ちゃん』の舞台となった道後温泉の御影石の風呂を、湯色で表現。入浴中のつるつる感が堪能できる弱アルカリ性
湯色|緑がかった青色(透明タイプ)
タイプ|アソート
日本の名湯 別府(左)
山は富士海は瀬戸内湯は別府
特徴|湯けむりの中にほのかに感じる和柑橘の香りで、温泉街の旅情感を堪能できる
湯色|薄鈍色(にごりタイプ)
タイプ|アソート、ボトル450g
日本の名湯 黒川(中央)
緑豊かな山々に囲まれた阿蘇の温泉地
特徴|やさしい野花の香り、幻想的な緑の湯色、なめらかな湯触りでリラックス感を演出
湯色|緑色(にごりタイプ)
タイプ|アソート、5包個箱(30g×5包)
日本の名湯 嬉野(右)
美肌効果で知られる柔らかな湯質
特徴|日本三大美肌の湯の里である嬉野温泉の柔らかな湯質としっとり感にこだわった処方
湯色|黄金色 (透明タイプ)
タイプ|アソート、5包個箱(30g×5包)

「日本の名湯」医薬部外品
効能|肩のこり、腰痛、疲労回復、冷え症、荒れ性、しっしん、あせも、うちみ、くじき、神経痛、しもやけ、痔、リウマチ、ひび、あかぎれ、にきび
価格|アソートタイプ/オープン価格、ボトル450g/オープン価格、5包個箱(30g×5包)/500円(税別)
問|バスクリンお客様相談室
Tel|70120-39-8496(9:00〜17:00 ※土・日曜、祝日を除く)
https://www.bathclin.co.jp/sp/meito/

≪前編を読む

text: Akiko Yamamoto photo: Hiroshi Abe
2021年1月号「温泉と酒。」


≫おひとりさまもOK!誰にも邪魔されないご褒美旅へ。

≫日々の疲れをリフレッシュしたいなら癒しの温泉宿へ

≫大分の手仕事を訪ねて~木工・竹細工~

大分のオススメ記事

関連するテーマの人気記事