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マスコットスパイスを選ぶ理由。
「ヤスマ」が手掛けるプレミアムスパイスの“本物の香り”とは?

2025.10.28 PR
マスコットスパイスを選ぶ理由。<br>「ヤスマ」が手掛けるプレミアムスパイスの“本物の香り”とは?

目にも鮮やかな高品質のスパイスが入った小瓶には、専業メーカーの粋を結集した“本物の香り”が詰まっている。日本のスパイスメーカーの先駆者である、ヤスマ株式会社の「マスコットスパイス」は2024年に発売して50周年を迎えた。そんなマスコットスパイスの歴史や魅力をご紹介!

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マスコットスパイスがもたらす
“ときめき”

1947年 「安間香辛料商店」として創業
1974年 「マスコットスパイス」を発売。横浜工場竣工
1987年 マスコットスパイスのパッケージリニューアル。シーズニングやスパイスミックスなど、商品ラインアップを拡充。静岡工場竣工
1988年 会社名を「ヤスマ株式会社」に変更
1989年 日本初のスパイス卸専門店「レピシエ」オープン(現在は閉店)
2001年 マスコットスパイスのパッケージをリニューアル。現在のものになる
2006年 スパイス専門店「ポワヴリエ」オープン(現在はオンラインショップのみ)
2024年 マスコットスパイス発売50周年

小瓶入りの「マスコットスパイス」が生まれたのは、半世紀前の1974年。当時はスパイスを使う習慣だけでなく、黒コショウと白コショウを使い分けることすらほとんどなかった日本の家庭に、“本物の香りを届けたい”という熱い想いをもって、「ヤスマ」が立ち上げた。ブラックペッパーやホワイトペッパー、クローブなど10アイテムからはじまり、いまではスパイスだけで100以上のアイテムが揃う。

ヤスマはスパイス・ハーブ・乾燥野菜などの食品原料を製造・販売する専業メーカー。1947年の創業以来、長年にわたって培ってきた技術や知識、調達ネットワークがマスコットスパイスにも生かされている。それぞれのスパイスは、名産地とされる国・地域から厳選。日本人の味覚に心を配りつつも、本物ならではの香りを追求し、各産地のグレードで高品質のものを仕入れる。

エンブレムはスパイスの重鎮・
クローブの木がモチーフ

食用はもちろん、香料や防虫、染料など、さまざま用途で古代から世界中で用いられてきたクローブの重宝さと奥深さに想いを寄せてエンブレムに。絵の周囲の文字は「香りの配達人」を意味する古英語

毎年の契約前に現地からサンプルを取り寄せ、その年の出来を確認するのはもちろん、年に十数回は担当者が現地に足を運び、産地の様子や品質を自ら確認している。天候不良などにより不作の年は、グレードの高いものは稀少になるが、そんなときでもヤスマは、優先的に量を確保できるという。それは、現地と長年、信頼関係を築いてきたからこそ。発売当初から一貫して、産地名をラベルに表記するのは、専業メーカーとしての矜持と、品質に対する自信の表れでもある。

ピンクペッパーの実がなっている様子

マスコットスパイスには、ホール(粒)だけでなく、パウダーや粗挽きなどさまざまな形状のものがあり、複数のスパイスをブレンドしたスパイスミックスもある。ヤスマは横浜と静岡に自社工場があり、各スパイスに合った乾燥方法や挽き方を選んだり、本場の味を再現しながら日本の食卓にも馴染むオリジナルレシピを考案したりと、製法やブレンドにもヤスマならではの技が光る。

マスコットスパイスの発売から50年。先駆者として、高品質のスパイスを日本の家庭に届け続けるヤスマは、各種メディアでの発信やイベントの開催を通してスパイスの魅力も伝えてきた。コンセプトとして掲げるのは「スパイスで食卓にときめきを」。いつもの料理に特別感が生まれたり、コミュニケーションのきっかけになったりと、マスコットスパイスがもたらす“ときめき”を日々の食卓で楽しみたい。

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世界の香りを食卓へ。
マスコットスパイスが届くまで

長年の経験で培った技術や知識を基に産地を厳選し、品質管理を徹底。高品質で安全・安心な“本物の香り”はマスコットスパイスならではの魅力。

トレーサビリティで
品質と安全性を徹底管理

スパイスは主に東南アジアから、乾燥ハーブは主にヨーロッパから、その時々で最上のものを選定。数十年来のつき合いのあるところでも毎年の契約前に品質をしっかり確認する
現地での検査にはじまり
国内でも工程ごとに検査を実施

現地で検査をした上で輸入。その後、国内で受け入れ時、各工程後、製品完成時にも毎回検査を実施。品目により複数の機械(金属探知機、X線など)を用いて選別し、さらに目視選別も行う

 

〈クローブ〉

インドネシア産。スパイスとなるのは花のつぼみで、香りが凝縮する頭部分が大きく、太い軸にしっかりと付いているものがよい。

花が開くと香りが弱まり、スパイスとしての価値が下がってしまうため、開花直前に手作業で摘み取る
天日干しで乾燥させたクローブは、グレードごとに分けられて、厳しい検査を経て日本へ出荷される

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〈カルダモン〉

グアテマラ産。さや状の果実の中にある種子に香りが凝縮している。さやが鮮やかな緑色をしていて大きく、割れていないもののみが最上級グレードとなる。

ショウガ科の多年生植物で、清涼感のある上品な香りから“スパイスの女王”とも呼ばれる
香りの源である種子は、熟するほどに黒色になっていく。ホールのままでも使えるが、皮をむいて使う場合は、種子を取り出し、すり鉢などで粗くつぶして使う

 

〈ペッパー〉

ピンクはマダガスカル産、ブラックは南インドのマラバル産、ホワイトはインドネシア産。香り、粒の大きさ、形状・色の美しさを大切にしている。

(左)ピンクペッパー。ペッパーという名だが、コショウとは異なる植物
(右)コショウの果実。未熟なものを収穫し、乾燥させたものがブラックペッパー、熟したものの果皮を取り除き、乾燥させたものがホワイトペッパー
ブラックペッパーの天日干しの工程

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マスコットスパイスが
気になった方はこちら!

 
≫公式サイト

 

text: Miyu Narita photo: Shiho Akiyama
2025年11月号「実は、スパイス天国ニッポン」

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