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達成度ランキング上位国からひも解く、
世界のSDGs事情【前編】
《SDGsの基礎知識》

2021.9.15
達成度ランキング上位国からひも解く、<br>世界のSDGs事情【前編】<br><small>《SDGsの基礎知識》</small>

よりよい社会の実現を目指すための世界共通の指標「SDGs」。さまざまな施策がある中、SDGs達成度ランキング上位国の施策から日本の現状を考えてみたい。今回は、前後編記事で世界のSDGs事情をひも解きます。

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SDGsからみる日本と他国の共通点

日本では昨今SDGsという言葉が取り沙汰されるようになっているが、ヨーロッパやアメリカでは数年前から企業から個人までさまざまなレベルで挑戦している。それらはプラスチックストローや、容器を廃止したりする初歩的なことから、ビーチのゴミ拾い、地産地消のものを使って料理するなど多種多様。また温暖化により海水が増え、海面が上昇し、ハワイのように海に囲まれた場所では、土が削れていき、道や住居まで浸食が進み、日常が脅かされてきているのも事実で、そんな状況を改善したいと思う気持ちは世界共通、若年層ほど意識は敏感であるようだ。

達成度ランキングを見ても上位は北欧、ヨーロッパ諸国が圧倒的に占めるが、彼らの施策の基本的な考え方は、実は日本の精神性につながっているのではないかと感じる。たとえばつぎはぎをする(ボロ)=長く大事に使おうという精神、商品原料を再生資源にすること、それらは日本の“もったいない”の考え方に通じているともいえよう。今回取り上げたフィンランド、スウェーデン、デンマークの上位3カ国で行われている具体的な施策に通ずる、日本的な考え方をヒントにしていくことで、日本がランキング上位に名を連ねる未来もそう遠くないかもしれない。

SDGs達成度ランキングとは?

1位 フィンランド
2位 スウェーデン
3位 デンマーク
4位 ドイツ
5位 ベルギー
6位 オーストリア
7位 ノルウェー
8位 フランス
9位 スロベニア
10位 エストニア
11位 オランダ
12位 チェコ
13位 アイルランド
14位 クロアチア
15位 ポーランド
16位 スイス
17位 イギリス
18位 日本

SDGsの達成度・進捗状況に関するレポートによる国別ランキング。詳細はウェブサイトをチェック。
https://sdgindex.org/reports/sustainable-development-report-2021

持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN:Sustainable Development Solutions Network)とベルテルスマン財団(Bertelsmann Stiftung)によって作成されたレポート。同様のレポートは2016年から毎年発表され、各国のSDGsへの取り組みがスコア化され、ランキングが公表されている。

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edit&text: Shoko Horiuchi, Takako Servo, Yuka Harikai
Discover Japan 2021年9月号「SDGsのヒント、実はニッポン再発見でした。」


《SDGsの基礎知識》
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・世界のSDGs事情【前編】
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