FOOD

山形県 小嶋総本店
《米糀のあまさけスムージー》
野菜・フルーツの恵みと発酵の力を活かした新しいカタチの「あまさけ」

2021.8.17
山形県 小嶋総本店<br>《米糀のあまさけスムージー》<br><small>野菜・フルーツの恵みと発酵の力を活かした新しいカタチの「あまさけ」</small>

400年以上前から続く老舗酒蔵として知られる山形県米沢市・小嶋総本店は、野菜・フルーツの恵みと発酵の力を活かし、毎日をおいしくサポートする「米糀のあまさけ」シリーズを展開している。

「朝の目覚め」や「午後もうひと踏ん張りしたいとき」など、暮らしのシーンに寄り添ってココロもカラダもサポートすることをコンセプトに、山形県産米の米糀から造ったノンアルコールの甘酒と、野菜・フルーツのスムージーをブレンド。素材の美味しさを活かすため、保存料・香料・着色料無添加にこだわった「米糀のあまさけスムージー」とは…

「米糀のあまさけ」 誕生の背景

小嶋総本店は安土桃山時代に創業した老舗酒蔵で、国内に1000蔵以上存在する酒蔵の中で13番目に長い歴史を持っている。醸造アルコール等の添加物を一切添加しない、純米酒だけを造る酒蔵だ。

小嶋総本店の24代蔵元である小嶋健市郎(こじま・けんじろう)さんは、酒蔵に生まれ、米糀の甘酒を離乳食にして育った。自身が離乳食の頃から親しんできたため、小嶋は米糀の甘酒を単なる飲み物ではなく、「身体に優しく栄養豊かな食事」と捉えてきたそうだ。

健市郎さん 誰もが忙しい現代は、効率や利便性を追求したものに溢れています。けれど、食事は身体に入れるものです。だから、「便利さ」だけでなく「自然なもの」を求めたい。

「自分の子供にも食べさせたいと思える甘酒を、現代のライフスタイルに合った形でお届けしたい」それが、小嶋総本店 米糀の甘酒に込められた想いです。

小嶋総本店
安土桃山時代に山形・米沢で初代・小嶋彌左衛門が創業した造り酒屋。上杉家御用酒屋で、醸造アルコール等を一切添加しない全量純米造りの酒蔵としても知られている。代表銘柄である「東光」は国内外のコンテストで数多くの賞を受賞し、世界酒蔵ランキング2020では2つ星(37位)を獲得、世界19カ国に輸出されている。

飢饉(ききん)から復興した、
米沢から世界へ

「米糀のあまさけ」が開発された背景を語る上で、小嶋総本店が位置する山形県米沢市の歴史は外せない。

米沢市は、 飢饉(=食料が採れない災害)から復興した地域として、世界から注目を集めている。江戸時代の米沢藩の大名である、上杉鷹山 (うえすぎ・ようざん) は、大雨によって田んぼや畑が荒れ、全国的に農作物が採れなくなった時代に、身近なものを食べるように薦めて、米沢の人々を救った。例えば、米沢城を観賞用として泳いでいた鯉(コイ)を甘く煮て食べたり、ツクシやスギナなどの雑草をも食料にした逸話が残っている。

その一つとして、現代でも米沢らしい食べものとして受け継がれているのが「ウコギ」だ。「米糀のあまさけ-wake up green」に含まれるウコギは、江戸時代から米沢で栽培が奨励された植物で、その根は生薬としても用いられる。

米沢では家々の垣根として植えられ、春~初夏に新芽を食べる風習が今でも残るスーパーフードなのだ。

大人から子どもまで
“スムージー”感覚で安心・安全に飲める

山形県産米糀を発酵させたノンアルコール・ノンシュガーの甘酒をベースに、山形で江戸時代から育てられているウコギや秘伝豆といった伝統素材を含む、野菜やフルーツのスムージーを加えている。

「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒の持つ滋養と、野菜やフルーツの恵みを組み合わせ、毎日をおいしくサポート「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒の持つ滋養と、野菜やフルーツの恵みを組み合わせ、毎日をおいしくサポートするため「WAKE UP(朝のすこやかな目覚めをサポート)」や「(朝のすこやかな目覚めをサポート)」や「BEAUTY UP(日中の活動をしなやかにサポー(日中の活動をしなやかにサポート)」など、生活シーンに寄り添ったト)」など、生活シーンに寄り添った3種類を開発。

素材の美味しさを活かすため、保存料・香料・着色種類を開発しました。素材の美味しさを活かすため、保存料・香料・着色料等、無添加料等、無添加で仕上げている。そのため、大人だけでなく子どもにも安心・安全で豊かな風味を味わえる。

特徴ある3種のブレンドはすべてフードディレクター・料理家の川上ミホさんがレシピを監修。さらに、これまでの甘酒のイメージを刷新するパッケージデザインは、世界的に活躍するクリエイティブチーム 「artless Inc.」が手掛けている。

プロデューサー
永田宙郷(ながた・おきさと)
プランナー・プロデューサーとして伝統産業から先端企業まで多くの「メイドインジャパン」のものづくり支援を行い、全国の作り手と伝えて手が集う展示会「ててて商談会」を共同主宰。 TIMELESS代表。https://nagataokisato.themedia.jp/

レシピ監修
川上ミホ
料理家、ソムリエからキャリアをスタートし、イタリアンの厨房で料理人として腕を磨く。大手コンビニエンスチェーンのスイーツ商品のリニューアルやレシピ開発、飲食店立ち上げなど多彩な活動を展開。http://www.mihokawakami.com/

ブランディング・パッケージデザイン
artless
川上シュン率いるブランドコンサルタンシー。サーキュラーブランディング掲げ、グラフィックを軸に、戦略設定からクリエイティブまで包括的なブランディングを行う。「 hotel koe tokyo 」「フォーシーズンスホテル京都」などを手がけている。https://www.artless.co.jp/

はれやかな甘み
「pure」

山形県産の米糀100%で仕上げたピュアなあまさけ。ビタミンB群やすべての必須アミノ酸を含み、「飲む点滴」とも言われる発酵飲料あまさけを、400年かけて培った発酵技術で丁寧に造った。日々の暮らしの中で手軽においしく、ナチュラルに栄養補給できる。1食のカロリーはごはん半膳分と少し。

価格|432円/個
原材料名|米こうじ(山形県産米)
内容量|135g
栄養成分表示(100g当たり推定値)|熱量116kcal / たんぱく質1.5g / 脂質0.3g / 炭水化物 26.9g / 食塩相当量0.01g

すこやかに目覚める
「wake up green」

すこやかな目覚めをサポートしてくれる、朝にぴったりな甘酒。カルシウムや鉄分を豊富に含む小松菜やケール、食物繊維のりんご、ビタミンC豊富なキウイとレモンをスムージーにして、あまさけと合わた。江戸時代から山形で栽培される伝統野菜ウコギも使用している。

価格|432円/個
原材料名|米こうじ(山形県産米)、りんご、キウイフルーツ、ケール、小松菜、レモン、うこぎ粉
内容量|135g
栄養成分表示(100g当たり推定値)|熱量92kcal / たんぱく質1.3g / 脂質0.3g / 炭水化物 21.1g / 食塩相当量0.02g
アレルギー物質(28品目対象)|りんご、キウイフルーツ

たおやかに整える
「beauty up red」

日中の身体を整える、美容とアンチエイジングを考えた甘酒。ビタミン豊富で抗酸化力も高いベリー類、血の巡りを改善し「食べる輸 血」とも呼ばれるスーパーフード=ビーツをスムージーにして、あまさけと合わせている。ベリー系の味わいで、子どものおやつにもおすすめ。

価格|432円/個
原材料名|米こうじ(山形県産)、いちご、ブルーベリー、ラズベリー、ビーツ、レモン
栄養成分表示(100g当たり推定値)|熱量93kcal / たんぱく質1.2g / 脂質0.3g / 炭水化物 21.4g / 食塩相当量0.01g

「米糀のあまさけ」 おすすめの楽しみ方

「小嶋総本店 米糀のあまさけ pure」は、米糀100%のナチュラルな甘みが魅力の甘酒。冷たくしても、あたたかくしてもおいしく飲める。お好みで、果汁や豆乳、牛乳、ヨーグルトを加えるのもおすすめ。

「米糀のあまさけ」アレンジレシピ
「小嶋総本店 米糀のあまさけ beauty up red」少量に、オリーブオイル、酢、塩、胡椒、を加えれば、素材のピンクが映えるオリジナルドレッシングに。簡単に彩り鮮やかで、オシャレなサラダが出来上がり。そのほかにも、料理やお菓子づくりなど、さまざまなシーンで甘酒を取り入れられる。

さまざまな飲み方ができる「米糀のあまさけ」のスムージー。自分なりの飲み方を見つけてみてはいかがだろうか。

酒造資料館 東光の酒蔵 販売所
住所|山形県米沢市大町2-3-22
酒造資料館 東光の酒蔵 内『米糀のあまさけ』発送係

Tel|0238-21-6601
営業時間|9:30~16:00
Mail|info@tokonosakagura.com
 https://www.kojimasohonten.com/

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