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巻いて使うシート型ストロー《STROLL 01》
プラだけど地球にやさしい、エコなストロー誕生

2021.8.2
巻いて使うシート型ストロー《STROLL 01》<br><small>プラだけど地球にやさしい、エコなストロー誕生</small>

ARIGATO GIVINGから、廃棄プラスチックを減らし、環境にも配慮したエコなストロー「STROLL 01(ストロー 01)」を発売。何度も繰り返し使用することによって無駄なゴミを削減し、大切に使ってもらうことを目的としている。口当たりの良さや耐久性の高さといったストローにおける「プラスチックの良さ」を生かして、継続的にプラスチック問題に向き合ったアイテムだ。

近年、「プラスチック=悪」と捉えられている。海洋プラスチック汚染問題は深刻で、目に見える浮遊ゴミだけではなく、マイクロプラスチックやナノプラスチックなども問題視されている。ここまで生活に密着しているプラスチックの廃棄を減らすためには、「プラスチックを一切使わない」という現実的に持続困難な方法ではなく、先ずはリデュース(減らす)やリユース(再利用)の一歩として「STROLL 01」が誕生した。

燃やすと紙と同じく水と二酸化炭素にしかならないポリプロピレン100%のプラストローは、紙ストローの1/2程度の重量でつくることが出来るため、使った後で燃えるゴミとして適切に処理すれば理論上1/2のCO2排出量で済み、実は環境に良い一面もある。

STROLL 01は、台などを使用せず両手だけで1枚のシートから真っ直ぐな円筒状のストローを作ることができる。また、シートを最適な角度で螺旋状に巻ける構造のため、適切に巻けば液体が漏れることはない。

さらに飲み口にも飲料にも浸からない位置1カ所で、特別な固定器具やテープなどを用いることなく巻いたストローを固定することができ、スマートに使用することができる。

プラスチックならではの特徴である、無味無臭で軽くて丈夫、しなやかな素材感が、飲みものを長時間に渡り美味しく飲むことを可能にしている。また、どのように巻いても口元が鋭利にはならない構造となっているため、口を傷つけることはなく安全。

左:太めに巻きベルトを2周通したもの。右:細めに巻きベルトを3周通したもの

STROLL 01は、ストローの長さを変えることなく太さを調整することが可能。ストローの太さによって飲みものの味わいは変わってくる。

左から:KUMIKO GREEN、NAVY、MAUVE PINK、KUMIKO ORANGE

カラーは4種類を用意。印刷部分がラミネートされて、フィルムの断面部分には印刷を施していない。そのため長時間利用してもインクの成分が液中に滲み出ることはなく安全。

コツを掴めば、上手に巻くことができる。

①持ち方
両手を清潔にしたらシートを裏返し、ベルト部分を奥側にして左手に広げる。

②巻きはじめ
ベルト部分を奥側に向けた状態で、シートの右側を左側の内側に巻き込むように巻く。

③巻く(引っ張りながら)
できるだけストローを長く伸ばしながら巻くイメージで、左手(ベルト部分)を奥側に、右手を手前側に引っ張りながら右手で反時計回りに回していく。

④巻き終わり
長く引っ張るように巻き続けると、徐々に奥側を向いていたベルト部分がストローに対して垂直になる。その状態で太さを調整したら巻き終わり。

⑤ベルトを通す(1回目)
巻き終わった状態でベルトの穴付近を右手で押さえながら、左手で穴にベルトを通す。
※右手でしっかりと太さを固定しながらベルトを通す。

⑥ベルトを通す(2回目)
ベルトを通したら、右手で固定したまま、もう1度ベルトを通す。基本的に2回通すことによって固定されるが、より細く巻く場合、3回通すこともできる。

⑦完成
微調整をしたら完成。使い終わったらベルトを外してから洗う。簡易ケースに入れる際もベルトを外してから入れる。

プラスチックを大切に使ってみることで見えてくる、新しい廃棄プラスチック問題への向き合い方。そんな新しい文化と考え方を体感できる「STROLL 01」のストローを生活に取り入れてみてはいかがだろうか。

ARIGATO GIVING
「STROLL 01」
https://www.arigatogiving.com/?pid=161746631

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