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お中元に、特産地の味を食べ比べる“そうめんアソート”はいかが?
三輪素麵/小豆島素麺/島原素麺

2021.6.2
お中元に、特産地の味を食べ比べる“そうめんアソート”はいかが?<br><small>三輪素麵/小豆島素麺/島原素麺</small>

日本の”よいモノ”を津々浦々見てきた小誌が、特におすすめしたい季節の贈り物をセットにした「Monthly Gift Box」。6月は各地域から厳選したそうめんのアソートセットです。お中元をはじめ、この季節に贈れば喜ばれること間違いなし!

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ひんやり、つるっと!
日本の食卓に涼を届ける夏の風物詩

奈良時代に起源をもち、各特産地の伝統食品として根づいているそうめん。伝説によると、奈良県・三輪が発祥の地といわれ、三輪そうめんを食した人々が美味しさに感動して地元へと持ち帰り、全国に広がったとか。各地域の特色が加わったそうめんは、口に含むとテロノワールが楽しめ、つるっとしたのど越しのため、お中元にもぴったり。厳選されたアソートセットを贈れば、大切な人に喜んでもらえること間違いなしだ。

輝くそうめんから漂う、小麦本来の香り
三輪山勝製麺「 一筋縄」

三輪で6代続く老舗製麺所。油を使わず吉野葛を使用しているので光沢感があり、のど越しのよさも際立つ。そうめん研究家のソーメン二郎さんも”そうめん四天王”のひとつに選び、「ゆでたときに輝く透明感がすごい。油を使っていないので酸化臭は一切なく、小麦本来の甘い香りが実感できます。もちもちの食感も抜群。小麦本来の美味しさを追究する職人さんの、こだわりが凝縮した孤高のそうめんです」と薦める。

小豆島の地でつくられる、昔ながらの手延べ素麺
真砂喜之助製麺所「太口そうめん」

約400年にも及ぶ歴史を持つ、日本3大素麺産地の一つである香川県小豆島。この地の伝統である「手延べ製法」で素麺づくりを行うのが真砂喜之助製麺所だ。昔ながらの手延べ製法は、太陽の光の入り方や風の吹き方によって、天日干しの方法を変えたり、麺同士がくっつかないように箸分け作業を行うなど、その感覚はまさに職人技。デザイン性に優れたパッケージからも、伝統を未来へ継ぐつくり手の想いが伝わってくる。

国産小麦の風味とコシを感じる手延べ素麺
坂利製麺所「坂利の手延素麺」

奈良県吉野の地で、1984年から素麺の製造を行う坂利製麺所。国産小麦の小麦粉に海水から生まれた塩を加えて、圧搾製法の淡口のゴマ油を使い、熟成を繰り返し、丁寧に手延べした素麺は、国産小麦の豊かな風味としっかりとしたコシを感じられるひと品に仕上がっている。

原材料はすべてメイドイン島原!
本村製麺工場「島原のおそうめん 旭」

そうめんの名産地・長崎県南島原の須川で1950年から素麺づくりに勤しむ本村製麺工場。目の前に有明海、後ろには雲仙普賢岳・平成新山という自然豊かな環境で、親子三代に渡り日々素麺と向き合っている。
「旭」の原材料は、なんとすべて島原産。農薬を使わず有機肥料だけで栽培した自家栽培小麦のほか、水は雲仙普賢岳伏流水、塩は小浜町天然塩、油は島原無添加圧搾油を使用。島原の自然豊かな風味が詰まった素麺をお試しあれ。

小豆島の自然が生んだ、香り高い甘口出汁

1949年に醤油屋として始まったヤマロク醤油。100年以上前に建てられたもろみ蔵は、国の登録有形文化財にも指定され、壁や柱、梁、土間など、当時から育てられた蔵中に潜む100種以上に及ぶ菌によって美味しい醤油が出来上がる。
また素麺同様、小豆島の気候は醤油醸造における酵母菌や乳酸菌の発酵にも最適。
「菊つゆ」は、人気の醤油「菊醤」をもとに、羅臼昆布と枕崎の鰹節で出汁を取り、種子島産の砂糖で仕上げた甘口出汁。めんつゆとして以外にも、おでんや煮物、天つゆなどの料理にもよく合う。

そうめん4種食べ比べセット
価格|4000円
内容|坂利の手延素麺50g×5束、麦縄そうめん50g×5束、手延べそうめん太口50g×10束、島原のおそうめん 旭50g×5束、菊つゆ500㎖

 

photo: Atsushi Yamahira


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