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癒しが必要ないまこそ和歌山の世界遺産へ。高野山と熊野三山をめぐるスマートバス旅【前編】

2021.3.22 PR
癒しが必要ないまこそ和歌山の世界遺産へ。高野山と熊野三山をめぐるスマートバス旅【前編】

疲れが澱のようにたまってきた……そんな人におすすめなのが、心身をリフレッシュする世界遺産巡礼旅。1000年を超え信仰されてきた、和歌山県にあるふたつの聖地をめぐる旅へ出掛けませんか?

ふたつの聖地
高野山と熊野

杉木立に佇む堂宇(どうう)、大滝からほとばしる水しぶき……自然の大いなる力に包まれたとき、人は不思議と癒されていく。2004年「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されるや、国内外からの巡礼客が激増した高野山と熊野。コロナ禍の中、ふたつの聖地は幾分、元の姿を取り戻したといえるかもしれない。

和歌山県北東部にある高野山は、空海が816(弘仁7)年、嵯峨天皇に密教の根本道場を開きたいと上奏し、その後弟子たちと切り開いた一大宗教都市だ。山々に囲まれた標高800mの盆地に、117の寺院が建つ。空海が入定(にゅうじょう)し、御廟にていまなお瞑想(めいそう)を続いているとされる聖地・奥之院と、空海が立体曼荼羅(まんだら)を表したという壇上伽藍(だんじょうがらん)が、その信仰の中心となっている。

一方、和歌山県南東部に点在し、有史以前の自然信仰にルーツをもつのが熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社と那智山青岸渡寺)。神仏習合と末法思想が広まった平安期以降、熊野権現信仰が高まり、上皇などの熊野御幸は百度を超えた。秘境の参詣道である熊野古道だが、春秋には高野山と熊野を結ぶバスが運行。古来、人々が憧れた巡礼旅に挑めるチャンス到来だ。

数々の武将も心酔した
“空海の教え”が生き続ける地
高野山

高野山のシンボル、根本大塔。真言密教の根本道場として築かれた壇上伽藍の中心に9世紀に建った日本初の多宝塔。現在の塔は再建されたもので高さ約49mの荘厳な姿だ。

 

皇族から庶民まで
憧れた“よみがえり”の地
熊野三山

那智山にある那智の滝は日本一の落差133m。神武天皇が東征のとき、光り輝く山を見つけ探り当てた滝と伝わり、滝自体が御神体として祀られている。

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癒しが必要ないまこそ和歌山の世界遺産へ。
高野山と熊野三山をめぐるスマートバス旅
前編|ふたつの聖地
後編|高野山→熊野三山を一気にめぐる

text: Kaori Nagano(Arika Inc.) photo: Makoto Ito
2021年4月号「テーマでめぐるニッポン」


≫秘境の宗教都市「高野山」が生まれた理由|空海の聖地を訪ねる

≫和歌山県の記事一覧

≫写真家・浅田政志さんが切り取る、熊野古道 伊勢路の文化を守り伝える人々

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