「佐原商家町ホテル NIPPONIA」千葉県佐原の元酒蔵がレストラン&バンケットに生まれ変わってオープン。
バリューマネジメント株式会社が運営するVMG HOTELS & UNIQUE VENUESは、歴史的な邸宅や町家を改修した分散型ホテル「佐原商家町ホテル NIPPONIA」に馬場本店酒造南蔵を使用したレストラン・バンケット「KAGURA」を2021年3月1日オープンしました。
佐原商家町ホテル NIPPONIA
千葉県香取市佐原地区は、江戸時代より利根川水運中基地として栄えた場所で、分流の小野川沿いに築100年を超える商家などが並び、1996年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されましたが、2011年東日本大震災で大きな被害を受けました。「佐原商家町ホテル NIPPONIA」は町並みの保存継承と観光振興を目的に、京葉銀行、佐原信用金庫、地域経済活性化支援機構などがつくった千葉・江戸優り佐原観光活性化ファンドを中心に資金調達し、改修しました。
佐原商家町ホテル NIPPONIAは、2018年3月にオープンした明治から昭和初期に建てられた11棟13室を宿泊棟に改修し、まち全体をホテルに見立てた分散型ホテルで、この取組みは「香取市の歴史的資源を活用した観光まちづくり」施策の一環であり、佐原への集客を牽引するだけでなく、香取市全域への集客を目指し、観光によるまちの活性化を目的としています。
新たにオープンする馬場本店酒造南蔵「KAGURA」
馬場本店酒造南蔵は、香取街道沿いの立地、広大な敷地に建物が存在しています。300年以上前に開業し、糀屋から始まり、現在でも酒造りがなされている地元酒蔵「馬場本店酒造」所有の木造の建物。実際に日本酒を作っていた空間の趣や酒造りの歴史を感じられる本物の酒蔵は、香取街道沿いの立地、広大な敷地に建物が存在していると言う点で、非常に印象的な存在です。歴史的資源の継承、及び賑わいづくりの仕掛けとして活用しています。
発酵フレンチと、蔵元直送の日本酒が楽しめる酒蔵レストラン
「LE UN 佐原商家町ホテル NIPPONIA」
佐原の土地では、良質な米でできる日本酒や酒粕、大豆と塩と麹でできる味噌や醤油といった醸造業が発展し、地元産の食材と発酵食へのこだわりは、歴史を重ねるごとに磨かれていきました。
メニューはフレンチでありながら、日本酒を作る過程で生まれた酒粕を取り入れたり、 醤油・味噌・麹などの発酵食品を使用するなど、日本酒と地域食材とのペアリングを楽しむことができ、レストラン「 LE UN 佐原商家町ホテル NIPPONIA」ならではのコースに仕立てています。
席数|84席
※駐車場完備
佐原商家町ホテル NIPPONIA
住所|千葉県香取市佐原イ1708-2
Tel|0120-210-289(VMG総合窓口)
https://www.nipponia-sawara.jp/