渋谷パルコ《新道工房 個展》が開催!
うつわ作品ラインアップ
千鳥にひょうたん、自由奔放な唐子たち…新道工房の作品は、福を呼び込むモチーフであふれています。普段使いしやすいデザインやサイズも魅力。
2023年3月25日(土)~4月9日(日)にかけて渋谷パルコのDiscover Japan Lab.にて開催される「新道工房 個展」のラインアップをご紹介。公式オンラインショップでも3月27日20時より順次取り扱い開始します。
染付 千鳥形猪口
千鳥は「千の福を取る」との語呂合わせから、縁起柄として親しまれてきた。伊万里焼に描かれた柄をヒントに、オリジナルの古染付を制作。珍味や薬味入れとして最適だ。
染付 線紋 角鉢
角鉢には、丸いうつわが並びがちな食卓を引き締める働きがある。内側の線に合わせて盛りつけると、料理映えする効果も。染付の落ち着いた色合いが、料理を美しく見せる。
染付 波にかもめ紋 花弁皿
「波にかもめ」は秋冬の絵柄。春を象徴する花びらの絵柄と組み合わせて、ひと皿に春、秋、冬を表現。そこに夏の食材を盛りつければ日本の四季が成立と、しゃれの利いた作品だ。
呉須赤絵 麒麟紋 三つ葉形向付
江戸後期の京焼陶工・奥田穎川(おくだえいせん)の呉須赤絵の写し。うつわの中央には、よいことが起きる前兆を意味するキリンがのびのびと描かれている。食卓を華やかに演出してくれる逸品だ。
色染付 魚藻紋 八寸楕円皿
アワビ形の伊万里焼皿を使いやすい形状にアレンジ。海老や鯉などのおめでたい柄に混ざって、よく見ると絵本『スイミー』に出てくる小さな魚の姿も! メインディッシュに使いたい。
色染付 唐子宝船形向付
織部の舟形向付をモチーフにした作品。ひょうたんや扇、冠などの絵柄を盛り込んだ、宝尽くしのひと皿。船の回りを唐子たちが、ちょろちょろと遊び回る様子がほほ笑ましい。
色絵 唐子 金魚すくい皿
宮本さんの子どもたちが金魚すくいをしていた様子を再現。金魚は伊万里の絵柄を参考にしたもの。唐子たちの手にはしっかりポイが握られている。干菓子やつまみ皿に。
色染付 唐子 網のぞき酒呑
うつわの内側には大きな海老の絵が! 網にかかった海老が、唐子の足を挟もうとしている様子を表現した。かわいいだけではない、皮肉めいた遊び心も魅力。珍味入れや酒器として。
色染付 唐子 一休さん れんげ&受け皿
テレビアニメ「一休さん」に登場するとんち話「屏風の虎」を題材にした作品。よく見ると、虎の尻尾を唐子(一休さん)がしっかり握っている。粥用の匙や珍味入れとしてもおすすめだ。
色絵 やる気のない唐子箸置き
正しいことを重んじる現代の日本において、あえてやる気のない箸置きでリラックスすることを提唱。足を組んだり寝転んだり、脱力感たっぷりの唐子たちは、宮本さんの子どもたちの普段の様子を模したもの。箸を置くたびにニヤけてしまうほど愛らしい。
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新道工房 個展
会期|2023年3月25日(土)〜4月9日(日)
会場|Discover Japan Lab.
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO 1F
Tel|03-6455-2380
営業時間|11:00〜21:00
定休日|不定休
※新情報は公式Instagram(@discoverjapan_lab)などで随時紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
※掲載商品は一部であり、店頭にはさまざまなうつわが並びます。
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text: Misa Hasebe photo: Takehisa Goto
2023年4月号「すごいローカル、見つけた!」