ガラス作家《古賀雄大》
溶けたガラス本来の表情×手仕事の造形
富山県を拠点に活躍するガラス作家・古賀雄大さん。溶けたガラス本来の表情と手仕事による造形が共存する、古賀さんのガラス作品とは?
東京・渋谷パルコ Discover Japan Lab.では、2024年7月27日(土)〜8月12日(月)にかけて「硝子グループ展—6 glass—」を開催。
Discover Japan公式オンラインショップでは、本展の一部作品を7月30日(火) 20時より順次販売予定です。(店頭の販売状況により日程・内容が変更になる場合があります)
古賀雄大(こが ゆうだい)
1988年、福岡県生まれ。東亜大学医療工学部医療栄養学科を卒業後、沖縄県の琉球ガラス工房にて職人見習いに。富山ガラス工房の所属を経た後、2022年「KOGA GLASS STUDIO」を設立。フリーランスのガラス作家として活動する。
屈折や影による
表情の違いを愉しむ
“溶けたガラスの自然な表情と手仕事による造形が共存する作品”に、ものづくりの焦点を定める古賀雄大さん。シンプルなデザインや控えめな色合いだからこそ、光が生み出すニュアンスがより引き立っている。
「周りの環境や中に入れるものにより、さまざまな表情を楽しめるところがガラスのうつわの魅力かと。暮らしに寄り添いながら刻々と変化する表情を楽しんでもらいたいです」(古賀さん)
高温で溶けたガラスが生き物のように流れていく様子や、はかなく砕けた瞬間などの刹那的な美しさを作品で表現する古賀さん。この夏にしか味わえない瞬間を、とびきりのうつわとともに過ごしてみたい。
作品ラインアップ
Stem glass-A
古賀さんが最初に制作した脚付きグラス。ジュース、アイスティー、ビール、ワインと、何を注いだとしても気分が上がるフォルムだ。
サイズ|φ58×H150㎜
重量|200g 価格|6600円
Goblet-S
まっすぐ伸びる直線的なかたちは、スッキリとした味わいのドリンクと相性抜群。とっておきの酒を楽しむときの相棒としても活躍。
サイズ|φ68×H165㎜
重量|155g 価格|6600円
Pilsner glass
美しく見える泡のバランスや、口当たりなどが計算し尽くされたビール専用グラス。ビールを注ぐだけでビアバー気分が楽しめる。
サイズ|φ58×H195㎜
重量|205g 価格|6930円
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硝子グループ展—6 glass—
会期|2024年7月27日(土)〜8月12日(月)
開催場所|Discover Japan Lab.
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO 1F
Tel |03-6455-2380
営業時間|11:00〜21:00
定休日|不定休
※最新情報は公式Instagram(@discoverjapan_lab)などで随時紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
※掲載商品は一部であり、店頭にはさまざまなうつわが並びます。
※サイズ・重量は掲載商品の実寸です。同じシリーズでも個体差があります。
text: Natsu Arai, Misa Hasebe photo: Kazuya Hayashi
Discover Japan 2024年8月号「知的冒険のススメ」