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東京ミッドタウンで期間限定オープン
PLAY EARTH PARK/プレイアースパーク
建築家とコラボした公園で自然を楽しむ

2022.4.22
東京ミッドタウンで期間限定オープン<br>PLAY EARTH PARK/プレイアースパーク<br><small>建築家とコラボした公園で自然を楽しむ</small>

アウトドアウエアブランド・ゴールドウインは、東京ミッドタウン芝生広場にて、子どもやファミリーを対象としたイベント「PLAY EARTH PARK(プレイアースパーク)」を4月23日(土)〜5月29日(日)まで期間限定でオープンする。地球と遊ぶための遊具を5名の建築家たちがデザインし、遊具以外にも、2名の建築家が遊びごころを刺激する会場内の設備デザインを手がけた。このイベントは、未来を担う子どもたちが、地球と自然の持つ不思議なテクノロジーを体験することができる。

広場には、「地」「水」「火」「風」「空」の5つのエレメントをテーマに、建築家とコラボレーションした遊具を設置。プリミティブ(原始的)な遊びを、子どもたち自身がつくりだす空間があり、期間中には、さまざまなワークショップも開催。

地 EARTH(CHI)
大地が隆起してできた岩場や崖のように六角形の角錐が並びます。岩場の間を縫うように移動しながら、時に両手両足を使って登ったり、寄っかかってみたり。動きながら眺めていると、マーブル模様の風景が不思議に変化していきます。子どもたちは、隠された秘密の入り口を探してみて。

山田紗子建築設計事務所(地の遊具のデザイン)
山田 紗子
1984年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻修了。2007-2011年、藤本壮介建築設計事務所勤務。一級建築士。現在、山田紗子建築設計事務所代表。京都大学、東京理科大学非常勤講師。主な受賞に、第36回吉岡賞、U35 2020 Gold medal、第3回日本建築設計学会賞大賞。

水 WATER(SUI)
群島のように点在するハンドパンやスリットドラムと呼ばれる打楽器たち。水が張られたハンドパンを叩くと、音の波は波紋となって水に広がる。それぞれ1つから4つの音が割り当てられ、組み合わせることでひとつの音階に。群れになることで音が音楽になり、風景が立ち上がる。

Sawada Hashimura(水の遊具のデザイン)
澤田航と橋村雄一により2015年に設立された建築設計事務所。澤田 航:Central Saint Martins, AA School of Architectureにて建築を学んだ後、能作文徳建築設計事務所に勤務。東京藝術大学建築科教育研究助手を経て、現在、法政大学非常勤講師、桑沢デザイン研究所非常勤講師。橋村 雄一:多摩美術大学 、University of East Londonにて建築を学んだ後、Tony Fretton Architects、Carmody Groarke、新素材研究所に勤務。一級建築士。

火 FIRE(KA)
ポコッと膨らんだ3つのトランポリン。ジャンプすると、そのエネルギー(空気圧)をセンサーが感知して中央に空気が吹き込まれ、炎が燃え盛る。子どもたちの遊びの力が、火のエネルギーに変換されて現れてくる。ひとりではできなくても、みんなで3つ一緒に飛べば一気に火が付くかもしれない。

noiz(火の遊具のデザイン)
2007 年に豊田啓介と蔡佳萱が設立、2016 年より酒井康介がパートナー として加わり、東京と台北、ワルシャワの三拠点で活動する建築設計事務所。コンピューテーショナルな手法および知見を駆使し、建築設計やインテリアデザインを軸としながら、デジタルインスタレーションから都市計画、コンセプトデザインまで幅広いジャンルで国際的に活動。最新のデジタル技術と建築設計の知見とを融合しながら、国内外から集まった多様な背景やスキルを持ったメンバーによるチームで、新しい知識や技術のリサーチ、導入なども積極的に行っている。

風 WIND(FU)
そびえる12mもの巨大な風の塔。半円の筒の内側は黒く塗られ、光を受けて熱くなることで気圧が下がる。気圧が下がることによる吸い上げ効果で、内部に上昇気流が生まれ、さまざまなものがその風を受けて空へと舞い上がっていく。熱と気圧差によるシンプルな原理で生まれる現象=風で遊ぼう。

中村竜治建築設計事務所(風の遊具のデザイン)
中村 竜治
長野県生まれ。東京藝術大学大学院修了後、青木淳建築計画事務所を経て、2004年中村竜治建築設計事務所を設立。主な仕事に、「へちま」ヒューストン美術館及びサンフランシスコ近代美術館収蔵、「JINS京都寺町通」、「神戸市役所1号館1階市民ロビー」、「Mビル(GRASSA)」、「FormSWISS展展示空間」、「MA nature」など。主な受賞に、第6回京都建築賞優秀賞、第32回JIA新人賞など。著書に「コントロールされた線とされない線」LIXIL出版。

空 VOID(KU)
空気が詰まった、形も大きさも硬さも様々な透明なビニールたち。透明で空っぽですが、空に浮かぶ雲のようでもある。座ったり、飛んだり、押したり、間に分け入ったり、遊び方は自由。押して動く空気で、座っている人に力を伝えてビックリさせたり飛ばしたり。疲れたら寝転がって空を眺めてるのも楽しそう。

DOMINO ARCHITECTS(空の遊具のデザイン)
大野 友資
大野友資によって2016年に設立されたプラットフォーム。デザインの実践と理論の両面から歴史や文脈への接続を試み、情報と物質、デジタルとアナログ、ハイテクとローテクを相対化するような設計を手がける。その活動はさまざまなチームとの協働によって形作られ、建築、インテリア、プロダクトデザイン、リサーチや執筆、教育まで多岐にわたる。

佐藤研吾建築設計事務所(ベンチのデザイン)
佐藤 研吾
1989年神奈川県生まれ。一般社団法人コロガロウ/佐藤研吾建築設計事務所主宰。インド・日本で開催する短期デザイン学校In-Field Studio/荒れ地のなかスタジオ代表。福島県大玉村で藍畑を世話する歓藍社所属。同村では古書店「ころがろう書店」とコーヒー屋を運営。野ざらしメンバー。

plat(インフォメーションセンターのデザイン)
上林 剛典
1989年兵庫県生まれ。立命館大学、多摩美術大学にて建築・インテリア、都市・土木工学を学ぶ。2017年より自身の設計活動を開始。2018年にクロワッサンショップを併設したplatを設立。近作は、喫茶サテラ、stand.fm(studio)、星野道夫写真展会場構成、渋谷のオフィスなど。

また東京ミッドタウンガレリアB1では、ポップアップストア「PLAY EARTH PARK POPUP STORE」を同時開催。Goldwin、THE NORTH FACE、HELLY HANSEN、Speedo、CANTERBURYの5ブランドの余っている試作サンプル、残反を再活用したデザイナーとのコラボレーションアイテムや、 プレイアースパークのグッズなどが販売される。

自然に触れながら、好奇心のままに遊べる「PLAY EARTH PARK(プレイアースパーク)」へ行ってみてはいかが。

PLAY EARTH PARK(プレイアースパーク)
会場|東京ミッドタウン(東京都港区赤坂 9-7-1)芝生広場
期間|2022年4月23日(土)~5月29日(日)
営業時間|11:00~18:00
Tel|03-3481-7201(お問い合わせ受付時間:9:00~17:30)
イベント特設サイト|playearthpark.goldwin.co.jp/

PLAY EARTH PARK POPUP STORE(プレイアースパーク ポップアップストア)
会場|東京ミッドタウン(東京都港区赤坂 9-7-1)ガレリア B1
期間|2022年4月22日(金)~5月29日(日)
営業時間|11:00~21:00(施設の営業時間に準ずる)
Tel|070-3346-5183 ※4月22日(金)開通

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