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宮澤正明写真展《石川を撮る》
冬のマジカルセッション2022「ISHIKAWA×ART」

2022.2.5
宮澤正明写真展《石川を撮る》<br><small>冬のマジカルセッション2022「ISHIKAWA×ART」</small>

大正13年(1924年)に竣工し、長く石川県政の歴史を刻んできた旧県庁をリニューアルした「石川県政記念しいのき迎賓館」。明治40年(1907年)に建てられ、数少ない貴重な和洋折衷の銀行建築として、昭和51年(1976年)に石川県指定有形文化財に指定された「尾張町町民文化館」。2つの歴史的建造物で、日本を代表する写真家宮澤正明さんにによる写真展「石川を撮る」を2022年2月5日(土)~2月24日(木)まで開催する。

宮澤正明(みやざわ・まさあき)
写真家・映画監督・ビジュアルディレクター。1960年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。卒業時に日本大学芸術学会奨励賞。85年に赤外線フィルムを使用した処女作「夢十夜」でニューヨークICPインフィニティアワード新人賞。2014年伊勢市観光ポスターにて日本観光ポスターコンクール総務大臣賞。

近年特に神社仏閣にも関わりが深く、2005年伊勢神宮第62回式年遷宮の正式記録写真家として活動を開始、2013年10月に行われた遷御の儀までの間に6万点に及ぶ作品を奉納し、写真集も数多く出版する。その他出雲大社大遷宮、阿修羅像で有名な奈良興福寺、春日大社第60回式年造替など全国の神社仏閣を50社寺以上撮影。

また映像作家として、伊勢神宮の森をテーマにしたドキュメンタリー映画『うみやまあひだ~伊勢神宮の森から響くメッセージ~』を初監督。海外の映画祭に数多くノミネートされ2015年マドリード国際映画祭にて外国語ドキュメンタリー部門最優秀作品賞他の2冠に輝く。これを機に講演会やトークショーなどの活動が増える。2017年から石川の魅力をさまざまな角度から撮影している。

そのほか広告、PV、CM、エディトリアル、ファッションの分野でも幅広く活動し、人物写真では伊集院静、市川海老蔵、阿川佐和子、菅野美穂など時代を代表する人々を撮り写真集は150冊を超える。

プロデューサー・立川直樹さんからのコメント
宮澤さんの撮る写真は絵のように見えることもあるし、映画の一場面のように思える時もある。
自分の眼で見るよりずっと美しく魅力的になってしまうのにはいつも驚かされる。
本物のプロフェッショナルの仕事であり僕はそれを“写真の魔法”と形容したい。 

藩政期から文化・伝統を継承し発展してきた石川。宮澤さんが撮った石川の世界観に浸ってみてはいかが。

冬のマジカルセッション2022「ISHIKAWA×ART」
宮澤正明写真展「石川を撮る」
開催期間|2022年2月5日(土)~2月24日(木)
Tel|076-262-2611
料金|無料

会場①|石川県政記念しいのき迎賓館
住所|石川県金沢市広坂2丁目1-1
開館時間|9:00~22:00

会場②|尾張町町民文化会館
住所|石川県金沢市尾張町1丁目11-8
開館時間|10:00~18:00

https://www.hot-ishikawa.jp/feature/magicalsession/top

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