大阪府堺市「さささ 和晒ロール」
現代の暮らしに馴染む万能な晒(さらし)
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明治44年(1911年)創業の大阪・和泉の地で生産している武田晒工場の和晒ブランド「さささ」。晒の可能性を追求し、時代に合わせた新技術と機能性の高い生地は、使う人の想像力次第で幅広く使うことができる万能な逸品だ。
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古くから晒は、手ぬぐいや寝巻、布おむつなど、生活に欠かせない必需品として永く愛用されてきた。武田晒工場では、和泉の地で作られた晒を「和泉和晒」と呼称し、武田晒工場独自の加工方法で環境にも配慮した晒づくりを行っている。大阪の手仕事とも結びつきの深い和泉和晒は布を染めたり、織るなどの加工と相性がいい生地だそう。
「さささ」の晒は、「毎日の暮らしでさささっと使える」をコンセプトに、伝統技術を後世に残し、産業の活性化を目指すことを目的に開発されている。
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左から、和晒ロール ミシン目なし、和晒ロール ミシン目あり
優しいクリーム色の生地は、目が細かく、滑らかで、通気性も抜群な生地である「岡生地(おかきじ)」を使用。食器拭きや調理シーンなどさまざまな用途に使えるため、一本あれば、掃除やキッチン周りのことはすべてこと足りるほど万能。
パッケージは、シンプルでありながら和の優しさを感じるデザイン。よく見ると、和晒をイメージさせるようなロゴデザインとなっている。2020年度グッドデザイン賞で、「グッドデザイン・ベスト100」を受賞している。
"さささ"っと
和晒しのある暮らし
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左から、和晒ロール ミシン目なし 幅360mm × 全長7m × 直径62mm 綿100% 岡生地 1980円、和晒ロール ミシン目あり 幅360mm × 全長7m × 直径62mm 綿100% 岡生地 2420円(ともに税込)
バリエーションは2種類。幅360㎜の和晒がロール状になっていて、好きなところでカットできるミシン目なしの「和晒ロール Free」と、簡単にミシン目で切り取れる「和晒ロール Cut」。
用途に合わせて選べる便利さに加え、洗って繰り返し使うことができるので気軽に生活に取り入れやすい。
和晒ロール縦型専用スタンド 幅100×高さ410×奥行き100(mm) オーク材、ステンレス 和晒ロールCut付き 6600円(税込)
軽量で移動がしやすく、家のどこにでも置ける縦型専用スタンドは、晒を切り取るときに指で押さえやすく、必要な時に「さっ」と使えるように設計。立てて設置できるので省スペースで見た目もすっきり。生活空間に馴染む、無垢のオーク材を使用している。
和晒ロール吊型専用ホルダー 幅415×高さ124×奥行き50(mm) オーク材、ステンレス 和晒ロールCut付き 1万3200円(税込)
いつも手の届く場所にネジなどの留め具を使わずにしっかりと固定できる、吊型専用ホルダー。キッチンの棚にも吊るして設置でき、L字の金物は晒を切り取るとき、親指に馴染むフォルムが押さえやすい。ブロンズのメッキが無垢のオーク材とも相性も良く、自然と生活空間に馴染むデザイン。
古くから伝わる日本の生活必需品を見直し、現代の暮らしにフィットするようリデザインされた「さささ 和晒ロール」。毎日の暮らしに”さささ”を取り入れてみてはいかがだろうか。