《直島新美術館》が瀬戸内に誕生！
建築家・安藤忠雄が設計した新たなアート施設とは？

香川県・直島に建築家・安藤忠雄さんによる「直島新美術館」が新たにオープン。

アートを通して、
世界と島をつなぐ

「瀬戸内国際芸術祭2025」が開催中の香川県・直島に新たな美術館が誕生した。「直島新美術館」は、ベネッセアートサイト直島における建築家・安藤忠雄さんが手掛けた島内で10番目のアート施設。

日本やアジアの現代アーティストの代表作やコミッションワークを中心に収集・展示する。また集落内の高台に建っていて、島民や世界中の人々の交流やコミュニティ創出の場、そして島の関連施設をつなぐアートめぐりの拠点としての役割も担う。

そのため、企画展示の開催や、トーク、ワークショップといったパブリックプログラムなどの活動にも取り組む予定だ。

建築家・安藤忠雄が
手掛けた建築デザイン

丘の稜線をゆるやかにつなぐような⼤きな屋根に地下2階、地上1階建ての特徴的な建物。地上から地下まで⾃然光が⼊る階段室やそこから両側に広がる4つのギャラリー、瀬戸内海を望むことができるカフェを併設。そのため、豊島や⾏き交う漁船など瀬⼾内海らしい穏やかな景観や自然を体感できる。

また、直島の集落の景観になじむように、外観には焼杉のイメージに合わせた⿊漆喰の外壁や⺠家から着想を得た小石が積まれた塀などが採用された。

島の自然や暮らしと調和した、都会とはひと味違うアート体験に出掛けてみては。

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直島新美術館
住所｜⾹川県⾹川郡直島町3299-73
開館時間｜10:00～16:30　※入館は閉館の30分前まで
休館日｜月曜（祝日の場合は翌日休）
料金｜一般1500円~、15歳以下無料
https://benesse-artsite.jp/nnmoa

 

text: Discover Japan
2025年7月号「海旅と沖縄」