Discover Japan 2024年3月号
「口福なニッポン」
海に囲まれ、高低差がある、南北に細長い地形の日本。
この地形的特徴のおかげもあり、地域それぞれで四季折々、多様で豊かな食が楽しめるのは、日本ならではの強みと言えるでしょう。
季節の移り変わりを食で感じられ、その土地ならではの個性的な食文化があるのも特徴です。
そんな日本ならではの食環境を生かし、世界レベルで活躍するシェフたちが、いま考える“美味しい”とは?
その土地の美味は、そこで暮らす美味しいもの好きに聞くのが一番。
そこで全国各地の食いしん坊から、地元の美味しいオススメを教えていただきました。
さらに東京にいながらローカルの味が楽しめるアンテナショップがイチオシする、地元を代表する美味も紹介します。
美味しいニッポンを求めて、いざ!
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世界が憧れる名店「フロリレージュ」の新展開
ミシュランガイド6年連続二つ星、ミシュラングリーンスターを獲得、 2023年の「世界のベストレストラン50」では27位にランクインした「フロリレージュ」。昨年11月に、麻布台ヒルズに移転オープンし、その料理に世界から熱い注目が集まっている。シェフの川手寛康さんは、肉も魚も使うけれど、野菜を中心にしたコースを提供していきたいという。その理由、そして日本という国だからこそ味わえる“美味しい”強みについてうかがいました。
気鋭のシェフ×ローカル
美食を求めて世界からグルマンが集まる東京。気鋭のシェフたちが、それぞれの哲学をもって魅力的なレストランを次々と開業しています。全国の生産者さんとつながり、東京という場所だからこそ提供していきたい料理とは?
ひと皿ごとにストーリーがあり、ワクワクさせてくれる料理を、コース全品ご紹介することで世界観もともにご紹介。今回、「レラン」信太竜馬さん、「TOUMIN」井口和哉さん、「野田」野田雄紀さんに、その熱い想いをうかがいました。
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うつわ作家が愛するローカル
食とうつわは切っても切れない間柄。食べることをこよなく愛する、金沢在住のうつわ作家・松本かおるさんと秋田在住の陶芸家・田村一さんに、その土地に暮らしているからこそ知っている、それぞれが愛する美味しいローカルの魅力を、ディープにご案内いただきました。
あの人の美味しい地元自慢
日本各地にお住まいの料理家さんをはじめとした方々に、それぞれの土地の美味しいものやお店とご自身のライフスタイルを絡めた、美味しいエッセイを寄せていただきました。
料理家・飛田和緒(三浦半島)/物書き料理家・マツーラユタカ(鶴岡)/菜園料理家・藤田承紀(仙台)/「夏椿」店主・恵藤文(鎌倉)/イタリア料理研究家・板倉布左子(島根)/料理、菓子研究家・小島喜和(高知)/料理研究家・門倉多仁亜(鹿児島)
アンテナショップが推す美味しいもの128
各エリアの魅力が詰まっているアンテナショップ。特産品はもちろん、自慢の食材をつかった料理を味わえる店舗も。今回は東京都にある32都道県の各店舗に、おすすめの食品をランキング形式でご紹介いただきました。家族や友人との食事をより楽しくしてくれる食材や、日々の疲れを癒してくれる甘いスイーツなど、あなたが食べてみたい美味しいものがきっと見つかるはず!
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