アウトドアで飲みたい静岡発のクラフトビール
「West Coast Brewing」
暖かさが増し、野外飲みにぴったりの季節がやってきました。この時期に太陽の下で味わいたくなるものといえば、クラフトビールです。静岡県・用宗(もちむね)漁港で2019年に誕生したWCBこと「West Coast Brewing(ウェストコーストブルーイング)」のビールは、ホップの効いた香りと、オリジナルキャラクターのポップなラベルが特徴。
シアトル出身の建築家が手掛ける感動のビール

ノスタルジックな路地がつながり、美しい海が広がる静岡県の用宗漁港。富士山を望み、海と山が織りなす自然景観と細い路地の町並みが独特の景観をつくるこの町に、2019年7月、クラフトビール醸造所「West Coast Brewing」は誕生した。
設立者はシアトル出身の建築家、デレック・バストン氏。「クラフトビールの本場である、アメリカのビールを日本でも造りたい」という想いから、用宗の地にブルワリーを構えWCBを始動させた。クラフトビールの本場・アメリカの味を感じさせるビールは、多くのクラフトビールファンから注目され、創業からわずか2年で47都道府県に取扱店が増加。いまでは“日本のHazy IPA”の象徴と言われるほどに成長した。

味とデザインが織りなす世界観

ホップはおもに、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア産のものを惜しげもなくたっぷりと使用。用宗の地下60mから汲み上げた純度の高い井戸水も、WCBのビール造りには欠かせない。そうして出来上がるのは、ホップの香りがフレッシュに効いた一杯。
味とともにWCBを語るに欠かせないのが、パッケージデザインだ。イギリス人のイラストレーターが描くキャラクターやアートワークは、WCBの唯一無二な世界観を表現し、飲む前から楽しい時間のはじまりを演出してくれる。
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photo: Norihito Suzuki


































