料理のプロ達が愛用する
「日本のスパイス・調味料」6選
|わさび・梅・ピパーチ・ゴマ編
食文化の発展とともに数々のスパイスを用いてきた日本人。多様な食の選択肢がある現代に、料理のプロから料理愛好家まで8名が愛用するスパイス・調味料をご紹介。
01|安曇野おろし生わさび/就一郎漬本舗

〈アオイヤマダさんセレクト〉
アルプスの雪解け水で育ったわさび
アルプスの雪解け水が流れ込む畑で育ったわさびをすりおろし、本わさびの風味や食感、清涼感のある辛みを味わえる贅沢な品。「手軽に使えながら、わさびの風味をしっかり感じられます」。大量生産でつくられるチューブ入りとは別もの。刺身、肉料理、茶漬けなどに。
安曇野おろし生わさび
産地|国産(本わさび)、中国産(西洋わさび)
価格|540円
内容量|80g
問い合わせ|就一郎漬本舗
注文方法|電話、Fax、Web
Tel|0263-82-3535
Fax|0263-82-3742
HP|www.shinshu-nozawana.co.jp
02|わさびの三杯漬/丸岩安藤わさび店

〈キクタヒロコさんセレクト〉
自家品種の豊かな風味が料理を格上げ
自社のわさび沢で栽培された、新鮮なわさびの茎の柔らかい部分のみを厳選して使用している。「ほどよく鼻に抜ける爽やかな香りとシャキシャキの食感が楽しいです。刻んでいなり寿司のシャリに混ぜたり、タルタルソースに混ぜたりしています」
わさびの三杯漬
産地|静岡県
価格|750円
内容量|200g
問い合わせ|丸岩安藤わさび店
注文方法|電話、Fax、Web
Tel|0558-85-0016
Fax|0558-85-0016
HP|https://maruiwa.jp
03|梅ごしょう/トナミ醤油

〈阿部春弥・みかさんセレクト〉
酸味と辛みが後引く新しい定番薬味
昔ながらの製法でつくられたシソ漬け梅干しの梅肉に、品種を限定した九州産唐辛子を合わせた酸っぱ辛い薬味調味料。福井県産の梅をはじめ、原材料はすべて国産。「チーズ、大葉、『梅ごしょう』をささみフライに入れると、酸味とほどよい辛みがアクセントに。つくねに塗って焼くと香ばしくて美味です」
梅ごしょう
産地|富山県
価格|648円
内容量|50g
問い合わせ|トナミ醤油
注文方法|電話、Fax、Web
Tel|0763-82-0264
Fax|0763-82-3797
HP|www.tonami-shoyu.co.jp
04|がりがり粗挽きピパーツ/なりーの野菜屋さん

〈アオイヤマダさんセレクト〉
石垣島産のピパーチを挽きたてで
挽きたての香りとピリッとくる辛みは微粉末では味わえず、血のめぐりがよくなり身体の内側からポカポカとしてくる。脂のある肉との相性は抜群。「沖縄の知人の一押し。シンプルなスープのアクセントに入れています。味噌汁にも合いそうですね」
がりがり粗挽きピパーツ
産地|沖縄県
価格|1540円
内容量|50g
問い合わせ|なりーの野菜屋さん
注文方法|Web
Tel|090-7390-1468
HP|https://shop.okiyumemap.com
05|ねりごま/カタギ食品

〈アオイヤマダさんセレクト〉
きめ細かく練り上げたなめらかさが特徴
「お弁当づくりにもよく使うこの練りゴマは、冷蔵庫にいつも入っています」。皮をむいて香ばしく煎った白ゴマをすりつぶし、磨砕によってゴマの粒子をより細かくしたもの。なめらかな舌触りで分離しにくく、和え物やソースが上品に仕上がる。
なめらか自慢ねりごま白
産地|主にアフリカ
価格|328円
内容量|120g
問い合わせ|カタギ食品
注文方法|取扱店は要問い合わせ
Tel|0120-50-2996
HP|www.katagi.co.jp
06|九鬼 黒ごまラテ ノンスウィート/九鬼産業

〈ワタナベマキさんセレクト〉
1杯(10g)に黒ゴマ約6500粒使用。食物繊維、鉄分、カルシウムを豊富に含む。「ターメリック、シナモン、カルダモン、ジンジャーのブレンドと豆乳でつくる自家製ゴールデンミルクに加え、愛飲しています。パウダー状で溶けやすくお気に入りです」
九鬼 黒ごまラテ ノンスウィート
価格|432円
内容量|100g(約10杯分)
問い合わせ|九鬼産業
注文方法|電話、Fax、Web
Tel|0120-50-1158
Fax|059-350-2077
HP|www.kuki-info.co.jp
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今回紹介してくれた
料理のプロ・料理愛好家
パフォーミングアーティスト
アオイヤマダ
2020年東京五輪閉会式のソロパフォーマンスで注目される。身体と記憶、食と人、音楽と心の繋がりを信じ作品に取り組む。
うつわ作家
阿部春弥(あべ はるや)・阿部みか(あべ みか)
愛知県立窯業高等技術学校を修了後、夫婦ともにうつわ作家に。春弥さんは料理人を志していたため、食への探究心が強い。
江戸料理 料理人
うすいはなこ
江戸料理、日本の魚食文化、日本酒に明るく、日本の食文化を広く伝えている。和のスパイスを料理に合わせて多様に使い分ける。
造形作家
キクタヒロコさん
神奈川県鎌倉市在住。陶製の動物を作陶。うつわ作家を夫にもち、料理が得意。10月8日から鎌倉の雑貨店「moln」で個展を開催。
フードディレクター
寺本りえ子(てらもと りえこ)
料理研究家。スパイス、発酵食愛好家。スパイスやハーブを使った料理、ぬか漬け、柚子胡椒のワークショップが人気。
作家、料理家
樋口直哉(ひぐち なおや)
料理家としても活動し、科学的な考え方から美味しさを引き出すレシピをメディアで紹介。
フォトジャーナリスト
森枝卓士(もりえだ たかし)
食文化研究家として、世界や日本各地の食文化にまつわる著作やレシピ本の出版も多数。柚子胡椒は自作もしている。
料理研究家、国際中医
薬膳師 ワタナベマキ
グラフィックデザイナーを経て料理家の道へ。雑誌や書籍、イベントなどで活躍。日々の食事を美味しく丁寧につくる著書多数。
text: Yukie Masumoto, Natsu Arai, Nao Ohmori, Discover Japan photo: Norihito Suzuki
2025年11月号「実は、スパイス天国ニッポン」



































