TRAVEL

D&S列車「36ぷらす3」が
つなぐ、九州の景色。
前編|緑の路(宮崎⇒大分)で土地の風土・人の想いを体感

2026.1.29 PR
D&S列車「36ぷらす3」が<br>つなぐ、九州の景色。<br><small>前編|緑の路(宮崎⇒大分)で土地の風土・人の想いを体感</small>

5周年を迎えたJR九州のD&S(デザイン&ストーリー)列車「36ぷらす3」。九州を一周するルートの中から、より九州の深部に触れられる、宮崎から大分へ向かう「緑の路」を紹介。沿線の魅力を詰め込んで進化を続ける、列車のいまをお届けする。

line

乗車前も、乗った瞬間にも、
九州が詰まっている

2020年の運行開始から、JR九州のD&S列車「36ぷらす3」が5周年を迎えた。世界で36番目に大きな島・九州を、曜日ごとに変わる5つのルートで全県に大きな輪を描くようにつなぐ列車だ。

金のエンブレムが輝く車体に、九州の風景も映し出す「36ぷらす3」。鉄道デザインの国際的なコンペティション「ブルネル賞」で奨励賞を受賞

博多~鹿児島を結ぶ「赤の路」(木曜運行)、鹿児島~宮崎の「黒の路」(金曜運行)など、沿線の風土や文化を、赤・黒・緑・青・金と色分けしたルートを用意。各ルートに7つ、合計35のエピソードを携え、車窓の風景や食、歴史、風土を伝えながら走っていく。乗客、地域の人々、そしてJR九州の3つを足して、“39(サンキュー)”と感謝の輪を広げていくというコンセプトだ。

まさに“走る九州”!
懐かしさと新しさが同居する車両デザイン

1号車のグリーン個室。定員3~4名の個室が4つ用意されている。家族連れやグループでテーブルを囲みながらゆっくりと寛ぎたい

車両デザインは、数々のD&S列車を手掛けてきた水戸岡鋭治氏。かつて自身がデザインした「特急つばめ」を改装し、漆黒のつやをまとったボディへと進化させた。車内には、幾何学模様が美しい福岡・大川の組子や、熊本・八代のイ草を使った畳があしらわれた、まさに“走る九州”。懐かしさと新しさが同居する非日常の空間に包まれると、これからはじまる旅への期待に胸が高鳴る。

5号車は、ペア席と1人席が6号車とは逆の配置になっている。シートの背面には高級感のあるレザー製のポケットを配置していて、ラグジュアリーな雰囲気

line

今回は、「緑の路(宮崎⇒大分)」を
走ります!

今回は、5つのルートの中でも「緑の路」(土曜運行)を紹介したい。JR宮崎空港駅から別府駅まで、南国ムードの日向灘を望み、緑豊かな山々を抜け、大分へ向かう変化に富んだ道のりだ。

〈11:37〉
旅のはじまりは、宮崎空港駅から!

車内にも心ときめくあしらいが。宮崎空港駅から別府駅までの行き先表

南国・宮崎から、温泉天国・別府への約6時間の列車旅がスタート。乗車駅のJR宮崎空港駅は、宮崎空港から徒歩すぐという抜群のアクセスを誇る。「緑の路」は、東京から飛行機で到着し、終着駅の別府からまた飛行機で帰るという日帰り旅も実は可能だ。

外装にも使われている電気鋳造技術を活用した号車番号

〈11:47〉
マルチカーなど車内を散策

4号車のマルチカーでは、車内体験や旅を締めくくるエピソード紹介が行われる

6両編成の列車には、見どころがいっぱい!乗車したら、まずは車内を隅から隅まで散策してみよう。天井や床、照明、ファブリックなど、一つひとつこだわりを感じさせる空間を思いきり堪能したい。

3号車のビュッフェ。銅板のカウンターで、九州の酒やジュース、軽食をオーダーできる

〈11:51〉
家族から一人旅まで、
ニーズをかなえる座席空間

3号車にある、1~2名で利用できる個室。少人数で贅沢な空間を独り占めできるのがうれしい。カーテンで仕切られ、プライベート感もキープする

1~3号車は個室で、1~2名、3~6名が利用できるものから、畳敷きの3~4名個室の3種類。5・6号車は座席スタイルで、ペアと1名席がある。多彩な席があり、気ままな一人旅にも、大切な人との旅にもフィットしてくれる。

line

6号車の座席は畳敷き。ペア席と1人用の席が並ぶ。大きなテーブルが収納されているので、ランチプランの場合は席でゆっくり食事を味わえる

随所に施された、
九州の工芸品にも注目!

1・6号車はJR九州初となる畳敷き。熊本・八代の名産であるイ草を使用している。靴を脱いで香りに癒されながらリラックスしよう
間仕切りや窓枠など大川組子を随所にちりばめている。熟練の職人が組んだ幾何学模様の組子が光を受けて輝く。緻密な世界にうっとり
「特急つばめ」を思い起こすモニュメントも!
約30年前に誕生した「特急つばめ」を改装した「36ぷらす3」。車内には当時を思わせるオブジェも点在。2羽の“隠れつばめ”を探してみて

 

宮崎の美味を堪能する
ランチタイム

 
≫次の記事を読む

 

 

36ぷらす3の詳細はこちら!

 
≫公式サイト

 

D&S列車「36ぷらす3」
01|緑の路(宮崎⇒大分)で土地の風土・人の想いを体感
02|宮崎の美味を堪能するランチタイム
03|地域の人と触れ合う「おもてなし駅」とは?

text: Nozomi Kage photo: Kousaku Kitajima

2026年2月号「地域を変える企業」

RECOMMEND

READ MORE