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石垣島のお土産にしたい!
ピパーチを使ったこだわりの品

2026.1.22
石垣島のお土産にしたい!<br>ピパーチを使ったこだわりの品

八重山諸島に伝わる香辛料・ピパーチは、いま熱い注目を集めている。かつては幻のスパイスと呼ばれた島の記憶を求めて灼熱の太陽が降り注ぐ、石垣島の旅に出た。今回は、石垣島でピパーチを使ったこだわりの品が買えるショップをご紹介!

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01|丸俊商会
親子三代の挑戦。
世界基準の石垣島産コーヒーを目指して!

右から、15歳から焙煎をはじめた砂川省吾さん、姉の内間欄子さん、省吾さんの息子の嘉勝さん

実はピパーチはコーヒーとも相性がいい。38年前にハワイから持ち帰った種を元に、島で三代にわたってコーヒー栽培に励む「丸俊商会」には、ピパーチで風味をつけたコーヒーがある。石垣島産コーヒーの栽培から焙煎、販売までを一貫して手掛け、「石垣島珊瑚焙煎」という化石サンゴを使った独自の焙煎技術が特徴のコーヒー豆に仕上げている。

右)2025年10月頃初収穫を迎えるアラビカIAC125種
左)15歳から独学で焙煎を学んだ、石垣島初のロースター省吾さんが淹れるコーヒーは、コクがありスッキリと飲みやすい。現在は3代目の嘉勝さんが焙煎技術を磨いている

現在は、初代の砂川俊夫さんが運営していたコーヒー農園から新たに場所を移し、2代目の省吾さん、3代目の嘉勝さんが、広さ約2800㎡の「石垣島珈琲農園」で初収穫に向けて準備中だ。島で農業を営む上で台風は強敵だが、過去の被害経験を生かして強靭な鉄骨ハウスを建設。10tダンプ60回分の土を運び、コーヒー栽培に適した弱酸性土壌をつくり上げた。

西表島の黒糖と地元のオバーが栽培するピパーチを使った「石垣島黒糖ぴぱーち珈琲」。今後は、コーヒー豆を取り出した後の果肉、カスカラの商品化など、夢は膨らむ

丸俊商会
住所|沖縄県石垣市登野城638-1
Tel|0980-82-4002
営業時間|9:00〜17:00
定休日|日曜 ※不在の場合あり。来店の際は電話で確認を
www.marutoshishoukai.com/

02|にじいろ屋
ものづくりの真心を橋渡しするセレクトショップ

「ぴぱーち珈琲」は、にじいろ屋だけのオリジナル。パイン感満載のカレーや隠し味にもぴったりの生スパイスなど、ピパーチを使った珍しい商品がいっぱい

「生産者の想いと美しい島の風景を伝えること」という思いを胸にスタートしたセレクトショップ。店主の俵真理子さんが八重山各地に足を運び、生産者と触れ合って、島の野菜や加工品、民藝、工芸品など、こだわりの品が揃う。「高齢化する農家さんや島の貴重な食材についての現状などについても説明させていただいています」。八重山の食、手仕事の魅力や課題も含めた話も聞ける、八重山への愛にあふれた店だ。

丸俊商会とのコラボ「ぴぱーち珈琲」は「ぴりっとしたピパーチの刺激が美味しく身体も温まり、牛乳や豆乳との相性も抜群です」

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新鮮な地元の野菜は早い時間に売り切れるのでお早めに。店主の真理子さんに一つひとつのもののストーリーを聞くのも醍醐味だ

にじいろ屋
住所|沖縄県石垣市新川1583-118
Tel|070-9003-0275
営業時間|12:00〜17:00
定休日|水〜金曜 ※臨時休業の場合もあり。SNSで要確認
(Instagram|@nijiiroya.circlerainbow

ピパーチ
01|香辛料《ピパーチ》とは?
02|ピパーチを栽培する自社農園
03|ピパーチを味わえる石垣島の飲食店3選
04|お土産に!ピパーチを使ったこだわりの品

text: studio BAHCO photo: Sadaho Naito
2025年11月号「実は、スパイス天国ニッポン」

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