FOOD

夏酒のアブナイ飲み方「アイスSAKE珈琲」

2020.8.4
夏酒のアブナイ飲み方「アイスSAKE珈琲」

コーヒーの苦みと日本酒の甘みのが絶妙にマッチした、日本酒の新たな飲み方「アイスSAKE珈琲」を、GEM my motoの千葉麻里絵さんが考案しました。つくり方は、無糖のコーヒーを凍らせた氷をグラスに入れ、好きな日本酒を注ぐだけ。この夏、流行間違いなしのニュースタイルをご紹介します。

千葉麻里絵さん
日本酒バー「GEM by moto」店主。日本酒ソムリエ・14 代酒サムライ。全国の酒蔵と日本酒を研究しながら新しい楽しみ方を伝える。国内外のシェフやクリエイターとコラボしたYouTube やオンラインサロンをスタート。
Twitter|@marimarimo125

Instagram|@marimarimo125

そもそも夏酒とは?

「夏酒」とは、5月の終わり頃から出荷されはじめる、暑い季節に向けて各蔵元が限定で仕込む酒のことをいう。タイプは大きく3つに分けられる。

①アルコール度数を下げて飲み口をよくしてある酒(だいたい13度が多い)
②リンゴ酸やクエン酸などの軽快な酸を出すために、専用の酵母や麹を使い通常よりも爽やかな味わいにした酒
③瓶内二次発酵、ガス充填などでガス感を感じられる酒

3つのうちいずれかの特徴を備えるか、複数を組み合わせて、夏に美味しく感じられる味わいがつくられている。

カフェラテ派はにごり酒、ブラック派はスッキリした酒で

右はGEM by motoと仙禽がコラボし2020年7月7日に発売された貴醸酒「仙禽 七夕物語」で、左は「とおの どぶろく 生もと 生」でつくったアイスSAKE珈琲

概して冷やして飲むことの多い夏酒だが、東京・恵比寿に店を構える日本酒スタンド「GEM by moto」の千葉麻里絵さんは、ひと工夫加えたニュースタイルな飲み方を提案している。

「アイスSAKE珈琲」と名付けられたアレンジは、無糖のコーヒーを凍らせて氷(アイス)にしたものを用意しておけばあとは簡単。オンザロックをつくる要領でコーヒーアイスをグラスに入れ、そこに日本酒を注いで飲むというスタイルだ。コーヒーのほのかな苦みが、日本酒の甘みとあわさって絶妙なハーモニーを口の中で奏でる。

お店では丸山珈琲の「リキッドアイスコーヒー」を使用。豆の焙煎具合や産地などは自身の好みと合わせる酒の相性で試してみて

▼用意するもの
・グラス
・無糖のコーヒーを製氷機などで凍らせた氷(適量)
・日本酒(お好きなもの)

コーヒーを凍らせた氷をグラスに入れる
そこにお好きな日本酒を注ぎ完成
どぶろくやにごり酒でつくればカフェラテ風に

甘めが好きならとろりと甘い貴醸酒を、ブラック派ならすっきりした飲み口の日本酒をチョイスしてみるなど、好みで酒を変えて楽しめる。

「このアレンジのすごいところは、あらゆるタイプの日本酒と相性がよいところです。飲んでいる間にコーヒーアイスが溶けてくると、味わいが変化してまたそれもおもしろい。お酒を飲みきったら注ぎ足して、コーヒーアイスがなくなるまで無限に飲めてしまうので、ある意味危険な飲み方です。(笑)」

自宅で日本酒のアレンジを楽しみたいと思っても、何か別の飲み物をブレンドするといった方法は、真似するには少々ハードルが高い。だがこの「アイスSAKE珈琲」なら、コーヒーアイスを用意しておくだけで、自宅にある日本酒で気軽に試すことができる。

この夏はニュースタイルな飲み方で、日本酒の世界を広げてみてはいかがだろう。

GEM by moto
住所|東京都渋谷区恵比寿1-30-9
Tel|03-6455-6998 ※営業状況は電話にて問い合わせ
https://gembymoto.gorp.jp

千葉麻里絵さんのオススメする夏酒も載っている
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text: Hazuki Nakamori photo: Atsushi Yamahira


≫千葉麻里絵さんがおすすめする 和、洋、中、それぞれに合う家呑み日本酒

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