HOTEL

「mui たびと風のうつわ」自然と創造をつなぐ沖縄・南城市の宿。

2021.6.10
「mui たびと風のうつわ」自然と創造をつなぐ沖縄・南城市の宿。
Photo:OOKI JINGU

muiは、自然と文化の豊かな沖縄・南城市「百名」という集落のはずれに”暮らしと旅”、”自然と創造”をつなぐ宿を2021年3月3日(水)にオープンした。

Photo:OOKI JINGU

muiとは無為自然という言葉からきている。「作為なく自ずと然る」という意味で、水が硬いものにあたると形を変えて包みこむように、生まれたばかりの赤ちゃんの泣き声のように、自ずと湧き起こる思考や行動に身を任せられるような場所にしたいというコンセプト。

ここには高級ホテルや旅館の様なサービスや設備はない。あくまでうつわとしての宿にこの素晴らしい沖縄南部の地域という素材をつかって、訪れた方々それぞれの心地よい過ごし方を届けている。

muiのロゴは、地域のイラストレーター坪田朋子さんが風を表現するのに浮かぶ雲を見て描いた。

坪田朋子(つぼた・ともこ)
沖縄を拠点に活動するイラストレーター。 2015年から約1年間ドイツに渡り、ベルリンを拠点として、ヨーロッパ10カ国30以上の都市を巡る。 帰国後、沖縄・南城市に拠点を移し、夫であるグラフィックデザイナー・坪田大佑氏と共にクライアントワークや制作活動を行っている。

Photo:OOKI JINGU
Photo:OOKI JINGU

muiの建築は外と中、自然と人工物、宿と住居、暮らしと旅など、専有と共有(シェア)それぞれが緩やかに繋がるつくりになっている。快適性や利便性にとらわれず、ときとして明確な線引を曖昧にすることで心を動かされる様な一瞬があるように。

もし、ほんの一瞬でも訪れた方が意識を奪われてしまうようなワンシーンがあれば、きっと誰かの記憶に残る場所になるのではないか。そんなことを考えながら、できるだけ”ホテル”というものさしをはずして、建築家(studio cochi architects)と楽しみながらつくりあげた。

設計
五十嵐敏恭(いがらし・としゆき)
1984年、埼玉県生まれ。2006年、ものつくり大学卒業。2006年〜2014年、有限会社門一級建築士事務所勤務。2014年〜、STUDIO COCHI ARCHITECTS 設立。2019年、ARCHITECTURE ASIA AWARDS FOR EMERGING ARCHITECTS Bronze medal受賞。

Photo:OOKI JINGU

muiには全部で4室の客室がある。それぞれのつくりや広さはほぼ同じで設備も同じでだが、庭の風景やベッドか布団など多少異なる。

客室は1階がダイニングキッチンスペースとなっている。2口のIHコンロ、その他調理器具や冷蔵庫など完備。テレビはないが、その分2階に吹き抜ける構造で聴く音楽は贅沢な音質。Bluetoothスピーカーは充電式で、ベッドサイドやテーブルなど好きな場所に移動可能。

Photo:OOKI JINGU

沖縄出身でミラノで活躍するKENSAKU OSHIROさんデザインのラウンジチェア「ELSA(エルザ)」。シワひとつなく美しく張られた柔らかいレザー生地は座ったものを虜にする心地よさ。部屋に自然と馴染みながら、ひときわハッとする存在感が魅力。

大城健作(おおしろ・けんさく)
1977年 沖縄県生まれ。1999年 Scuola Politecnica di Design Milanoを卒業。Lissoni Associati,BarberOsgerby勤務を経て、2015年 KENSAKU OSHIROをミラノに設立。Rising Talent Award, EDIDA, Design report awardなど受賞歴多数。

Photo:OOKI JINGU

とても驚かれることの多い、muiのお風呂。2階にあるお風呂の上は大きな天窓がついている。天窓は開けることもでき、外とのつながりを感じることができる。夜は星が見れたり、昼は青い空と雲の景色を眺めなれる。

完全に浴室を壁で区切らなかったのは天窓からの光を部屋に招き入れ空間の隔たりを無くすため。シャワーカーテンのフックも銅を使って少し長めにすることで閉めたときも空間のちょっとした余白と可愛らしさを残している。

Photo:OOKI JINGU

muiのベッドは日本製のポケットコイルを使ったマットレス。沖縄の気候に合わせて調整した羽毛布団と京都で作られた綿100%のダブルガーゼが心地よくからだを包んでくれる。2階は天窓以外に窓はなく屋根裏に籠もるように静か。ベッドサイドの銅で製作したブラケットライトが温かにおだやかな眠りを誘う。

muiでは環境面の配慮から使い捨てのアメニティは提供していない。(歯ブラシ、クシ、シャワーキャップ、ひげ剃りなど)また、パジャマの用意もしていない。同様の理由で滞在中のリネンの交換はしていないが、長期滞在の場合はチェックイン時に相談ください。

お部屋の設備|WiFi、冷蔵庫、エアコン、ドライヤー、調理用具、湯沸かしポット、食器類、ウォシュレット
バスルーム|専用バスルーム、シャワー、バスタブ、ハンドタオル、バスタオル、シャンプー&リンス、ボディーソープ、石鹸

Photo:OOKI JINGU

各お部屋の棚にはnakamurakenoshigotoさんの器を用意。宿で使われる食器の多くもnakamurakenoshigotoさんの作品。心地よい暮らしとは?というコンセプトで、居心地良さそうに普段の料理がうつわに収まる。

nakamurakenoshigoto(中村桜士・ナカムラサトミ)
2018年2月沖縄に移住。温暖な気候と美しい自然の中でものづくりを行う。素材は主に陶、革を使い、 食器、ランプシェード、植木鉢、おじさん、アクセサリー、革小物など様々なものを作り、それを使い、どのように生活に取り入れるかを提案。2020年、沖縄県南城市にアトリエ兼自宅をオープン予定。2017年・2019年Plantation自由が丘店にて個展。

Photo:OOKI JINGU
Photo:OOKI JINGU

朝食や軽食ではtesio(沖縄市)の感動的に美味しいソーセージやハム。そして、朝の目覚めや食後に美味しいスペシャリティコーヒー(YAMADA COFFEE)を。

朝食|8:00〜10:00
カフェタイム|13:00〜17:00(火〜金のみ)

Photo:OOKI JINGU

夜は沖縄の麦や素材を使ったクラフトビール(クリフビール、浮島ブルーイング)を。沖縄でシェアしたい”好き”をぜひ一度試してみてはいかが。

バータイム|20:00〜23:00(L.O.22:30)
※現在宿泊者以外の開放はしていない。

Photo:OOKI JINGU

mui たびと風のうつわ
住所|沖縄県南城市玉城字百名1201-3
Tel|098-943-6301
チェックイン|15:00〜23:00
チェックアウト|11:00
料金|1泊1室 2万8000円〜
https://mui.okinawa/


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