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JR九州による《九州観光まちづくりAWARD2025》、結果発表!
各受賞者の魅力や審査員の現地訪問をレポート

2025.9.30 PR
JR九州による《九州観光まちづくりAWARD2025》、結果発表!<br><small>各受賞者の魅力や審査員の現地訪問をレポート</small>

2025年も、JR九州が手掛ける「九州観光まちづくりAWARD」が始動。2022年に行われた「西九州観光まちづくりAWARD」を含め、今回で4回目の開催となった。九州各地からたくさんのエントリーが寄せられ、最終選考に残った10組を、各業界をリードする審査員が現地訪問。宿・食・ものづくり・にぎわいづくりなど、旅心をくすぐる、魅力的な取り組みとの出会いに満ちていた。

九州観光まちづくりAWARDとは?

JR九州による、九州に根づき魅力あるまちづくりを行う人物・団体をたたえるアワード。その土地ならではの伝統や伝承を守りながら、新しいモノ・コト・風景を生み出す活動にスポットライトを当て、その魅力を全国、世界に発信し続けている。

2025年も多彩なエントリーが寄せられ、事務局による丁寧な選考を経て、最終候補に10組が選ばれた。最終審査を行うのは、伝統技術ディレクター・立川裕大さん、建築家・永山祐子さん、菓子研究家・福田里香さん、ホテルジャーナリスト・せきねきょうこさん、俳優・ 宮﨑香蓮さん、九州旅客鉄道代表取締役社長執行役員・古宮洋二さん、そして小誌統括編集長・ 髙橋俊宏だ。

現地を3泊4日でめぐり、人に会い、話を聞き、見て、食べて、触れて、体験して、その熱をまるごと体感する旅は、まるで大人の修学旅行のよう。

今回の審査で、審査員がよりフォーカスしたのは、「個の力」。2025年、何を賞に選ぶのかが、社会へのメッセージになる。そんな思いの下、この時代に奮起して個人で地域のために挑戦する、未来志向の活動に光を当てたい、そんな声が多く上がった。

選ばれた10の取り組みは、その土地に足を運び、味わい、泊まりたくなる、そんな旅心を誘うものばかり。旅の目的になり得る、情熱あふれる取り組みをご紹介していこう。

大賞|福岡・糸島市
前田和子・大串幸男(白糸の森)

福岡・糸島の山奥で体験型観光農園「白糸の森」を営む、前田和子さん・大串幸男さん夫婦。森林環境を守り、自然と調和しながら賑わいを生む、夫婦の情熱あふれる取り組みが審査委員に評価され、大賞を獲得。

 


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金賞 宿(おもてなし)部門|福岡・柳川市
柳川藩主立花邸 御花おはな

福岡・柳川市にある料亭旅館「柳川藩主立花邸 御花」。藩主の末裔がいまもなお営む「御花」が、次の100年に向けて大きくかじを切った。歴史を守りながら、御花の真価を掘り起こし、リニューアルした客室では、文化財に泊まるという体験も。

 


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金賞 食部門|大分・宇佐市
神谷禎恵かみやよしえ

大分・宇佐市の神谷禎恵さん。暮らしの中で受け継ぐ“伝承料理”を伝える場「生活工房とうがらし」で母の想いを受け継ぎ、おにぎりをはじめ、さまざまな活動で国内外に広げ、食の本質を届けている。

 


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金賞 ものづくり部門|熊本・南関町
ヤマチク

熊本・南関町にある純国産の竹箸を国内で唯一製造する箸メーカー「ヤマチク」。自社ブランドを立ち上げて職人の誇りを取り戻し、海外からの評価も高い。自然・顧客・つくり手にメリットのある循環システムで持続可能な未来を実現。

 


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金賞 にぎわいづくり部門|長崎・諫早市
陣野真理じんのしんり

長崎・諫早の商店街を舞台に4つの店舗を運営しながら、市民を巻き込むマルシェで賑わいを生み出す陣野真理さん。商店街を「自己実現の場」に変え、市民にシビックプライド(誇り)を育む挑戦を続けている。

 


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特別賞–NEXT CREATE–を受賞した皆さま

今回、「特別賞-NEXT CREATE-」をアワード史上最多の5組が受賞。その取り組みのレベルの高さ、今後への期待から、最終候補10組すべてが受賞という異例の結果となった。

 


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「九州観光まちづくりAWARD2025」を振り返ろう

「九州観光まちづくりAWARD2025」の最終選考にノミネートされた10組を審査委員会のコメントとともに、あらためてアワードの内容を振り返っていこう。

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