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北アルプスの恵みを受ける大町の
食・自然・文化をより楽しむ5スポット
|《北アルプス 国際芸術祭2024》攻略ガイド

2024.9.30
北アルプスの恵みを受ける大町の<br>食・自然・文化をより楽しむ5スポット<br><small>|《北アルプス  国際芸術祭2024》攻略ガイド</small>

北アルプス国際芸術祭に行くのならぜひ訪れたい、大町の食、自然、文化が楽しめるおすすめのスポットを5つ紹介しよう。

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北アルプスに息づく郷土料理も欠かせない

「食」もこの芸術祭の醍醐味のひとつ。この地の気候が育む豊かな実りや、凍りもちや凍み大根など独自の保存食もぜひ味わいたい。

1|地元のお母さんたちによるごちそうを味わう
カフェ&レストラン YAMANBA

前々回好評を博した料理上手な地元の女衆「YAMANBAガールズ」が再結集! 寒さ厳しいこの地に伝わる漬物や乾物などの保存食や、きのこ、新米など旬の食材を盛り込んだ松花堂弁当2200円(要予約)は民話の語りとともに提供。カフェでは、おやきや甘酒などの軽食を楽しめる。

住所|長野県大町市平19862-1
Tel|0261-85-0556
営業時間|カフェ11:00〜16:30、レストラン11:30〜12:30、13:00〜14:00 ※レストランは予約制
公開期間|9月14日(土)〜11月4日(月)
定休日|水曜

2|大町の郷土料理と地酒を愉しむ
創舎 わちがい

庄屋・栗林家の居宅だった明治時代の町屋を改装したレストラン。長野県小麦100%のオリジナル麺「わちがいざざ」や、塩の道が栄えた江戸期の料理をアレンジした塩の道お祭り御膳2900円~(要予約)をぜひ。地酒三蔵の呑み比べメニューも提供。2階には地元作家のクラフトなどを展示するギャラリーも。

住所|長野県大町市上仲町4084
Tel|0261-23-7363
営業時間|10:00~15:30(L.O.) ※予約制
定休日|火曜、第4月曜

大町の自然や文化をより深く楽しむ

アート鑑賞と併せて、大町の自然や歴史、文化について知るスポットや展示にも訪れれば、アートの解釈はいっそう深まる。

3|大町を見渡す絶景スポット
鷹狩山展望台

目[mé]の『Tangible Landscape』近くの展望台。北アルプスと扇状地に広がる市街地を一望。時季や天候次第で紅葉や雲海が見られるかも。

住所|長野県大町市八坂8583-2
Tel|0261-26-2001

4|大町の農業文化を学べる施設も
旧中村家住宅

国の重要文化財指定の古民家。馬小屋での佐々木類氏のガラスのインスタレーション『記憶の眠り』とともに、建築や常設展も鑑賞を。

住所|長野県大町市美麻17668
Tel|0261-29-2580
開館時間|9:00~17:00、芸術祭期間中は9:30〜16:30(いずれも入館は閉館の30分前まで)
休館日|月、火曜(祝日の場合は翌日及び翌々日休)、芸術祭期間中は水曜 ※12〜3月は冬期休館
料金|一般310円、芸術祭期間中は300円、または作品鑑賞パスポート提示

5|大町は「塩の道」の宿場町でした
塩の道ちょうじや・流鏑馬会館

日本海側の糸魚川から松本へ塩を運んだ「塩の道」について、運搬道具などの史料展示で紹介。山本基氏の『時に宿る』の展示も。

住所|長野県大町市大町2572
Tel|0261-22-4018 
開館時間|9:00~16:00、芸術祭期間中は9:30〜16:30(いずれも入館は閉館の30分前まで) 
休館日|水曜 
料金|一般500円、または作品鑑賞パスポート提示で200円

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北川フラムが思う
大町の独自性とは?

 
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《北アルプス 国際芸術祭2024》攻略ガイド
1|長野・大町の風土をアートを通して味わう旅へ
2|市街地エリア/東山エリア
3|仁科三湖エリア/ダムエリア/源流エリア
4|大町の食・自然・文化をより楽しむスポットへ
5|北川フラムが思う大町の独自性とは?

text: Miyo Yoshinaga photo: Tomoaki Okuyama
Discover Japan 2024年10月号「自然とアートの旅」

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