PRODUCT

渋谷パルコ「青木良太展」
Discover Japan Lab.ですべて買える!
青木良太コレクション

2022.4.6
渋谷パルコ「青木良太展」<br><small>Discover Japan Lab.ですべて買える!</small><br>青木良太コレクション

2022年4月5日(火)から5月3日(火)にかけて渋谷パルコで開催される陶芸家・青木良太さんの大規模な展示会「青木良太展」。
表現の幅に限界を感じさせないことから、すべてが代表作となり得る青木良太さん。作品の中から、選りすぐりの稀有なアート群と、日常使いが楽しめるうつわ群を紹介します。

≪前の記事を読む

青木良太 (あおき りょうた)
1978年富山県生まれ。金、銀、プラチナ、スワロフスキーなど陶芸の常識を超えた素材を積極的に取り入れ、未知の作品を創造し続ける陶芸家。陶芸器意匠研究所で学んだ後、岐阜県土岐市のスタジオで制作を行う。

陶芸界の常識を覆すアバンギャルドなアート

 


王様のワイングラス
「ワインをよく飲むヨーロッパの陶器ブランドさえ、いまだつくっていないものに挑戦したかった」。その思いをかなえるため、10年の研究期間を経て完成した陶器のワイングラス。「すごくカッコいいですよね」
Size|φ60×H218㎜
Weight|150g
Price|¥16万5000

神様のカップ&ソーサー
陶芸では前代未聞のスワロフスキーを全面に貼り詰めた代表作。「美しさのために恐ろしく手間をかける日本芸術の精神をリスペクトしました。世界にひとつの特殊な窯で焼いています。ナイフで削っても粒は剥がれません」
Size|カップφ93×H64㎜(取っ手33㎜)、ソーサーφ149×H18㎜
Weight|カップ210g、ソーサー260g
Price|¥880万 ※店舗限定販売商品

 


溶岩プラチナ瓷(じ)ボウル
「地球上の素材を高温で焼いて新しい素材をつくるのが陶芸ですが、それってひとつの惑星を生み出すのに近いような感覚があるんです」。そのようなイメージをかたちにしたのが、独特の質感を発している溶岩シリーズ。
Size|φ175×H119㎜
Weight|420g
Price|¥27万5000

黒水瓷(こくすいじ)ボウル
はじめての個展からつくり続けている、かたちと色の美しさを追求したボウル。「この類の作品は、海外では何を入れようかではなく、どこに飾ろうかと考えるようです。一般的に彫刻作品の扱いになるんでしょうね」
Size|φ190×H102㎜
Weight|360g
Price|¥17万5000

紅瓷(べにじ)ボウル
黒水瓷ボウルのレッドバーション。「陶芸で赤を出すのは難しい。ガラスも同様ですが、純金を混ぜて発色させます。この金色を買ったある人は、シャンパンを注いで飲み干すというヤンチャな使い方をしているそうです」
Size|φ220×H86㎜
Weight|315g
Price|¥17万5000

食卓を引き立てる日常使いしたいうつわ

 


白乳瓷(はくにゅうじ)盃(筒)
黒水瓷ボウルの盃バーション。こちらも釉薬の垂れ具合や、窯の中で焼かれる場所で変わる温度によって、その都度模様が変わる一品。「飲み口がすごく薄いのが特徴です。日本酒がすっと入りますよ」
Size|φ60×H63㎜
Weight|85g
Price|¥2万7500

 


白乳瓷盃(平)
「白乳瓷盃(筒)とは底のかたちが違いますが、どれも土の塊なので安定感があります。それでも倒れるならば、その日のお酒はそこで終わり(笑)。ひとつずつ形状が異なるので、自分の指にフィットするものを選んでください」
Size|φ83×H44㎜
Weight|80g
Price|¥2万7500

 


マグカップ M アップルレッド
「産地の人はこんな手間のかかるものをつくらない」という、困難な赤の発色に挑んだ意欲作。「特にこだわったのは持ち手の形状です。男性なら指2本。女性なら指3本でしっかり持てます。手放せなくなりますよ」
Size|φ94×H80㎜(取っ手28㎜)
Weight|235g
Price|¥5500

うつわで料理はもっと美味しくなる

普段から料理をして、自作のうつわに盛りつけているという青木さん。
「コロナ禍の自粛期間をきっかけに、自分でつくった料理を写真で撮るようになりました。これまでは、“自分がかっこいいと思う作品”を意識して陶芸に励んでいましたが、どうしたらもっと美味しそうに見えるかも考えるようになって、つくる作品の幅もさらに広がっています」

ブリンブリンボナペティ9プレートに、カルボナーラを合わせて。「どんな料理でも高級感を出せるのがブリンブリンのいいところです。特に白いパスタと黒っぽい皿のコンビネーションはバツグン。盛るだけでカッコよくなります。」

ボーノプレートは、スタッキングしやすい形状にするなど、青木さん自ら「大人になった」と実感した食器シリーズ。ボーノプレート ライトミルク8は、どんな料理にも合わせやすい配色のため、のせるだけで料理を引き立てて“主役感”を演出してくれる。「模様は筆を使って絵画的に描いています。一枚ずつ皿の顔が違うのがおもしろいですね。」

「僕は料理が好きですが、自炊するのって人によっては少しめんどくさいじゃないですか。だから、スーパーやデリバリーを利用したくなるけど、それをそのままの容器で食べたら“餌”になってしまう。だから、ちゃんとしたうつわに料理を盛りつけてみてほしい。盛りつけるだけで、カフェやレストランの食事に変わりますよ。」

スーパーなどで販売している刺身の盛り合わせを、ボナペティ9プレート スターブルーにのせて。表面をキラキラさせたのは「住んでいる山奥で見上げる星空のイメージ。刺身をのせると海の上で食べているような気分になれます。」

青木良太さんの作品約300点が並ぶ
展示会が渋谷パルコで開催!

2022年4月5日(火)から渋谷パルコDiscover Japan Lab.にて、作品点数が300に達する大規模な作品展「青木良太展」を開催します。開始後、公式オンラインショップも取り扱い予定! 貴重なこの機会をお見逃しなく。 

 

青木良太展の作品一覧
 

青木良太展
会期|2022年4月5日(火)~5月3日(火)
会場|Discover Japan Lab.
住所|東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO 1F
Tel|03-6455-2380
営業時間|11:00~20:00
定休日|不定休
※営業時間変更の場合がありますので、最新情報は渋谷PARCOの営業時間をご確認ください。

text: Tonao Tamura photo: Norihito Suzuki

東京のオススメ記事

関連するテーマの人気記事